子犬の威嚇!原因や対処法は?犬種差はある?おすすめ商品は?

可愛い愛犬に威嚇されて困った経験はありませんか。

なぜ怒っているの?どうしてあげたらいいの?と一度は不安になったことがある飼い主さんは多いです。

この記事では子犬が威嚇をする原因や対処法、犬種差やおすすめ商品についてまとめました。

 

子犬の威嚇って?

ポメラニアン 犬 素材

可愛がっている子犬に、突然威嚇されたらビックリしますよね。犬にとって威嚇とは相手への「メッセージ」です。

犬の威嚇行動には主に「唸(うな)る」「吠える」「歯を鳴らす」の3つがありますよ。

子犬の威嚇の種類

  • 唸る
  • 吠える
  • 歯を鳴らす

唸る

鼻にしわを寄せて、低い声で「ウーー」と鳴きます。

 

吠える

相手に向かって大きな声で「ワンワン」「ガウガウ」と鳴きます。

歯を剥き出しにしながら吠えるケースもあります。

 

歯を鳴らす

相手に向かって、歯を鳴らして威嚇をします。

噛む素振りを見せることもあり、これを「空噛み」といいます。

空噛みは「本当に噛んでやるぞ!」という意思表示でもありますよ。

 

子犬の威嚇、原因は?

犬 歯

子犬が威嚇する主な原因

  • 恐怖心がある
  • 優位性を示したい
  • 嫌なことをされている
  • 縄張りを主張したい
  • 遊びの延長である

恐怖心がある

威嚇をする理由で一番多いのは「恐怖心」です。

犬は「怖い」と感じたら、自分を守るために威嚇をする習性があります。おびえている時の威嚇は腰を引いて低い姿勢を保つことが多いです。

 

優位性を示したい

子犬の時期には他の犬との競争心から、威嚇をすることが多いです。多頭飼いをしているご家庭では起こりやすいケースです。

また飼い主さんとの主従関係が曖昧だと、愛犬が飼い主さんよりも優位に立とうとして威嚇することもあります。

 

嫌なことをされている

これ以上してほしくないような嫌なことには、威嚇することで止めて欲しいことを意思表示します。

シャンプーや耳掃除が苦手な子、怪我をしている子によく見られます。

体を触られるのことを嫌がって威嚇する場合には、何か痛みを隠していることが考えられます。病気を発症していては大変なので、愛犬が眠ったときにこっそり体の状態を確認してあげてください。

 

縄張りを主張したい

犬は本能的に自分の縄張りや大切なものを守る習性があります。

大切にしていたおもちゃが無くなったり、見知らぬ人が自分のテリトリーに入ってきたりすると、縄張りを奪われる危険を感じて威嚇をしますよ。

 

遊びの延長である

子犬はしばしば、遊びに夢中になり過ぎてしまうことがあります。

「威嚇をすれば飼い主さんがかまってくれる」と遊びの延長として威嚇行動を起こす場合もありますよ。

最初はただの遊びだったのに、段々興奮して、威嚇にまで発展するケースも考えられます。

 

子犬の威嚇、どんなときにされる?

キャバリア

子犬の威嚇はどんなときにされるのか

  • 撫でようとしたとき
  • 誰かが家を訪ねてきたとき
  • ご飯途中に手を出されたとき

撫でようとしたとき

撫でようとすると、触らないでほしいことを主張するために唸ることがあります。

特に手を怖がり、触られまいと威嚇してきました。主従関係が逆転している場合には特に、体を触らせない傾向があるようです。

 

誰かが家を訪ねてきたとき

誰かが家を訪ねてきたとき、怪しい人に襲われると感じ、強く吠えることがあります。

自分の縄張りへの侵入者を追い出そうとする様子でした。自宅という縄張りを守ろうとしていたのかもしれません。

 

ご飯途中に手を出されたとき

愛犬がご飯を食べているときに、お皿を片付けようとすると噛まれそうになることがあります。

愛犬のお皿をきれいなものに取り替えるときは、愛犬がご飯を食べるのを止めてからにすることをおすすめしますよ。

 

子犬の威嚇、対処法は?

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対処法を考えるときのポイント

  • 原因を正確に把握する
  • 根本的な解決を目指す

威嚇行動への対処は、正確に原因を把握してあげることが大切です。

恐怖心から威嚇をしている場合は「何に怖がっているのか」まで明らかにしてあげます。インターホンの音かもしれませんし、水道の蛇口から出る水の音に怖がっているのかもしれません。もしかしたら壁にある小さな「シミ」が恐怖の原因かもしれませんよ。

原因が正確につかめたら、「根本的な解決」を目指してしつけをします。

たとえば、インターホンの音に怖がって威嚇をしている場合は、「愛犬がいるときにインターホンを鳴らさない」ではなく「インターホンが鳴っても何も怖くない」としつけることが根本的な解決といえます。

怖いものは「避ける」のではなく「克服する」発想でしつけの方針を決めます。無理やりではなく、ゆっくりと褒めてあげながらしつけを行うことがポイントですよ。

 

子犬の威嚇、犬種によって差はあるの?

犬 素材

基本的に威嚇をしない犬種はおらず、どの犬種にも威嚇行動はみられます。年齢でいえば、成犬、老犬よりも子犬の時期に多いです。

中でも威嚇行動をしやすいとされる犬種を以下の表でまとめました。

威嚇しやすい犬種の一例

  • ドーベルマン
  • シェパード
  • シュナウザー
  • ビーグル
  • レトリバー
  • 秋田犬
  • 土佐犬

威嚇行動を起こしやすいかどうかは、生まれ持った「性格」にも大きく影響します。

同じトイプードルでも穏やかな性格の子よりも、気質が荒い性格の子の方が威嚇行動を起こしやすいですよ。

 

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商品名 Petacc
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鳴き声に反応して、犬の苦手な超音波を発生させますよ。

安全で犬を傷付けない方法で子犬の威嚇を抑えられます。

コンパクトで持ち歩き可能な為、散歩にも携帯可能ですよ。

 

子犬の威嚇、おすすめ商品2:ペットセーフクリッカー

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商品名 ペットセーフクリッカー
Amazon価格 800円

子犬の威嚇を褒めてしつける商品です。

子犬が威嚇をやめたタイミングでクリック音を鳴らして合図をし、ご褒美を与えることで、「威嚇をやめるとご褒美がもらえる」ことを覚えさせることができますよ。

手にすっぽりと収まるサイズで使いやすいのもおすすめするポイントです。

 

子犬のサインに向き合う

犬 子犬

子犬の威嚇は飼い主さんの頭を悩ませる行動の1つです。

子犬の威嚇は原因があり、子犬から飼い主さんへの「メッセージ」なので、サインを見逃さず、愛犬のことを思って威嚇をさせない環境作りやしつけをしてあげることをおすすめします。

子犬は特に人間社会の経験が少なくわからないことがいっぱいです。

信頼関係を築いたうえで、じっくりしつけをしてあげてくださいね。

 

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「こいぬすてっぷ」は、子犬期におけるしつけの不安解消をサポートしてくれるしつけグッズです。

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子犬期だけでなく成犬以降も活用できる内容になっているので、検討してみてくださいね。

こいぬすてっぷについてはこちらの記事もご覧ください。