iDish‐アイディッシュ‐は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「iDish(以下、アイディッシュ)」は、根本から愛犬の元気を呼び出すことをコンセプトに、徹底した栄養バランスだけでなく、栄養をより効率的に吸収できる腸内環境を整えることを考慮したドッグフードです。

腸のバランスを整えるペット用サプリメント「あいこな」を販売する会社が手掛けるドッグフードということもあり、体の中から健康をサポートする成分・バランスに対する徹底的なこだわりが感じられます。

この記事ではアイディッシュの原材料や成分から、安全性やメリット・デメリットを分析し評価しました。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の総合評価(100点満点中)

アイディッシュ

アイディッシュの総合得点

  • 92点(100点中)
内訳 得点/配点
子犬 成犬
主原材料 評価 30/30点 30/30点
その他原材料 評価 32/40点 32/40点
合成酸化防止剤不使用 10/10点 10/10点
人工添加物不使用 10/10点 10/10点
タンパク質量
5/5点 5/5点
粗脂肪量 5/5点 5/5点
合計得点 92/100点 92/100点

子犬と成犬で必要な栄養素の量が異なるため、子犬・成犬それぞれに基準を設定し採点しています。総合得点は「(子犬の合計得点+成犬の合計得点)÷2」で算出しています(小数点未満四捨五入)。

 

主原料の評価

動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)」を使用しているため、30点となります。

 

その他原材料の評価

原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。

本フードの場合、「大麦」「玄米粉」「脱脂米ぬか」を使用しているため32点となります。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「アイディッシュの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。不使用の場合、満点(10点)と評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

人工添加物は犬にとって不必要なうえ、その多くが石油や化学物質でできているので犬の体に悪影響を及ぼすおそれがあります。不使用の場合、満点(10点)と評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。

本フードの場合「30.8%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。

 

脂質

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。

本フードの場合「9.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の基本情報

犬 かわいい
商品名 iDish -アイディッシュ-
分類 総合栄養食
通常購入価格 4,298円(税込)
定期購入価格 1,944円(税込)
【約55%OFF】
内容量 500g/1袋
カロリー 370kcal/100g
賞味期限 開封前:10ヶ月間
開封後:1ヶ月以内
販売元 日本犬猫の健康を考える株式会社
対応年齢 全年齢
メイン食材 生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)
穀物 大麦、玄米粉、たかきび、脱脂米ぬか
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒のサイズ 直径:約4㎜
長さ:約10㎜
(円筒形)
問合せ先 電話:0120-089-834
メール:info@hugme-shop.jp

 

ドッグフード「アイディッシュ」の詳しい原材料と成分一覧は?

犬 かわいい

原材料表

犬にとって好ましくない可能性のある原材料は赤字で示しています。

主原財料 生肉(鶏肉、魚肉、豚レバー)
その他
原材料
大麦、魚粉(鰹削り節、片口鰯煮干)、ヤシ粉末、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、さつまいも(五郎島金時)、胡麻、あぶらかす(豚)、脱脂米ぬか、ひまわり油、脱脂粉乳、乳清、モリンガ、海藻粉末、カルシウム粉末、ビール酵母、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、有胞子性乳酸菌、エントロコッカスフェカリス菌、クランベリー、セロリ、なす、大根、ピーマン、レタス、グリーンアスパラガス、青しそ、キャベツ、小松菜、白菜、パセリ、ブロッコリー

主原材料の鶏肉はし好性が高く犬の健康な免疫力を支えるリンやセレン、魚肉は皮膚や毛並みにいいオメガ3脂肪酸を多く含んでいます。

大麦や玄米粉などの穀物が使用されていますが、これらは穀物の中でもアレルギーを起こしにくい原材料です。豊富にミネラルを含むエネルギー源として有効的です。

穀物にアレルギーを持っていない愛犬ならば与えても問題ないですが、過去に穀物アレルギーの発症経験がある場合や、穀物入りのドッグフードで下痢や皮膚炎などを起こしたことのある場合は避けた方がいいでしょう。

 

成分分析値

成分名 含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 28%以上 30.8%以上
粗脂肪 9%以上 9.9%以上
粗繊維 2%以下 2.2%以下
粗灰分 8%以下 8.8%以下
水分 9%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

犬の健康的な生育に必要な量のタンパク質を補うことができるので、愛犬の毎日の主食として問題なく与えられるドッグフードですね。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の体重ごとの1日あたりの価格は?

犬 かわいい
1kg 2kg 3kg 4kg 5kg 6kg 7kg 8kg 9kg 10kg 15kg 20kg 30kg 40kg 50kg
通常購入時(円) 261 438 594 736 871 998 1120 1238 1353 1464 1984 2461 3336 4139 4893
定期購入時(円) 118 198 269 333 394 452 507 560 612 662 898 1114 1509 1872 2213

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。(さらに1日の給餌回数で割ると、1食あたりの価格が算出できます。)

定期購入だと約55%OFFの価格で続けられるので、単品購入よりも断然お得ですね。愛犬の体の負担を考えるとドッグフードを頻繁に替えるのはあまり望ましくないので、やはり定期購入がおすすめです。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の評価① メリット・良いところは?

メリット・良いところ

  • 乳酸菌とオリゴ糖で内側から健康サポート
  • 無添加で“犬考的”な栄養バランス
  • スーパーフードのモリンガ配合
  • 満足度94.6%

乳酸菌とオリゴ糖で内側から健康サポート

アイディッシュは「乳酸菌」と「オリゴ糖」を配合。腸内の善玉菌をサポートし、体の内側から愛犬の健やかな生活維持します。

乳酸菌とオリゴ糖は最近のプレミアムドッグフードでよく見かける成分ですが、アイディッシュは1種類だけでなく乳酸菌2種類とオリゴ糖を3種類配合していますよ。

犬の体内にはたくさんの善玉菌が存在しているため、1種類の乳酸菌・オリゴ糖では特定の善玉菌にしか影響力がないといわれています。

アイディッシュは「愛犬の本来の内側をよみがえらせ、根幹から元気を呼び戻す」ことを目指しています。乳酸菌・オリゴ糖を複数配合することにより、他のドッグフードに比べて善玉菌をより強力にサポートしてくれるのです。

 

乳酸菌

2つの乳酸菌

  • 有胞子性乳酸菌
  • エントロコッカス・フェカリス菌

有胞子性乳酸菌は、その名の通り胞子の殻に包まれた乳酸菌です。固い殻の守りによって熱や胃酸で死滅しにくく、生きたまま腸の奥まで届き、長期にわたって善玉菌をサポートします。

エントロコッカス・フェカリス菌は、他の乳酸菌に比べサイズが小さいため腸内で吸収されやすく、高い働きが期待されます。

 

オリゴ糖

3つのオリゴ糖

  • イソマルトオリゴ糖
  • ガラクトオリゴ糖
  • フラクトオリゴ糖

オリゴ糖は善玉菌の栄養となり増殖を助けます。お腹の健康を維持し、タンパク質やミネラルの吸収を元気にする働きが期待できます。

熱や酸に強く変質しにくいイソマルトオリゴ糖、消化されにくいガラクトオリゴ糖やフラクトオリゴ糖の3種を厳選して採用しています。

 

無添加で”犬考的”な栄養バランス

メイン食材の鶏肉、魚肉、豚レバーは、犬の健康維持に欠かせない動物性タンパク質と脂肪を効率的に補給できる原材料です。

またクランベリー、大根、レタスなどビタミン・ミネラルを含む野菜や果物も豊富に含まれているので、犬の生活に必要な栄養素を十分に摂取できるドッグフードであるといえます。

さらに、アイディッシュは保存料、着色料、合成酸化防止剤など愛犬の体に悪影響を与えかねない人工添加物は一切使用していません。犬の健康を考えた、まさに“犬考的”な原材料構成になっています。

 

スーパーフードのモリンガ配合

モリンガとは熱帯地域に生息する樹木で、なんと約90種類以上もの栄養素が含まれています。各栄養素の含有量も豊富で、ポリフェノールは赤ワインの約8倍、カルシウムは牛乳の約3倍、カリウムはトマトの約26倍といわれるほど。

アイディッシュはこのモリンガを配合することで、添加物に頼ることなく天然の食材から必要な栄養素を補うことを可能にしています。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の評価② デメリット・気になるところは?

犬 ドッグフード

デメリット・気になるところ

  • 穀物が使用されている

穀物が使用されている

アイディッシュには「大麦」「玄米粉」「たかきび」などの穀物が使用されているため、グレインフリーのドッグフードではありません。

ただし、これらは穀物の中でもアレルギーを起こしにくい種類です。穀物アレルギーを持っていない愛犬であれば問題なく食べられるでしょう。

今までに穀物アレルギーを発症したり、穀物を含むドッグフードなどで体に不調(抜け毛や皮膚炎、下痢など)を引き起こしたことのある愛犬は、避けた方が安全です

 

ドッグフード「アイディッシュ」の評価③ こんな愛犬・飼い主さんにおすすめ

おすすめしたい愛犬・飼い主さん

  • お腹の不調を起こしやすい
  • サプリメントを与えるのに抵抗がある
  • 人工添加物不使用のドッグフードを与えたい
  • 穀物アレルギーの発症経験がない

アイディッシュはドッグフードでありながら、サプリメントと同じレベルの乳酸菌やオリゴ糖が配合されています。

良好な腸内環境づくりをサポートすることで下痢・便秘・軟便などのお腹の不調へのアプローチが期待できます。ドッグフードを替えるだけでいいので、サプリメントを与えるのはちょっと…と思われている飼い主さんにもおすすめですよ。

また、人工添加物や副産物など、愛犬の健康に影響がある可能性がある原材料は一切使用していません。品質や安全性にこだわりたい飼い主さんにもおすすめです。

ただし、前述の通り、穀物アレルギーを持っていたり、過去に発症経験のある愛犬にはおすすめできません。

 

ドッグフード「アイディッシュ」の賞味期限や保存方法は?

ドッグフード 餌

賞味期限

  • 未開封:10ヶ月間
  • 開封後:1ヶ月以内

アイディッシュの賞味期限は、開封後1ヶ月以内です。強力な合成酸化防止剤や防腐剤などを使用していない(無添加)ため、市販のドッグフードに比べ短めの賞味期限になっています。

1ヶ月以内に消費できるか不安な方も多いかもしれませんが、アイディッシュは1袋500gの小さめパッケージなので、問題なく使い切ることができます。

 

保存方法

ドッグフードは高温多湿や直射日光の環境下で、急速に劣化が進んでしまいます。

たとえ賞味期限内であっても保存方法が良くないと品質がどんどん悪化してしまうので、保管場所や保存方法に気を使う必要があります。

開封後はしっかりと封をして空気に触れないようにし、冷暗所で保管するようにしましょう。フードストッカーなどを用いると密閉しやすいので便利ですよ。

ドッグフードの適切な保存方法やおすすめのフードストッカーについてはこちら

 

ドッグフード「アイディッシュ」に切り替えるときのポイント・注意点は?

ドッグフード 犬

今まで食べ慣れていたドッグフードを一度にアイディッシュに切り替えると、愛犬が警戒して食べなくなったり、吐いたりする可能性があります。

また成分や原材料が今まで食べていたフードとはかなり異なるため、急に与えると下痢をしてしまうこともあります。

1日目は今までのドッグフードにアイディッシュを9:1で混ぜて、2日目は8:2で混ぜて…と、今まで食べていたフードにアイディッシュを少量ずつ混ぜる量を増やしながら、1週間から10日ほどかけて徐々に新しいフードに切り替えてあげてくださいね

 

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