犬の抱っこ、正しい仕方は?嫌がる原因は?

犬の正しい抱っこの仕方を飼い主が知らないと、毎日の抱っこで愛犬に嫌な思いをさせたり、思いがけず体に負担をかけたりしている可能性があります。正しい抱っこを覚えて、愛犬の負担にならないスキンシップができるようにしてあげてくださいね。

 

犬の抱っこはしても良い?

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犬と遊ぶとき、頭や胴体をなでたり、抱っこしてスキンシップを取ったりする姿をイメージしますよね。実際に抱っこしてみようとすると、胴体を触られるのを嫌がったり、持ち上げようとすると「ウーッ!」と鳴いて怒りをあらわにしたりする犬もいます。こういった犬も、抱っこしてあげることが必要なのです。頻度の多い少ないはあっても、1日1回はしてあげるようにしてあげてください。

 

犬の抱っこは、しつけと健康管理の観点から必要!

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犬の抱っこは2つの観点から必要です。それぞれの理由を以下にまとめました。

しつけの観点

大型犬は例外ですが、ご友人の家に愛犬と一緒にお邪魔するときや、自転車のかごに乗せて移動させるときなどに犬が抱っこを嫌がらないしつけができていると、手間がかかることなくスムーズです。

また、散歩中に攻撃的な犬とすれ違ったときなどにも思わぬケガから愛犬を守ることができますよ。

 

健康管理の観点

普段から抱っこをしてスキンシップをとっていると、体のどこを触られても嫌がることが少なくなります。抱っこをしたときにいつもと違う反応をしたり、腫瘍のような違和感があったり、体内に抜けを感じることがあったりしたときは病気の疑いがあります。

ゴハンの食べ具合や、うんちの観察によっても病気に気づくことは可能ですが、日ごろから抱っこすることで早期発見ができる病気もあります。信頼関係が築けた人による抱っこはリラックス効果も期待できるので、ストレスによる免疫力低下も防ぐことができますよ。

 

犬が抱っこを嫌がる原因は?

犬と人

抱っこを嫌がる主な理由として「自我の芽生え」「嫌な抱っこをされた経験」の2つが挙げられます。

 

自我の芽生え

多くの犬は、生まれてから生後半年ごろまでは素直に抱っこされることを受け入れますが、その後反抗期を迎えると、抱っこなど拘束されることを嫌がる犬も出てきます。

反抗期は長いと3歳前後まで続くことがありますが、ここで嫌がるからといって抱っこをやめると、それ以降抱っこに拒絶反応を示すようになります。嫌がる様子を見せても、1日1回はおやつなどをちらつかせながら抱っこする習慣をつけてください。

 

嫌な抱っこをされた経験

人間でも同じですが、抱っこをされたときに嫌な思いをすると、同じ思いをするのが嫌で抱っこを避けるようになります。「不安定な抱え方をされて怖い思いをした」「無理やり足を掴まれて痛かった」「抱っこしている最中に落とされた」などが嫌な思い出として残ります。

飼い主が正しい抱っこの方法を覚えておくことで、愛犬に嫌な思いをさせないであげられるのです。

 

犬の抱っこ、正しい方法は?

犬 抱っこ

まず、利き手と反対の腕を犬の両脇の下に通し、上半身を支えます。利き手でお尻を支え、体を犬に密着させながらそっと抱き上げます。このとき、犬を縦にしてお尻で体重を支えるような抱き方はやめてあげてください。腰を中心に負担がかかりやすく、不安定になりがちだからです。

最初は飼い主のヒザに乗った状態で行うと安定性が高いのでオススメです。大型犬の場合は、両腕で包み込むようにして抱っこします。片手を両前足の前に、もう片手の後ろ足の膝裏に持ってきて抱え上げてください。

正しい抱っこの方法を飼い主が覚えていれば、犬に対しても自信を持って接することができますよね。抱っこには複数の目的があり、いずれも必要なことなので抱っこ好きの愛犬に育てられるように、普段から接してあげてくださいね。