犬の貧血、症状と原因を解説!考えられる病気と対処法は?

犬も貧血になることをご存知ですか?犬の貧血の症状はわかりにくいため異変に気付きにくく見過ごされることも多いです。

この記事では、犬の貧血に関する症状、原因、対処法、おすすめのサプリについてまとめました。

 

犬の貧血、どんな症状?

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貧血の主な症状

  • 元気がなくなる
  • 散歩や運動を嫌がる
  • 口内の粘膜が白くなる
  • おしっこが赤くなる
  • うんちが黒くなる

貧血になると、「元気がなくなる」「散歩や運動を嫌がる」「口内の粘膜が白くなる」「おしっこが赤くなる」「うんちが黒くなる」などの主症状のほか、「呼吸が早くなる」「呼吸困難」「微熱が続く」などの症状もみられます。

 

犬の貧血、原因は?

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貧血の原因

  • 溶血性貧血
  • 再生不良性貧血
  • 出血
  • 中毒
  • 寄生虫

犬に貧血の症状が出ている場合、「溶血性貧血」「再生不良性貧血」「出血」「中毒」「寄生虫」などが原因として考えられます。

 

原因その1:溶血性貧血

溶血性貧血は、血液中の赤血球が破壊されることで発症します。

赤血球は肺から得た酸素を取り込み体の隅々に細胞を供給する役割を担っています。破壊された赤血球では酸素運搬能力が低下するため、全身が酸欠状態に陥ってしまい貧血になります。

 

原因その2:再生不良性貧血

再生不良性貧血は、血液そのものが正常に作られなくなることで発症します。

血液そのものが減少してしまうために貧血を起こします。

 

原因その3:出血

出血が原因の場合、血液量自体が増えることで貧血になります。

 

原因その4:中毒

玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドが赤血球を破壊することで玉ねぎ中毒を発症、貧血の症状がでます。

メディアで取り上げられることも増えたため、犬に玉ねぎは危険と認知されてきていますが、知らずに与えている方も多いので注意が必要です。

 

原因その5:寄生虫

ノミ・ダニ・バベシアなどの寄生虫が原因で貧血になることもあります。

ノミやダニの場合は血を吸われたことによる血液量の減少で発症、バベシアの場合は寄生によって赤血球が破壊されることで重度の貧血を発症します。

 

犬の貧血、発症しやすい犬はいる?

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自己免疫性による溶血性貧血の好発犬種

  • オールドイングリッシュシープドッグ
  • アメリカンコッカースパニエル
  • イングリッシュコッカースパニエル
  • プードル
  • アイリッシュセッター
  • コリー

自己免疫性の溶血性貧血を発症しやすい犬種は、「オールドイングリッシュシープドッグ」「アメリカンコッカースパニエル」「イングリッシュコッカースパニエル」「プードル」「アイリッシュセッター」「コリー」などが挙げられます。

また、「ビーグル」「ウェストハイランドホワイトテリア」「ダックスフント」「チワワ」「パグ」「プードル」などは、赤血球を正常に保つために必要なピルビン酸キナーゼという酵素が生まれつき欠落しているためにピルビン酸キナーゼ欠損症の溶血性貧血を発症しやすいことで知られています。

上記犬種に限らず、ノミやダニの対策をしていない犬は寄生虫が原因の貧血を発症するリスクが高まるので注意が必要です。

 

犬の貧血、発症してしまった場合の対処は?

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溶血性貧血

溶血性貧血に当てはまる症状が見られたら、早めにかかりつけの動物病院で診てもらうことが大切です。

貧血と油断して放置していると、肝細胞の壊死や腎機能不全などの深刻な事態にまで悪化する危険もありますよ。

治療法としては、内科療法を施し1~2週間安静にする「内科治療」、外科的に脾臓を摘出する「外科治療」、「輸血」の3つがあります。

 

再生不良性貧血

再生不良性貧血には、有効な治療法がありません。

放置すると重度の貧血になってしまうので、できるだけ早くかかりつけの動物病院で診察を受けるようにしてください。

 

出血

貧血を起こすほど外傷による出血が酷い場合は、早急に動物病院に連れていき手当を受けてください。

「おしっこが赤い」「うんちが黒い」場合は、体内での出血が原因の貧血になっている可能性があります。

 

中毒

玉ねぎ中毒は、犬によっては症状が出ない場合や軽い場合もありますが、命を落とすケースも少なくないです。

動物病院に電話をして指示を仰ぐことも大切ですが、応急処置の方法として「スプーン1杯の塩を飲ませて吐き出させる」方法もあります。

 

寄生虫

ノミやダニが原因の場合は、病院で診察を受け駆除薬を処方してもらってください。

ただ、バベシアが原因の場合もあるので、飼い主さんが独自に判断するのは危険です。一度動物病院で診てもらうことが大切です。

 

犬の貧血、どんな検査が必要?

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貧血の検査

  • 問診・身体検査
  • 血液検査
  • 骨髄検査

動物病院では主に以下の検査が行われます。

検査1:問診・身体検査

貧血で受診するとまず問診と身体検査を行います。「外傷」「玉ねぎ中毒」「ノミやダニ」などが原因であれば、この段階で判断できます。

 

検査2:血液検査

血液検査では、赤血球・白血球・血小板などの血球成分を検査します。赤血球は大きさや濃さなども数値として現れるため、貧血かどうかを判断できます。

 

検査3:骨髄検査

骨髄検査では、血球成分が作られる骨髄を検査します。

血液検査で詳細な原因がわからない場合に行われるもので、この検査では血球成分がきちんと作られているのかがわかります。

 

犬の貧血、対策するには?

犬 疑問

愛犬の貧血対策には、毎日の健康管理と食事管理が必要不可欠です。

健康管理としては、適度な運動がおすすめです。散歩や遊びなどを毎日行っていれば、「元気がない」「運動を嫌がる」などの貧血症状にも気づきやすくなります。

食事管理では、肥満にならないように日ごろから注意してください。おやつは高カロリーなものを避け低カロリーなのもを選ぶことが大切です。サプリメントを活用するのもおすすめですよ。

 

犬の貧血、対策におすすめなサプリ1.ペットチニック

ペットチニック

基本情報

サプリ名ペットチニック
原材料トウモロコシシロップ、水、サッカロース、グリセリン、牛肝ペースト、鉄蛋白化合物、クエン酸ナトリウム、キャラメル色素、クエン酸、ニコチン酸アミド、ソルビン酸カリウム、シアノコバラミン、チアミン塩酸塩、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビン、硫酸銅、天然アニス香料、水酸化ナトリウム
内容量30ml
税込み価格1540円
形状リキッドトリートメント

 

成分値(1ml中)

2.5mg
40μg
チアミン400μg
リホフラビン200μg
ピリドキシン200μg
ビタミンB120.42μg
ニコチン酸アミド2mg

 

おすすめポイント

ペットチニックには、貧血対策に有効な鉄、ビタミンB12、銅が含まれています。

ビタミンB12は血液を生成するので貧血対策に役立ちます。直接口内に入れても、食事にふりかけてもいいので使いやすいですよ。

 

犬の貧血、対策におすすめなサプリ2.カタスパンA

カタスパンA

基本情報

サプリ名カタスパンA
原材料動植物油脂 カゼイン 中鎖脂肪酸(MCT) 乳蛋白濃縮物 全脂粉乳 乳清蛋白濃縮物 カゼインペプチド ホエイペプチド グルタミンペプチド フィッシュペプチド 山羊ミルク 卵黄粉 豚肝加水分解物 牡蠣殻粉 豚マロー抽出物 豚膵乾燥物 タウリン L-アルギニン 精製魚油(DHA供給源) 高麗人参 ローヤルゼリー 酵母エキス DL-メチオニン L-トリプトファン クエン酸 レシチン 塩化カリウム 亜鉛酵母 セレン酵母 ビタミン( A. D. E. K. B1. B2. B6. B12. パントテン酸 ナイアシン 葉酸 ビオチン C 塩化コリン)ミネラル( Ca. P. K. Na. Cl. Mg. Fe. Cu. Mn. Zn. I. Se ) ローズマリー抽出物
内容量240g
税込み価格3280円
形状パウダータイプ

 

成分値

粗たん白質36%以上
粗脂肪37%以上
粗繊維0.1%以下
粗灰分6%以下
水分5%以下
代謝エネルギー(ME)541kcal/100g

 

おすすめポイント

カタスパンAには、貧血に良いビタミンB12が含まれています。

パウダータイプの総合栄養食・経腸栄養食で、赤血球をつくるために必要なタンパク質も摂取できますよ。

 

犬の貧血、対策におすすめなサプリ3.ヘモテクト

ヘモテクト

基本情報

サプリ名ヘモテクト
原材料デキストリン、酵母(亜鉛・銅・セレン含有)、鮭卵巣外皮加水分解物(プラセンタ様物質)、塩化ナトリウム、デンプン、セルロース、ピロリン酸第二鉄、トレハロース、ナイアシン、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム、微粒酸化ケイ素、ビタミンB1、ビタミンB6、レシチン(大豆由来)、ビタミンB2、ビタミンC、クエン酸三ナトリウム、葉酸、クエン酸、ビタミンB12
内容量60粒
税込み価格4180円
形状粒状

 

成分値

10mg
0.2mg
ビタミンB12mg
ビタミンB21mg
ナイアシン10mg
ビタミンB61.6mg
ビタミンB122μg
葉酸40μg

 

おすすめポイント

ヘモテクトには、鉄、銅、ビタミンB12が含まれているので貧血対策的に期待ができます。鉄は吸収性に優れている水溶性の鉄原料を使用しているのですばやく体に取り込まれますよ。

 

犬の貧血、対策におすすめなサプリ4.カルカル

カルカル

基本情報

サプリ名カルカル
原材料純良豚骨粉、牡蠣(漢方素材)、ボーンマロー、(豚骨髄)、酵母、鶏肝臓末、チーズ末、L-リジン、CPP、乳糖、ビタミン類、コリン、コンドロイチン硫酸
内容量430g
税込み価格3,268円
形状粉状

 

成分値

粗たん白質23.0%以上
粗脂肪9.0%以上
粗繊維1.5%以下
粗灰分59.0%以下
水分5.0%以下
40mg
ビタミンB1210μg

 

おすすめポイント

カルカルには、鉄とビタミンB12が含まれています。

動物性タンパク質が使われているので吸収に優れ、貧血対策に欠かせない赤血球を作る手助けをしてくれますよ。

 

愛犬に元気がなかったら病院へ!

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犬の貧血は症状がわかりにくいため、「なんだか最近元気がないけど、まあ大丈夫かな」と見過ごされがちです。

しかし、腫瘍が貧血の原因になっていたり、重大な病気が隠れていたりするので独自の判断は危険です。この記事で紹介した症状が1つでも見られたら動物病院で診察をうけるようにしてくださいね。