オーストラリアンケルピーの歴史、性格、特徴、しつけ、寿命や病気、飼い方は?

オーストラリアンケルピーはオーストラリア原産の牧羊犬です。並はずれた運動能力や野性味を残した性格や凛々しい表情が魅力的で、オーストラリアでは今でも牧羊犬やショードッグ、家庭犬として愛されています。今回の記事では、オーストラリアンケルピーの性格、体重や被毛の特徴、寿命や病気、飼い方、しつけや歴史についてご紹介します。

 

オーストラリアンケルピーの性格は?

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性格

  • 判断力と服従心
  • 牧羊犬らしい活発さと敏捷さ

オーストラリアンケルピーは、判断力と服従心に富み、牧羊犬らしい活発さと敏捷さをもち合わせています。仕事をこなすことや遊ぶことが生きがいで、飼い主家族の前ではうれしそうにしてくれます。争いを好まずむしろ他の犬と協調しようとする反面、家族や仲間と認めた相手以外には距離を置くことが多いようです。

普段は大人しく吠えませんが見知らぬ人には警戒心をあらわにして吠えることがあります。番犬に向いている犬種なのです。

 

オーストラリアンケルピーの体重や被毛の特徴は?

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特徴

  • 体高 43~51cm
  • 体重 11~20kg
  • 被毛 ダブルコート
  • 被毛カラー ブラック、ブラック&タン、他多様

体高43~51cm、体重11~20kgで中型犬に分類される犬種です。しなやかで引き締まった体でスムースコリーとディンゴを足して2で割ったような容姿です。オーストラリアンケルピーはドックショー出場を目的とした「ショーケルピー」と作業犬として働くことを目的とした「ワーキングケルピー」に分けられます。どちらも三角形の耳と、短い被毛という共通点があります。

被毛は「スムース」「ショート」「ラフ」の3種があり、カラーはさまざまなバリエーションがあります。例えばショーケルピーは短いダブルコートで、ブラック、ブラック&タン、レッド、レッド&タン、フォーン、チョコレート、スモークブルーなどの毛色があります。

 

オーストラリアンケルピーの寿命や病気は?

オーストラリアンケルピー平均寿命は12年前後です。

気をつけるべき病気として「進行性網膜萎縮」「股関節形成不全」「拡張型心筋症」「小脳変性症」などがあります。「股関節形成不全」の原因の一部には肥満があるので、発症予防のためにも運動と食事管理は欠かせません。歩様に異常が見られた場合は注意が必要で、「股関節形成不全」の他に「小脳変性症」の可能性も考えられます。早めに病院へ行き診察してもらってくださいね。

「拡張型心筋症」は時折失神をして死に至ることもある病気です。原因が不明で予防法がありませんので、失神をしたらすぐに病院へ行ってくださいね。「進行性網膜萎縮」は親からの遺伝性疾患なので、入手前に遺伝子検査をしておくことがオススメの病気です。

 

オーストラリアンケルピーの飼い方は?

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オーストラリアンケルピーは活発に運動しますので「ショーケルピー」であっても運動量が必要です。1日2回1~2時間のランニングを交ぜた散歩がおすすめです。運動不足のストレスからノイローゼになる個体も報告されていますので家の中に閉じ込めて飼うのはおすすめできません。

可能な限りドッグランなどで自由運動をさせてあげてください。フライングディスクやアジリティなどあらゆるスポーツにも向いています。他の犬種に比べても脚が速いので、オフリードにしてはいけません。好奇心からどんどん遠くへ走ってしまうからです。

短い被毛なので手入れは週に1度のブラッシングで良いです。散歩等で汚れたら濡れタオルで拭いてあげます。換毛期は下毛が多く抜けますので、こまめにブラッシングやシャンプーをしてあげてくださいね。

 

オーストラリアンケルピーのしつけは?

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飼い主に対する服従心が極めて強く、物覚えも早いので、しつけは難しくありません。

幼犬の頃から飼い主との主従関係を教えることができれば良い関係性を築くことができますよ。家族に対する仲間意識が強く、リーダーと認めた相手の要求を汲み取ろうと向き合う性格をしています。飼い主をリーダーと認めさせることがしつけのゴールといえます。

 

オーストラリアンケルピーの歴史は?

1800年代前半に入植者達が新大陸の自然環境に適した牧羊犬が必要と考え、オーストラリア独自の牧羊犬として品種改良したのがオーストラリアンケルピーです。スコットランドから輸入された黒い被毛のコリータイプの牧畜犬を基礎として作り出されたと考えられています。「ケルピー」という名はスコットランドに伝わる美しい馬の幻獣の名前にちなんでいます。

 

ドッグスポーツを楽しみたい方向けの犬種

オーストラリアンケルピーはオーストラリアでは人気があるものの、日本ではあまりみかけない犬種です。抜群の体能力をもっているので、ドッグスポーツを楽しみたいという方におすすめな犬種です。

現在「ケルケルネット」というオーストラリアンケルピーの愛好家が集まるホームページもあり、専門のブリーダーも北海道から近畿地方にかけて点在していますので、入手も難しくない犬種です。アクティブなオーストラリアンケルピーと活動的な毎日を過ごしてくださいね。

オーストラリアンケルピーを日本で飼育しようとしたときにかかる初期費用や餌代はこちらの記事にまとめています