犬の反抗期まとめ!時期や原因、特徴は?対処法は?

ペットは今や「家族」という考え方が当たり前の時代になりました。思春期を迎えた人間の子供のように、犬にも反抗期がありますよ。

この記事では、犬の反抗期について、時期や原因、特徴、対処法をまとめました。

 

犬にも反抗期ってあるの?

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反抗期は、性別や犬種に関係なく、すべての犬に訪れます。

メスは発情期、オスはマーキングが始まる頃とされていますよ。また、犬の反抗期は2回あり、第1期は生後6か月~1歳まで、第2期は2歳頃に訪れるといわれています。

ただ、犬種や生まれ持った性質によって、反抗期が訪れる時期や程度には個体差があります。小型犬の場合は4~6か月、大型犬は9~12か月といった具合です。

 

犬に反抗期が起こる原因は?

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反抗期の原因

  • 自我の芽生え

生後6か月~1歳の時期は、身体も心も成長していく段階です。

人間でいえば小学生~中学生の思春期(お年頃)の年代に当たり、自我が芽生え始めることで飼い主さんに挑戦的になったり警戒心が強くなったりします。オスの場合は性ホルモンの影響からオス同士の喧嘩や縄張り意識が出てくる時期でもありますよ。

犬の2~3歳頃は、人間でいう18~24歳くらいの青年期といえます。体力はピークを迎え、自我も確立されてくるので、飼い主さんに従うだけではない愛犬の本音が垣間見える時期といえそうですね。

 

犬の反抗期、どんな特徴が見られるの?

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反抗期の特徴

  • 飼い主の指示に従わない
  • 吠える、唸る、噛む

愛犬が反抗期になると、飼い主さんの言うことを聞かないほか、「吠える」「唸る」「噛む」といった特徴がみられ、好き嫌いがはっきりしてきます。

集中力がなくなるので「待て」や「お座り」などの簡単な指示に従わなくなるほか、呼んでも来なくなったりします。また、愛犬が眠っているときや食べているときに触る、もしくは近寄ると唸るほか、食器やおもちゃを取り上げようとする際にも、それを守ろうと唸ってきますよ。

そのほか、散歩中に正面からやってくる犬や物音、掃除機に対して吠えることもありますし、子供や女性、お年寄りなど弱い立場の人には強気な態度を取るようにもなります。トイレを失敗することも増え、オスはマーキングが増えることもありますよ。

 

犬の反抗期、どんな対応をすればいい?

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反抗期の犬への対応

  • 冷静に無言で無視
  • 基本的なしつけは必ず行う

愛犬のワガママは許さず、飼い主さんはうろたえることなく、ひたすら無視してください。反抗期のうちに、家族(群れ)の順位をはっきりさせておかなければなりませんよ。

おやつを欲しがるだけ与える、噛む・吠える要因を受け入れてしまうなど、愛犬の要求が通ってしまうと反抗期はずっと続いてしまうほか、噛み癖や吠え癖に発展する恐れがあるので注意してくださいね。愛犬に対して過剰な反応をしたり、大声や体罰など感情的に叱りつけるのは逆効果となるので避けなければなりません。

犬は動揺や恐怖など人間のわずかな感情の変化をくみ取るため、愛犬の反抗的な態度にうろたえることなく、冷静に無言で無視するのが効果的ですよ。

ただ、基本的なしつけは必ず行ってくださいね。「お座り」や「待て」「伏せ」などはしっかりとトレーニングし、「しつけのご褒美として、おやつを少しずつもらえる」と理解させることが大切です。

 

犬が言うことを聞かない!反抗期じゃないこともある?

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反抗期以外で考えられる原因

  • 生後3か月~6か月の「社会化期」
  • 愛情・運動不足からくるストレス

反抗期と時期が重なっているだけで、反抗期とは別の理由で愛犬の聞き分けが悪くなることがあります。

生後3か月くらいまでは、新しい環境やモノ、人など様々なことに慣れていく「社会化期」となります。その後、反抗期に重なる生後6か月までは、覚えたことを実践して学習していきます。そのため、どこまでが許されるのか、色々と飼い主さん相手に試しているのです。

一方、ストレスや不満がある場合の反抗的な態度は、単なるワガママではなく、飼い主さんのほうに原因があるのかもしれませんよ。散歩の時間や距離は十分か、運動不足ではないか、十分構ってあげられているかなど、飼育方法が適切かどうか見直してみてください。

 

老後にも反抗期!?

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小型犬は9歳、中・大型犬は7~8歳を過ぎると「高齢犬」となります。老犬になってから、飼い主さんの指示をなかなか聞いてくれないことがあるかもしれませんが、反抗期ではありませんよ。

年を重ねると、人間同様に視力や聴力、筋力などが衰え始め、徐々に反応が鈍くなっていきます。そのため、飼い主さんの存在に対しても鈍感になり、言うことを聞かない反抗期のように見えてしまうのです。高齢犬の反抗期的な態度は、ただマイペースなだけなので決して怒らず理解してあげてくださいね。