バセンジーの性格や特徴、しつけ、寿命や病気、飼い方は?

バセンジーはコンゴ共和国原産の狩猟犬です。コンゴの奥地でピグミー族と共に暮らしていたところをイギリスの探検家によって発見されました。今回の記事は欧米で「人類にとって理想の犬」といわれているバセンジーの性格や特徴、しつけ、寿命や病気、飼い方についてお伝えします。

 

バセンジーの歴史は?

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バセンジーは紀元前から存在している古代犬種で、現存する犬のなかで最も古い犬種の一つです。遺跡から出土する美術品や壁画にはファラオにバセンジーが献上された記録が残っており、バセンジーがすでに古代エジプトに存在していたことがわかります。

 

バセンジーの性格は?

バセンジーは利口で好奇心が強く、独立心が旺盛な性格をしています。吠えて威嚇することもなく、大人しい犬種といえます。
飼い主やその家族に忠実で愛情深く接してくれます。甘えてくる姿がとってもかわいいですよ。見知らぬ人には警戒心を緩めず、距離を置き、額に強くしわを寄せて無表情を貫きます。

他の犬や動物には野生の本能が働くのか、攻撃してしまうことがあります。飼うなら単体で飼うのがオススメの犬種です。興奮しているときは咬み応えのあるおもちゃを与えてください。清潔好きなので生後6ヶ月を過ぎるくらいから自分の寝床が汚れるのを嫌います。トイレを離れた場所で行うようにもなりますよ。

 

バセンジーの特徴は?

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バセンジーは体高40~45cm、体重9kg前後の中型犬です。無駄のないスリムで引き締まったボディとやや大きめの立ち耳、飾り毛のない巻き尾、長い足が特徴です。基本的に額にしわを寄せていますが、困ったときにはさらにそのしわが深くなります。バセンジーの被毛はやわらかい短毛、絹糸状のスムースコートで、毛色は様々な色が認められています。

一番ユニークなのは吠えないことです。嬉しいときにはヨーデルに似た声を出しますが、それ以外にはほとんど吠えず、遠吠えもしません。静かに飼えるのがバセンジーが世界的に安定した人気を保っている理由の一つなのです。体は柔軟で体能力が高く、跳躍力は抜群です。低いサークルなどは簡単に飛び越えてしまう姿は、猫のようでもあります。

通常、犬の発情は年に2回ありますがバセンジーは1回しかないというのと特徴の一つです。視覚も優れていて、窓や庭から外を眺めることも大好きです。自分で体を毛づくろいして掃除するため、体臭が少ないのも飼いやすいポイントの一つですね。

 

バセンジーのしつけは?

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バセンジーはかなりマイペースなのでしつけやトレーニングを好みません。利口ですが好奇心旺盛で情緒的なので、服従訓練やしつけには根気が必要です。誉めてしつけていくのが効果的です。

 

バセンジーの寿命や病気は?

平均寿命は12年前後です。気をつけたいのは溶血性貧血とファンコニー症という病気です。
溶血性貧血は「ぐったりして元気がない、運動を嫌がる、食欲不振、呼吸困難、白目の黄疸」など症状が表れます。ファンコニー症とは多飲多尿の症状がでる腎臓疾患です。どちらも症状がでたらすぐに獣医にみせてください。

他には眼病、胃腸の病気、股関節系のケガにも併せて注意してください。遺伝子異常を持っている場合はDNA検査ですぐに識別できますので、購入前に検査をして、異常はないのかを確認してくださいね。

 

バセンジーの飼い方は?

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バセンジーはとても活発な犬なので、散歩には大型犬並みの運動量が必要です。清潔好きなので、排泄を兼ねた散歩を毎日朝晩2回、30分ほど行ってください。

動くものに本能的に反応してしまうので、必ずリードを付けて散歩をしてくださいね。特に鳥には過敏に反応します。力が強い犬種なのでハーネスよりはチョークチェーンの方がおススメです。個体差もありますが、はじめて会った他の犬を苦手にすることもあります。ドッグランよりも、広場で飼い主と一緒に走るほうがオススメです。

暑い国が原産の犬なので夏場は他の犬に比べると元気ですが、冬場を苦手としています。冬場は出来る限り暖かい場所にベッドを置いてあげてください。散歩の際は服を着せるなどの防寒対策をしていつも通りの運動を行ってくださいね。被毛の手入れは日常のブラッシングとときどき絞ったタオルで体を拭いてあげてください。

 

バセンジーを選ぶときの注意点は?

無駄吠えもせず、体臭もほとんどないので集合住宅に住む人に最適な犬種といえます。基本的には吠えない犬ですか、実際は少しくぐもっているというだけで、静かになら吠えることができます。飼う際にはバセンジーの特質をきちんと理解したうえで愛情を注いであげてくださいね。