柴犬が吠える、拾い食い、噛む時の原因としつけ対処法は?

柴犬はピンと立った耳、くるんとした尾、つぶらな瞳が特徴的な、人気犬種です。老若男女問わず、人懐っこくて賢い柴犬は、初めて犬を飼う方にもおすすめの犬種ですよ。

今回は、柴犬のしつけ方をまとめました。赤ちゃんや子犬の際にするべきことを紹介しますので、これから飼おうとしている方、飼い始めたばかりの方に特におすすめです。

 

柴犬の赤ちゃん、しつけは?産まれてすぐは親元で過ごすことが重要

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柴犬にはしつけがしやすい犬とそうでない犬がいます。しつけがしやすい犬の特徴は、赤ちゃんの時に親犬と一緒に過ごしていることです。

生後3ヶ月までは社会化期という期間で、環境に慣れたり、上下関係を学んだりする大事な時期なのです。社会化期に親犬と一緒に過ごしていない、過ごす時間が短い犬は、しつけがしづらくなるケースが多いです。

飼い始める前に、生後何日かを確認し、ブリーダーやペットショップに社会化期を親犬と過ごしたかどうかを確認してあげてください。少なくとも生後45日まで親元で暮らしている柴犬はしつけやすい傾向にありますよ。

 

柴犬をしつけるときの基本的な考え方

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しつけのポイント

  • 従ったら褒める
  • 従わなかったら叱る

柴犬はリーダーについていく習性が強い犬種といわれています。「しつける」とは、人間社会のルールを教え、人間との上下関係を認識させるということです。

しつける時の基本的な考え方は、たった2つです。

1つは、犬が飼い主の望む行動をしたときに褒めることです。ご褒美になでてあげたり、好きな餌を与えてあげたりしてください。

もう1つは、犬が飼い主の望まない行動をした際に叱ることです。ダメ!と大きな声を出す、床を叩く、ケージを叩くなどをで「叱るメッセージ」を伝えます。

かわいそうに思うかもしれませんが、時には体罰をもって厳しくルールを教えていくことも重要です。人間と一緒で、叱られてばかりではストレスを感じて、体調を崩すこともあるので、褒める割合が多くなるような接し方をしてあげてください。

 

柴犬が吠える原因は2種類ある?

柴犬

吠える原因

  • 警戒・威嚇のため
  • 欲求不満のため

柴犬が吠える原因の1つは、犬本来の性質である「警戒・威嚇のため」です。不審者や他の動物が庭に勝手に入ってきたり、気候や地震などでいつもと環境が違ったりする際に吠えます。

もう1つは「欲求不満のため」です。寂しい、お腹が空いた、散歩にいきたいなど、自分の要求を通すためにも吠えます。これは犬と飼い主との上下関係が逆転していることが原因です。

 

柴犬の「吠える」は子犬のときにしつける

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柴犬はよく吠える犬種で、ちゃんとしつけをしないとずっと吠え続けるので、しつけやすい子犬のときにしつけておくべきことの1つです。

威嚇や警戒して吠えているようであれば、愛犬を他の人や犬に触れさせ、吠える必要がないということを積極的に経験させることが大切です。吠える場合は「ダメ」としっかり伝えます。

「キュンキュン」「クンクン」と人恋しそうに吠える場合は、飼い主が見えるところにケージを移動したり、飼い主のにおいがする毛布や肌触りの良い布を与えたりして、子犬が安心できる環境をつくってあげましょう。

既にゴハンをあげているのにまだ足りない、さっき散歩にいったのにまた行きたいなど、わがままな吠え方だと感じる場合には、厳しく接してしつてあげます。

 

柴犬の拾い食いの原因と危険性は?

柴犬

柴犬の散歩中に多いのが「拾い食い」です。実際に、柴犬の拾い食いに悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

拾い食いしてしまう原因は、単純に「好奇心」ということが多いです。その他にも「飼い主さんに構ってほしい」というアピールで拾い食いしてしまうことがありますよ。

当然のことながら、道に落ちているものを愛犬が食べてしまうことは危険です。腐敗していたり、犬に与えてはいけないものであったり、寄生虫や病原菌が付着していたりする可能性があります。そのようなものを食べてしまうと、命に危険がおよぶという最悪のケースも考えられますよ。

飼い主さんとの上下関係をきちんと認識していれば、許可なく拾い食いをすることは少ないです。散歩中に拾い食いしそうになったら、すぐに「やってはいけない」と伝えます。拾い食いを我慢したら思いっきりほめてあげてください。

 

柴犬の噛み癖の理由としつけ方は?

柴犬

柴犬が飼い主さんを噛む理由としては、「構ってほしくて噛む」「遊びの一環で噛む」「抱っこされたり触られたりするのが嫌で噛む」などが挙げられます。

遊びの時間を増やしてあげることも大切ですが、構ってあげられない時はサークルやケージに入れて行動を管理することがポイントです。遊びの一環で噛みついてしまう場合は、「痛い!」といって立ち上がり、遊びを中断します。メリハリをつけることが、噛み癖の対処法ですよ。

犬の中には、そもそも触られること自体が苦手な子もいます。その場合はまずは「触られることに慣れさせる」ことから始めます。首や体に軽く触れたらおやつをあげる、という動作を繰り返し行います。そうすることで犬は「触られることは嫌なことではない」と認識し、徐々に飼い主さんの手を受け入れてくれるようになりますよ。

また、噛むという行為は病気が原因で起こることがあります。てんかんやホルモンの代謝異常などによる攻撃行為の可能性もありますので、一概に「しつけができていないから」と決めつけてしまうのは良くありません。

 

柴犬のしつけ、散歩は子犬のときは頻繁に

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散歩は犬にとって、知らない世界を知り、好奇心を満たしながら運動ができ、飼い主と一緒に過ごすことができる最高の時間です。

子犬の際に、頻繁に散歩にいき外の環境に慣らせると、物おじしない性格になり、無駄吠えが減ることもあります。子犬のときから頻繁に散歩に連れて行ってあげまてください。

散歩のときは、犬もテンションがあがるので、散歩の仕方もちゃんとしつけてあげましょうね。

飼い主さんのペースに合わせず、自分の駆け足ペースで突っ走ろうとしてしまう場合は、勝手に走り出させないように、飼い主の横を歩かせるようにしつけることが大切です。

行動開始・停止の主導権を握っているのは飼い主さんで、飼い主の動きに愛犬が従うような習慣づけをします。なかなかできない場合は、散歩を教えてくれるブリーダーもいるので、信頼できるブリーダーに相談してみてください。

 

柴犬は賢いからこそ早めにしつける

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柴犬は賢い犬ですから、飼い主がきちんとしつけをすれば、成犬になっても老犬になっても、教えられたことは覚えています。

そんな賢さを埋もれさせないよう、飼い始めの時期からしつけを開始しましょう。お座りやお手、待てのような基本動作を学ぶことも他のしつけの練習になるので、今回ご紹介した吠え、散歩がうまくできない場合には、併せて教えてあげてくださいね。柴犬の性格やしつけ方について詳しくはこちらですよ。