うさぎの寿命、平均は?長生きのコツは?

うさぎは愛らしさと大人しく飼いやすいことからペットとしてとても人気があります。犬や猫に次いでうさぎを家族の一員として迎え入れる方が増え、癒しの存在となっていますよ。

この記事では、うさぎの寿命の目安と長生きのコツをまとめました。

 

うさぎの寿命、平均はどれくらい?

shutterstock_86400940
うさぎの寿命は、6~7年といわれていますが、10年以上生きる場合もあります。10歳のうさぎは、人間で例えると76歳程度に相当しますので、かなりの長寿うさぎだといえますね。7年目を過ぎると、少し痩せてきたり、体にたるみが出てきたり、老いによる体の変化がみられます。

 

信頼できるうさぎの獣医師をさがそう!

うさぎはペットとして大人気ですが、実は犬猫と比較して、診てくれる獣医師が少ないという事情があります。

うさぎは犬猫の動物病院では診断や治療ができない場合も多く、ペットとして迎え入れた後に診てもらえる獣医師が見つからない!ということもあります。うさぎを飼う前に、自宅の近くで診療してくれる獣医師を探しておきましょう。

 

生後3ヶ月を過ぎたらうさぎに健康診断を受けさせよう

shutterstock_130334462
まず、ペットとしてお迎えしたら、健康診断を受けさせましょう。うさぎは予防接種を受ける必要はありませんが、生後3ヶ月を過ぎたら、信頼できる獣医を訪ね、健康診断で異常がないか診てもらいましょう。その後も一年に一度は定期的に健康診断を受けさせて、問題を早期発見・早期治療するのが長生きのコツです。

 

うさぎに長生きしてもらうには、去勢・避妊手術が必要!

うさぎはとても高い繁殖能力をもっており、季節をとわず常に繁殖できる動物です。そのため、繁殖能力があるにも関わらず、繁殖できない状態でいると、心身ともに大きなストレスがかかり、生殖器疾患のリスクが高まってしまうのです。オスの場合、飼い主に攻撃的になるばかりではなく、精巣の病気になるリスクが高まります。メスの場合は、子宮や卵巣、乳腺の病気にかかりやすくなってしまいます。ある日突然、膣からの出血にびっくりして病院に行ったら、子宮ガンになっていた!なんてこともありえます。

かかりつけの獣医師のアドバイスのもと、生後数ヶ月でオスは去勢、メスは避妊手術を済ませてあげましょう。望まない妊娠を避けるためにも重要ですが、うさぎを病気から守り長生きしてもらうためにもとても大切なことです。

 

食欲がへってきた?!何かおかしいな、と思ったらすぐ病院へ

shutterstock_87771751
うさぎは、犬猫のようにどこかが痛くても鳴いて知らせることができない上に、痛みを我慢してしまう生き物です。

そのため飼い主が、うさぎの体の不調になかなか気がつくことができず、病気の発見が遅れてしまうことがあります。食欲がない、水を飲まない、排泄をしないなどの症状が見られたら、すぐ動物病院で診てもらってくださいね。

うさぎの病気について詳しくはこちらの記事です。

うさぎ用のケージやサークルについて詳しくはこちらの記事です。