姿の凛々しいアラスカンマラミュート!子犬価格やブリーダー、性格は?里親の注意点は?

アラスカンマラミュートという犬種をご存知でしょうか。北方原産の犬種で、オオカミのような外見です。シベリアンハスキーとよく混同される犬種です。この記事では、アラスカンマラミュートの性格や特徴、販売価格や飼うときの注意点をご紹介します。

アラスカンマラミュートの子犬の値段は?

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子犬の価格

  • 20~100万円

価格には相場の目安がなく、20~100万円まで幅広く設定されています。

ドッグショーなどに出すことを目的とした場合、親犬がチャンピオン犬などできるだけ良い血統で繁殖するために、アメリカから輸入する必要があります。時間と費用がかなりかかりますよ。

血統にこだわらないペットタイプは安くなりますが、無理に繁殖させていないかという点や健康状態に問題がないかを注意してください。毛色やマーキングの入り方でも、価格の評価が変わってきますよ。

 

良いブリーダーの特徴は?里親でも見つかる?注意点は?

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良いブリーダーの特徴

  • 知識が豊富でアドバイスをしてくれる
  • 親犬や施設を見学させてくれる
  • 悪い点も説明してくれる

特殊な犬種で頭数も少ないため、血統をしっかり管理しているような信頼できるブリーダーは限られています。

アラスカンマラミュートを専門に飼育しているか、親犬や飼育環境を見学させてもらえるかを確認してください。知識も豊富で病気などにも詳しく、飼育のアドバイスもしてくれるようなブリーダーさんが理想的ですよ。

さらにアラスカンマラミュートを説明する中で、良い所だけでなく悪いところもしっかり説明してくれるブリーダーさんは信頼できます。

里親からの入手は困難です。簡単にはみつかりませんし、みつかったとしても飼育ができずに捨てられたケースがあります。

 

アラスカンマラミュートはどんな性格?

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アラスカンマラミュートの性格

  • 独立心が強い
  • 愛情深く献身的
  • 社交的

怖そうな顔をしていますが飼い主には忠実で、人に対しても穏やかで友好的な性格です。

もともと群れで暮らしていたので協調性があり、子供とも仲良くできるので家庭犬としても人気が出てきていますよ。

フレンドリーで遊び好きですが、他の犬種や家畜などには攻撃的になりやすいです。「シベリアンハスキー」と外見が似ていますが、シベリアンハスキーの甘えん坊な性格に対し、アラスカンマラミュートは自主性と自意識が強い性格の子が多いです。

 

アラスカンマラミュートの歴史は?どんな犬?

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アラスカンマラミュートの起源は不明ですが、オオカミとDNAが極めて近いことが近年の研究で判明しています。

寒さの厳しいアラスカ西部が原産国で、エスキモーであるマラミュート族に飼育されてきました。そり引き、アザラシやホッキョクグマなどの狩猟、漁業など人々の生活に欠かせない存在として活躍していました。

18世紀にアラスカで金が発見され「犬ぞりの賞金レース」が盛んになったことで、早く走る犬を産みだすための異種交配が進みます。一度は純粋なアラスカンマラミュートが衰退してしまいました。

1920年代に1人の愛好家が純粋なアラスカンマラミュートを発見したことで、保存運動の機運が高まり再び繁殖数が増加します。

 

名前の由来

長期にわたってこの犬を飼育してきた「アラスカ・マラミュート族」に由来しています。

 

アラスカンマラミュートの特徴は?

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性別体高体重
オス63cm38kg
メス58cm34kg

重たい荷物を長距離運べるほどの太い骨格と強靭な筋肉を持った力強い犬種です。体高よりも体長が長く、バランスよく安定した走りをします。

オスが体高63cmで体重38kg程度、メスが体高58cmで体重34kg程度とされています。

小さめの立ち耳と大きいマズル、巻き尾が特徴的です。目は茶色のアーモンド形でオオカミに似て鋭いですが、表情は穏やかで優しい印象です。

顔や脚にホワイトのブレーズやマーキング、スポットが入っているのもアラスカンマラミュートの特徴といえます。

主な被毛カラー

  • 薄いグレー
  • ブラック
  • セーブル
  • レッド

被毛はダブルコートで、きめの粗いアウターコートと水を弾く密集したアンダーコートからなります。特にしっぽはフサフサで、顔に当てて寒さを防ぐのに役立てていますよ。

カラーはグレーを中心とした黒系統の色合いと、セーブル、レッドなど茶色系統の色合いのものに大きく分かれ、単色はホワイトのみ認められています。

 

アラスカンマラミュートのしつけと飼う際の注意点は?

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しつけのポイント

  • 主従関係を構築する
  • 一貫性を持たせて忍耐強く接する

独立心が強く頑固な一面もあるので、納得しないと従いません。主従関係をしっかり築き、忍耐強い性格を利用してしつけをしてください。大型犬でもあるので、きちんとしつけなければ手に負えなくなってしまいます。

もともとそりを引く犬だったので、走るのが大好きで運動量も多い犬種です。運動不足になるとストレスが溜まりやすく、攻撃的になる場合もあります。

ゆっくりでも良いので長めの散歩を行い、自由に走らせてあげられる環境を作ってあげるようにしてくださいね。

寒さには強いですが暑さには弱いので、住んでいる地域や季節によって飼育場所は室内か屋外かの判断が必要です。夏場はなるべく室内や涼しいところで飼育してあげてください。

想像以上に毛が抜けるので小まめなブラッシングが欠かせませんし、手入れには時間と労力が必要ですよ。

また、日本は高温多湿な気候なので被毛の手入れを怠ると皮膚病になることもあります。換毛期だけなく、日頃から手入れを欠かさないようにしてあげてくださいね。

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アラスカンマラミュートの気をつけたい病気は?

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かかりやすい病気2種

  • 白内障
  • 股関節形成不全

アラスカンマラミュートを飼育するうえで気をつけたい病気は「白内障」「股関節形成不全」です。

 

1. 「白内障」

病名白内障
治療法点眼薬、内服薬、水晶体の除去手術

白内障は、眼の水晶体が白濁する病気です。

水晶体が白く濁り、視力が低下してくるので「物にぶつかる」「段差につまづく」といった症状がみられます。

視力が失われていない場合は、進行を抑えるための点眼薬や内服薬で治療を行います。日常生活が困難なほど進行している場合には、水晶体の除去などの手術が必要になります。

白内障は早期発見・治療が大切な病気なので、日頃から動物病院で定期検査を受けるようにしてくださいね。

 

2. 「股関節形成不全」

病名股関節形成不全
治療法安静療法、投薬療法、外科手術
予防法激しい運動を避ける、肥満を防ぐ

股間節形成不全は股関節が正常に形成されていなかったり変形したりすることで歩き方に異変を起こす病気です。

発症すると「階段やジャンプを嫌がる」「歩く時に腰が左右に揺れる」といった症状がみられます。治療には運動を控える「安静療法」、抗炎症薬や鎮痛薬を用いる「投薬治療」、最終手段である「外科手術」の3種があります。

肥満を防ぐことも効果的ですが、予防には関節に効くサプリメントがオススメですよ。詳しくは関連記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

 

アラスカンマラミュートの散歩の頻度は?

アラスカンマラミュート

散歩

  • 頻度:1日2回
  • 時間:それぞれ60分ほど

そりを引いて何マイルもの距離を走っていた犬なので、1日2回それぞれ60分程度の運動が必要です。

早歩きや自転車との並走運動に加え、「引き運動」や「ボール遊び」などを取り入れてあげると喜びますよ。休日など時間があるときにはドッグランなどで自由運動をさせてあげることもおすすめです。

 

注意点

寒い地方出身で暑さを苦手としています。熱中症を防ぐ為にも、夏場の散歩は朝や夕方などの涼しい時間帯に行うようにしてくださいね。

 

勉強と心構えが必要

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アラスカンマラミュートの飼い主になるためには、勉強と心構えが大切です。

力が強い大型犬であることを理解し、飼い主のライフスタイルに合っているかを良く考えて検討してください。飼育スペースやコスト、労力もかかることをしっかり認識した上で、心構えをもって飼うようにしてくださいね。