柴犬のトリミング、サマーカットを紹介!自宅で切るときのおすすめグッズやコツも紹介

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柴犬といえば、賢く忠実で忍耐強い日本犬らしい犬種として有名です。

日本の季節にも適していますが、実は被毛のお手入れが欠かせない犬種なのです。健康維持のためにもトリミングは必要ですよ。

この記事では、柴犬のトリミングの方法と毛質や換毛期、おすすめカットをまとめました。

 

柴犬にトリミングは必要?

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定期的なトリミングは必要です。

ただ、柴犬は「皮膚が弱い」「被毛が伸び続ける犬種ではない」などの理由から、全身の毛を短くカットするサマーカットを無理して行う必要はないといえます。

 

柴犬のトリミングに必要なグッズは?

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トリミングに必要なグッズ

スリッカーブラシ
コーム
獣毛ブラシ
ラバーブラシ
ファーミネーター

この項目では、お手入れの時に使う代表的なトリミンググッズをご紹介します。

柴犬のお手入れは「スリッカーブラシ」と「コーム」の2本があれば基本的に大丈夫です。その他のグッズは好みで揃えて問題ないですよ。

 

スリッカーブラシ

曲がったピンが植え込まれた金属製のブラシです。

毛玉を解いたり毛に絡まったゴミを取り除いたりするのに使用しますが、皮膚に当たると痛いので力を入れずに使ってあげてください。

通常の固いタイプだと皮膚を傷付けそうで怖いという方は、ソフトタイプもありますよ。

 

コーム

細かい目と粗い目の両方が付いたクシです。

スリッカーブラシでさっとお手入れした後に使いますが、ブラシに絡み付いた毛を取る時にも使えますよ。

大きさは愛犬のサイズに合わせてというよりも、使う人の手の大きさに合わせて購入すると使いやすいです。

獣毛ブラシ

艶出しやブラッシングに慣らすために使います。

柔らかい豚毛のものが一般的で皮膚に当たっても痛くないので、ブラッシングが初めての子犬やブラッシングを嫌いになってしまった犬にも向いています。

ラバーブラシ

ゴムでできたブラシです。

ブラッシング前の抜け毛処理だけでなく、マッサージ用として使用している飼い主さんも多いですよ。

ファーミネーター

プロが使用している下毛を刈り取るタイプのブラシです。

抜け毛を取るのではなく下毛をカットするので、やりすぎると毛がスカスカになってしまいます。

慣れれば面白いほどたくさん簡単に下毛が取れるので、換毛期のお手入れが楽にできますよ。

柴犬のサマーカットの特徴は?

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この項目では、サマーカットのメリット・注意点について紹介します。

 

メリット

最大のメリットは「お手入れがしやすくなる」ことです。

ブラッシングやシャンプーにかかる時間も短くなるので、愛犬もストレスを感じにくくなります。

また、通気性が良くなるので皮膚が蒸れにくく、皮膚トラブルの予防にも繋がります。

 

注意点

柴犬は皮膚がとてもデリケートで、皮膚炎にかかりやすい犬種です。

犬の被毛には直射日光や紫外線から皮膚を守る役割があるので、毛を短くカットしすぎてしまうと、皮膚がダメージを受け皮膚病などの原因になることもあります。

また、他の犬と遊んでいる時や散歩している時など、体に何かが当たって皮膚を傷つけてしまうこともあります。

 

柴犬のサマーカット、自宅で行う場合のコツは?

自宅でサマーカットを行う場合のコツは、「短くカットしすぎない」です。

見た目も涼しくスッキリした印象になりますが、上記でも紹介したとおり被毛には体を守る役割もあるからです。

柴犬は被毛が伸び続ける犬種ではないため、バリカンなどで刈り込むと毛質が変わってしまい被毛が生えてこなくなることもあります。

 

カット後はブラッシングも忘れずに

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自宅で愛犬の被毛をカットした後は、ブラッシングすることも忘れないでください。

余計な被毛が皮膚についたままだと皮膚疾患の原因になることもあるからです。

自宅でカットする場合は無理をせず、少しずつ挑戦してみてくださいね。

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