犬の白内障、治療は目薬?原因、予防、手術費用、術後は?

白内障は、目のレンズとしての機能を果たす黒目(水晶体)が白く濁り、視界の物が鮮明に映し出されなくなる病気です。

犬の白内障は、主に6歳以上に起こる老齢性のものと、2歳以下に起こる若年性のものの2種類があります。

目が白くなる、物にぶつかる、つまずくなどといった症状が出た場合、すぐに動物病院に相談してくださいね。

 

犬の白内障、原因は?

犬の白内障の原因はまだはっきりとしていませんが、犬に多いのは加齢に伴っておきる老齢性の白内障です。

また、糖尿病が原因で白内障を引き起こすことや、遺伝が原因で白内障になる先天的なものもあります。

 

犬の白内障、治療法は目薬?

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白内障は症状の進行度合により「初発白内障」「未熟白内障」「成熟白内障」「過熟白内障」に分類されます。

初発白内障の段階では特に症状もなく、多くは健康診断で偶然発見されます。早期に発見できれば進行を遅らせる目薬による薬物療法ができます。また内服薬で治療することもあります。

進行が進んでしまった場合は、手術による治療が必要になることもありますので、早期発見が大切です。

 

犬の白内障。手術費用は?

手術費用の相場は片目で30万円~40万円です。

手術をする前の検査には、一般眼科検査と特殊眼科検査の2種類があり、およそ2万円がかかります。入院も5日~7日間ほど必要で、1日当たり数千円が別途かかります。

病院によっては、術後の検査は別料金のところもありますので、手術をする前に確認をしておきましょうね。費用が高額になるのは避けられないため、ペット保険に入る方が増えています。また、合併症を併発した場合にはさらに料金がかかります。

 

犬の白内障。術後はどうしたらいいの?

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術後は約1週間程入院をし、注射、投薬、点眼、検査をして安静にします。

退院後も飼い主さんが投薬と1日数回の目薬点眼をします。その後は1週間に1回のペースで通院をしるようにすすめられ、経過観察が行われます。ポイントはエリザベスカラーをし続けた状態にすることです。

術後、眼の状態を気にしてひっかいてしまう犬も多いので、術後1ヶ月はエリザベスカラーをし続けたままにしておくことが大切ですよ。

 

犬の白内障。予防法は?

完璧に予防する方法はありませんが、最も効果的なのは早期発見です。定期的に動物病院で検査をしてくださいね。

また最近では、サプリメントの摂取による予防も効果的といわれています。たとえばプロポリスは、犬の眼の健康によいとされ、他にもビタミンE、B2、亜鉛などが人気のサプリメントです。

また、糖尿病を患うと白内障を併発しますので、糖尿病にかからないよう、普段から食事の栄養バランスや運動に気をつけましょう。

 

リスクが高い病気にこそしっかりとした準備を

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白内障は老犬になるにつれてどんな犬にも起こりやすく、放っておくと、最悪の場合失明に至る怖い病気です。

検査費用も手術費用も高額なので、眼に良いサプリメントを与える、定期的に検査を受ける、保険に入るなどで準備をしておきたいですね。

老犬の場合、合併症のリスクもあり、手術を受けさせない方もいます。信頼できる動物病院に相談し、飼い主と愛犬の双方が納得のいく治療法を選択しましょう。