一緒に暮らすのは大変?ミーアキャットの飼育の難しさと迎え入れる方法まとめ

ミーアキャットの迎えいれを検討している人が知っておくべきことは、生体価格と購入場所です。珍しい動物のミーアキャットがいくらで、どこで購入できるのか、情報自体少ないのが現状です。

今回の記事では、ミーアキャットの生体価格や購入場所に関する情報をまとめました。購入の際の参考にしてみてくださいね。

ミーアキャットってどんな動物?

ミーアキャットの画像
ミーアキャットはマングース科の仲間。名前に「キャット」とつきますが、猫とは何の関係もありません。英語では「meerkat」というスペルで「cat」ではないのです。

「meerkat」はオランダ語のサルの名前に由来しているといわれています。この名前は「湖」と「猫」を組み合わせた言葉に由来するともいわれていますが、なぜこう呼ばれていたのか詳しいことはわかっていません。

学名はSuricata suricatta。海外ではここから「Suricata」と呼ばれることもあります。

ミーアキャットはどこでお迎えできる?

ミーアキャットの画像
ミーアキャットの値段の相場ですが、ベビーも成体もおよそ20〜40万円程で取引されています。

他の動物の多くが成体に比べベビーの方が割高になることが多いのですが、ミーアキャットの場合はほぼ変わりません。相場は20万円程からと思っておくと良いでしょう。

大型ペットショップ

大型のペットショップなら、珍しい動物もたくさんいるのでミーアキャットが販売されている可能性もあります。

Webサイトに載っていなくても取り扱いがある場合も。まずは、大型ペットショップに電話をして確認するのをおすすめします。

専門店

最寄りの大型ペットショップで見つからなかった場合は「ペットのこじま」など、オンラインで特定の動物を扱う店舗を検索できるサービスを活用してみてください。

そのほか、インスタグラムのハッシュタグや検索機能を活用して、扱っている専門店を探してみるのもおすすめです。

ミーアキャットを飼うのは難しい?

ミーアキャットの画像
ミーアキャットを飼育し始めてからの歴史が浅く、正しい飼育方法は確率されていません。

だからこそミーアキャットの生態を十分に理解していなければ、飼い主さんにとってもミーアキャットにとっても快適な生活は送れないでしょう。

群れで生活するのが基本?仲間がいないのがストレスに

ミーアキャットは基本的に仲間と群れで生活しています。だからこそ、ミーアキャット一頭だけの状態はストレスになる可能性が。

飼い主さんを仲間と認識してくれることもありますが、1日中一緒に生活するのは困難です。一人暮らしではなく、家族で面倒をみれるのであればストレスを大きく軽減できるかもしれません。

家具や壁を傷つけられる

ミーアキャットは鋭く尖った爪で穴を掘り獲物を探し捕えます。野生のミーアキャットはこうして狩りをしていますが、人間と暮らしているミーアキャットはそうもいきません。

壁やカーペット、床、家具など、さまざまなものを尖った爪で傷つけてしまいます。狩猟の方法を家で再現させてあげるのは難しく、爪を立ててしまっても傷つかないような対策が必要です。

長時間ケージで過ごさせるのは困難

ミーアキャットは小さい体ながら1日に何キロも獲物を探すために移動することがあります。行動範囲が広くスタミナもあるため、1日中ケージで過ごすことはできません。

基本的に放し飼いになるでしょう。上記で記載しましたが、家具や壁、カーペットなどを傷つける可能性があるため対策が必須。

入らせたくない部屋、するっと入ってしまうような隙間も対策しておき、留守中にトラブルが起きないようにしておきましょう。

快適に一緒に過ごすにはミーアキャットの生態を理解しよう

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流通量が少ないミーアキャットを購入するのは大変です。取り扱い店鋪が見つかっても、見つけたタイミングですぐに購入できるかはわかりません。

こまめな情報収集が購入の何よりの近道です。ネットの小動物系の掲示板等も利用してミーアキャットの情報を常に取り入れられる環境を作っておきましょう。

また、本当に迎えいれて一緒に暮らしていけるか、実際に飼っている方のブログやYouTubeをチェックしてミーアキャットの生態や室内環境の作り方などを参考にするのがおすすめです。