ぬいぐるみのような外見と飼育のしやすさから、多くの人に愛されているトイプードル。
パートナーのルーツを知ることは性格や習性を把握することにも繋がるので、より充実した生活をおくるためにも知っておくといいですよ。
この記事では、トイプードルの歴史や原産国、役割についてまとめました。
トイプードルの原産国はフランス?
起源については不明部分が多いため原産地を特定することは難しいですが、フランスで人気を博していたことからフランス原産としている事が多いです。
ロシアや中央アジア北部で発祥しヨーロッパを横断、最終的にドイツからフランスへ入り「トイプードル」が誕生したという説が最も有力ですよ。
トイプードルの歴史は?祖先は?
プードルの祖先については諸説ありますが、少なくとも500年程前にドイツからフランスに入ったのではないかと考えられています。
泳ぎが得意であったことから鴨猟の回収犬として活躍、フランスでは「カニシェ(Caniche)」と呼ばれ、「Canne(=鴨)、Chien(=犬)」が語源とされていますよ。
トイプードルはプードルを小型化した犬種なの?
16世紀頃、プードルが貴族の間で人気を博したことで小型化が進みます。
その後、ルイ16世が治世する18世紀にプードルの熱心なブリーダーが品種改良を加えたことで、トイプードルが誕生しました。
トイプードルはいろいろな現場で活躍していたの?
初期のプードルは荷車引きや猟犬などの使役犬としてだけでなく、愛玩犬としても活躍していました。
イギリス・フランス・スペインなどへ渡った後は、高級食材であるトリュフの探索犬やサーカスなどの見世物にとして使われることもありましたよ。
近年では、被毛が抜けにくい特徴を活かして病院を訪問するアニマルアシステッドセラピー犬や属託警察犬として採用されるなど、幅広く活躍しています。
歴史から見えてきたトイプードルのあり方
トイプードルは猟犬だったこともあり、好奇心が強く活発で体力があります。
迎え入れたら運動不足やストレスが溜まらないように、毎日十分な散歩をさせ積極的に遊んであげるといいですよ。猟犬の血が騒ぐような玩具を使った遊びや、水遊び(水泳)もおすすめです。
家族に対する愛情深さはもちろん、他人・他犬にも上手に接することができる社交性も兼ね備えているので、ドッグランやお出掛けにも積極的に行ってみてはいかがでしょうか。
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