柴犬は長時間の留守番ができる? 留守番をしつけるための注意点やポイントは?

東京大学農学部 獣医学専修を卒業後、大阪の高度獣医療専門病院「ネオベッツVRセンター」に勤務。その後、ミシガン州立大学にて海外外科研究員、カリフォルニア大学 ディビス校にて、整形外科・再生医療などに携わる。米国からの帰国後は、ライフメイト動物病院グループの代表、川村動物病院の院長として、より良い地域獣医療の普及に邁進中。より良い犬との出会いサポートしたいという思いから、ブリーダー直販サイト「BreederONE」の監修も務める。

屋内でも屋外でも飼うことができる順応性の高い柴犬は、小型~中型犬ということもあって日本犬の中でも高い人気を誇ります。この記事では、柴犬に留守番を覚えてもらうための注意点やポイントをまとめました。

 

柴犬は長時間の留守番ができる?

柴犬_困り顔

柴犬はベタベタするのが苦手な性格で、自分の時間、自由時間を好む傾向があります。屋内でも屋外でも、慣れれば飼い主不在の時間をストレスなく過ごすことができることが多い犬なので心配ありません。

注意点として、散歩が大好きで運動を多く必要とする犬なので「留守番をさせる前に長めに散歩をする」「一緒に遊んでしっかり運動させて満足させる」などの工夫をしてください。

留守番前に愛犬の遊びたい、運動したい、という気持ちをしっかりと満たしておくことが大切です。

丸1日以上の留守番は難しいですが、留守番前にしっかりと気持ちを満たしストレスを発散させることで、長時間の留守番でも静かにこなしてくれるはずです。

 

柴犬に留守番させるときの注意点は?

柴犬 (2)

留守番前にソワソワしたり不安そうな様子をしたりしていないかを確認してから留守番をさせるようにします

不安そうな様子があるなら短時間から練習をしなおして、「留守番は不安ではない」という経験を積んでいくことが大切ですよ。

帰宅したらまず、飼い主さん自身が落ち着いて挨拶をするようにします。その後に「おすわり」をさせるなどして柴犬も落ち着かせてから、水をあげたり撫でたりするようにしてくださいね。

興奮していると、はずみでおしっこをすることがあります。

いわゆる「うれション」ですが、その場合は何も言わずにサッと片付け、消臭剤などを使って完全に臭いを消します。臭いが残っているとそこで排泄する癖が付いてしまい、トイレを失敗する原因になります。速やかに片付けるのがポイントです。

 

サークルは留守番に便利なグッズ!

柴犬

柴犬に長時間の留守番させる場合、家具をかじったり、落ちている物を誤飲してしまったり、カーペットの上でおしっこをしてしまったり、留守番中に困った行動をしてしまうことが考えられます。サークルを用意しておくと柴犬の行動範囲を制限できるのでそういった困った行動のリスクを下げることができます。

サークルを使うのであれば、日ごろからサークルの中で過ごす時間を少しずつ作ってあげて下さい。時間をかけて慣らしてあげれば、留守番の時にも違和感なくサークル内で過ごせます。柴犬には、「サークルの中は自分だけの心地良い場所」だと覚えさせてくださいね。

 

サークルの選び方、慣れるまでのトレーニング方法は?

柴犬_撫でる_マッサージ

柴犬がサークルに慣れるまでのトレーニング方法をご紹介します。トレーニングを始める際は、リビングなどの飼い主がいる部屋に大き目のサークルを準備してください。

サークルの大きさの目安は、留守番の際に一緒に置いておく必要があるグッズを置いても余裕がある大きさです。最低限必要なグッズは以下の4つです。

ワイドサイズのトイレシーツ(60cm×45cm)

寝床(クッションタイプのベッドやクレートなど)

水やごはん

自分だけで遊べるオモチャ

サークルの設置場所は、エアコンの風が直接当たらないところを選んでください。また、サークルの隙間から顔を出して壁や柱をかじることがあるので、壁や柱などから離れた所の方が安心です。

練習するときは、サークルの中のトイレで排泄できるようにする、サークルの中の寝床で寝る、サークルの中でごはんを食べるなど、サークルの中が子犬にとって安心できる場所だと認識してもらうことがポイントです。

屋外で柴犬を飼っていて、散歩中でなければ排泄できない場合は長時間の留守番は難しいので注意してください。長時間、排泄を我慢させると泌尿器系の病気の原因になる恐れがあるからです。サークルの選び方について詳しくはこちらですよ。

 

留守番にサークルを使わない場合は片付けを徹底する

注意 attention

広いサークルを準備せず、犬の行動範囲を制限しないで留守番させる場合、トラブルを避けるために次のことに注意してください。

 

階段を登れないようにする

小型~中型犬は階段を登ることができても、降りるのが苦手な場合が多く、階段から落ちるケースも少なくありません。骨折などのケガを防ぐためにも、階段には飛び越えられない高さの柵を設置してください。

 

床の上に物を置かない

柴犬は、ものを拾い集める習性が強く残っている場合があります。誤飲の原因にもなりますので床の上は必ず片付けておいてください。テーブルの上や棚の上といった、イスなどを台にして登ると届く場所も片付けておく必要があります。

かじってほしくないものや触ってほしくないものは目に見えない場所に片づけるか近づけないように部屋の一部をしきるなどしてください。

とくに電気コードやボタン電池などはかじったり飲み込むと命に関わるので、絶対に触れられないように準備してください。

 

室温調節を忘れずに

柴犬は室内飼いの場合、冬の寒さには比較的強いですが、夏の暑さは大の苦手です。熱中症予防のためにも必ず冷房を入れて温度管理してあげてください。夏場の室内温度は28度が目安ですよ。

ジェルマットや冷感マットなども、室温が高いと役に立ちません。柴犬のためにも、新鮮な水を好きなだけ飲めるようにし、涼しい部屋で留守番させるようにしてくださいね。

 

しつけを総合サポート、無理せず学べる「こいぬすてっぷ」

こいぬすてっぷ ブリーダーワン

「こいぬすてっぷ」は、子犬期におけるしつけの不安解消をサポートしてくれるしつけグッズです。

獣医行動診療科認定医である荒田獣医師が監修を努めているので、無理のないペースで1歳までに必要なしつけをすべてカバーすることができますよ。

留守番のしつけ方が詳しく紹介されているだけでなく、外出から帰宅した時の接し方や、留守番後のご褒美はどうするか?などの疑問にも丁寧に答えてくれています。

愛犬の柴犬がうまく留守番をしてくれなくて困っているという飼い主さんは、ぜひ検討してみてくださいね。

 

留守番には慣れさせてあげてください!

柴犬

単身者や共働きの家庭で犬を飼う例も増え、長い時間の留守番が必要というケースも珍しくありません。自分だけの時間を必要とする柴犬は、慣れれば上手に留守番をしてくれることが多い犬種なのでライフスタイルに合わせた工夫をしてみてくださいね。柴犬の子犬の値段などについてはこちらです。

柴犬の性格やしつけ方についてはこちらです。