ワイマラナーの性格やしつけは?ブリーダーや里親から飼うときの注意点、子犬の価格は?

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愛玩動物看護師
監修者:渡邉鈴子

栃木県生まれ。帝京科学大学にて4年間、動物看護学をはじめとした動物関連の科目を学び、2023年5月には愛玩動物看護師免許を取得。これまでにうさぎや猫の飼育経験あり。現在では、ペット栄養管理士の資格取得に向けて勉強中。

大型犬の愛好家に人気のワイマラナー。

今回の記事では、ワイマラナーの性格やブリーダーや里親から飼うときの注意点、子犬の価格相場をご紹介します。

ワイマラナーってどんな犬?性格やしつけのポイントは?

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ワイマラナーは、ドイツを原産国とする大型犬です。種の起源は17〜19世紀といわれ、古くからヨーロッパで狩猟犬として貴族に親しまれてきました。

とても優秀な狩猟犬で、活発で勇敢、忠誠心が高い性格をしています。知能も高く飼いやすい性格ですよ。ただ、家族以外の人間に対しては排他的な態度をとってしまう神経質な面もあります。

子犬のうちから他の犬や人間とふれ合う機会を持ち、社交性を身につけさせることが大切です。大型犬で力も強いので「待て」「伏せ」といった行動を静止する指示をしっかり覚えさせ、飼い主と主従関係を明確にしてくださいね。

ワイマラナーは運動が大好きな犬

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ワイマラナーの特徴として、運動量の多さもあげられます。毎日の散歩はもちろんですが、ドッグランなどで思い切り運動させてあげる必要があります。

運動不足になると、ストレスを抱えてしまいがちな犬種です。ワイマラナーの購入の際は、十分な運動をさせてあげられるかどうかも検討してくださいね。

ワイマラナーの購入は基本的に「ブリーダー」がおすすめ

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ワイマラナーは出産頭数が少ない犬種なので、以前はブリーダーからしか入手できませんでした。人気が高まってきた現在は、ペットショップでも見かけることがあります。

ただしワイマラナーの子犬は健康管理が難しいので、専門的な環境の整っていないペットショップでの購入はおすすめできません。店員がワイマラナーや大型犬の飼育について知識を持っており、飼育環境も快適なお店でなければ、ペットショップでの購入は見送ったほうが賢明ですよ。

ワイマラナーをブリーダーから購入するときはここをチェック!

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ワイマラナーのブリーダーが信頼できるかどうか見分けるには「犬舎を見学させてくれるか」「親犬や兄弟犬を見せてくれるか」「生後6週目に満たない子犬を売ろうとしていないか」「購入後にしつけの相談はできるか」「動物取扱業者にきちんと登録しているか」をしっかり確認してくださいね。

子犬を選ぶときは、「歩き方がしっかりとしているか」「呼びかけに応えるか」「目に輝きがあるか」「抱っこしたときに暴れたり固まったりしないか」が大切なチェックポイントです。

特にワイマラナーは股関節の病気になりやすいので、歩き方がフラフラしていないかどうかはしっかり見極めてくださいね。

ワイマラナーの販売価格は?子犬だとどれくらい?

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ワイマラナーの販売価格は約30万円程度が相場です。

ワイマラナーをペットショップで購入する場合、ブリーダーでの相場よりも安くなることが多いです。ただし、専門知識を持った信頼できるペットショップでない限りは、価格が少し高くてもブリーダーで購入するのが安心ですよ。

成犬のワイマラナーを飼いたい場合は里親がおすすめ

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ブリーダーやペットショップで、生後1年が過ぎた成犬が販売されるケースはまれです。成犬のワイマラナーを飼いたいのなら、里親の募集を探すのがおすすめですよ。

運動量の多さや個人的な都合から、ワイマラナーを手放す飼い主が増えています。人気の犬種なので、募集後早い段階で里親が決まるケースが多いようです。

里親としてワイマラナーを引き取りたい場合できるだけ毎日里親情報に目を通し、タイミングを逃さないようにしてくださいね。

ワイマラナーは独特の優しい表情と忠誠心の高さが魅力

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ワイマラナーは、優雅で優しい表情や、番犬としての能力の高さや忠義心が高さに魅了される飼い主が多い犬種です。

運動をしっかりとさせてあげられるか、しつけはできるかを考慮した上で、ぜひ飼育を検討してみてくださいね。

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