犬の平均寿命は?大型犬が短命な理由は?人間換算だと何歳?

ドッグフードの品質の向上、飼育環境の改善、医療技術の進歩、飼い主の知識向上など、様々な要因から犬の平均寿命は長くなっています。

犬を飼うときに気になる寿命についてまとめました。

 

犬の平均寿命はどれくらい?

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毎年、一般社団法人ペットフード協会が日本の犬猫の飼育実態について調査し、統計を発表しています。

平成26年の全国犬猫飼育実態調査では、犬の平均寿命は14.17歳とされています。

 

超小型犬(5kg未満):およそ15歳

チワワ、ポメラニアン、ヨークシャテリアなど

 

小型犬(5~10kg):およそ14歳

トイプードル、ミニチュアダックスフンド

 

中・大型犬(10~20kg・20~40kg):およそ13歳

コーギー、ビーグル、ラブラドールレトリーバーなど

 

一般的に、屋外で飼われている犬よりも屋内で飼われている犬の方が長生きする傾向があります。

ストレスの有無、飼い主の目が行き届いているか、フィラリア症の感染率などが寿命に影響を与えているのです。

 

大型犬は短命?理由は?

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同じ平均寿命でも、犬のサイズによって随分と異なります。特に大型犬は短命であるといわれていますが、大型犬の代表的な犬種の平均寿命は以下の通りです。

・ラブラドールレトリーバー:12~13歳
・ジャーマンシェパード  :10~12歳
・ロットワイラー     :8~10歳
・グレートデン      :6~8歳

平均して大型犬の寿命は短いことがわかりますね。

グレートデンの平均寿命は、他の犬の平均寿命と比べて、約半分しかありません。小型犬に比べると随分短いですよね。理由は以下の3点とされています。

 

小型犬に比べて、体と心臓や肺の比率が小さい

大型犬は臓器の大きさが体の大きさに比べて小さいのです。

結果、酸素や栄養素を効率よく体の隅々まで行き渡らせることができないといわれています。心臓や肺と体サイズの比率が体の酸化に影響を及ぼしていたり、ガン細胞の発生率に関与していたりするという説があります。

 

股関節に遺伝的な異常を持つ確率が高い

骨や筋肉などの成長スピード、遺伝的な要因などで股関節や骨に異常を持つ大型犬は少なくありません。

足腰を悪くすると人と同じように犬も急速に筋力、体力を失います。これも短命な理由のひとつといわれています。

また、骨の病気(骨肉腫など)に掛かりやすく、死亡率が高いのも特徴です。

 

胃捻転の発症率が高い

胃捻転は、命に係わる恐ろしい犬の病気の1つです。

胃捻転は膨れ上がった胃がねじれることにより発症し腸がロープのように臓器を締め付けるため、血流の悪化や周辺臓器の圧迫などの障害をもたらします。

大型犬は胃捻転の発症率が高く、早期発見しても死亡率は20~30%、発見が遅れると死亡率が50%にも達するといわれています。食後すぐに運動をさせると胃の中身が動き回って、胃が腸と絡まってしまうのです。

食後の運動は時間を空け、穏やかなものからスタートするなど、充分に気を付けてくださいね。

大型犬は遺伝的な要素に加え、食事などの日々の世話が命の危険を招く原因になりえるので、飼育難易度が高く、結果的に短命になっていると考えられています。

 

犬の年齢を人間に換算すると?

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犬と人の年齢を比較すると、大まかには以下の通りになります。

・生後3か月=人間   5歳
・生後6か月=人間   9歳
・生後 1年=人間 17歳
・生後 2年=人間 23歳
・生後 5年=人間 36歳
・生後 10年=人間 56歳
・生後 12年=人間 64際
・生後 15年=人間 76歳
・生後 20年=人間 96歳

犬はおおよそ7歳前後から老化の兆候が見えてきます。犬が20歳を超えると長寿といえますね。

少しでも長く愛犬と一緒に過ごしたいと願うのは当然のことですね。

食事や運動、ストレスなどに気を配り、定期的な健康診断やワクチン接種で病気の早期発見を心がけることで愛犬の寿命を少しでも延ばすことができますよ。長寿犬を目指して健康なドッグライフを送りたいですね。