イビザンハウンドの性格や特徴、しつけ、寿命や病気、飼い方は?

イビザンハウンドは、地中海のスペイン領イビサ島生まれの狩猟犬です。イビザ島は近年観光地としての知名度を高めていますよね。数千年前、古代エジプトのファラオ達が連れていた猟犬「ファラオハウンド」を祖先に持ち、フェニキア人達が貿易によって大陸から地中海へと連れてきたといわれています。地中海沿岸エリアには、イビザンハウンドに似た犬種がいくつか存在しているからです。この記事では、イビザンハウンドの性格や特徴、しつけや寿命、病気や飼い方について紹介します。

 

イビザンハウンドの性格は?

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イビザンハウンドは温厚で優しい性格をしています。家の中では大人しく過ごすことができ、飼い主にはとても従順で、忍耐力があり、家族に愛情深く接します。ただ、知らない人には神経質になります。警戒心から臆病な態度を取ってしまうこともあります。

 

イビザンハウンドの特徴は?

イビザンハウンドの特徴は体高が56〜74cm、体重が19〜25kgの大型犬です。体長よりも体高が少しだけ高く、大きくピンと立った耳が特徴的です。原始的な見た目をしています。コートは、短毛と長毛、そして剛毛(ワイヤーコート)の3種がいます。色はホワイト&レッドが好ましいとされ、単色のホワイトやレッドもいます。細身のため、一見すると鹿のように見え、しなやかに歩く姿は優雅な雰囲気を醸し出しています。

今も備えている狩猟犬としての能力も特徴の一つです。イビサ島では、主にうさぎを狩る狩猟犬として活躍してきました。能力が高まるよう選択繁殖させられたため、嗅覚と聴覚が優れており昼夜問わず狩りで活躍することができます。運動神経もよく、動くものを素早く追いかけ、高くジャンプすることができますよ。

 

イビザンハウンドのしつけは?

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イビザンハウンドは独立心が高く自由であることを求めます。しつけをしたり、生活を共にしたりする上で厳しくする部分と自由にする部分のバランスをうまくとる必要があります。飼育頭数が少ないためサンプルも少なく、しつけも飼い主の経験や勘に頼らざるを得ません。初心者が飼うには難しい犬種といえます。

 

イビザンハウンドの寿命や病気は?

イビザンハウンドの寿命は、12年ほどです。眼疾患と、股関節形成不全に注意してください。鼻の頭を見れば、具合が悪いかどうかが分かります。日本国内では飼育例が少ないですし大型犬のため、飼育前には診察をしてくれる獣医さんを探しておいてくださいね。

 

イビザンハウンドの飼い方は?

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イビザンハウンドはとても多くの運動量を必要とします。狭い屋内や、運動が十分できない環境での飼育は好ましくありません。ドッグランや、広い公園、リード無しでも走り回れるような場所がオススメです。都会での生活は、イビザンハウンドにとって良い環境を整えられるか十分検討する必要があります。庭で飼う場合は、ジャンプ力が優れているため、飛び超えてしまわないよう塀の高さの確認や、低い場合は補強をすることを忘れないでくださいね。

コートは、短毛の場合は汚れたら濡らした布などで拭いてあげてください。ブラッシングは時々で十分です。ワイヤードヘアーの場合は絡まるのを防ぐため、週に一度はブラッシングをしてあげてくださいね。

 

イビザンハウンドは珍しい犬種

イビザンハウンドは祖先となったファラオハウンドと共に、ドッグショーで活躍しています。ただ、人気犬種といえるほどポピュラーではありません。日本においてはJKCの登録はなく、ブリーダーのサイトも見つからないためほとんど見かけることは無い犬種です。

飼うことを検討する場合は、個人での輸入などを検討する必要がありそうです。特徴的な犬種ですので、愛情と責任をもって飼う覚悟ができれば、街を連れて歩くととても目立つことは間違いありませんよ。