フレンチブルドッグの飼い方まとめ。性格、しつけ、標準体重や運動量は?

フレンチブルドッグは個性豊かな犬種で、人気犬種ランキングでも常に上位を占めています。愛くるしい顔に陽気で甘えん坊な性格も魅力のひとつですよ。

この記事ではフレンチブルドッグの性格やしつけ、標準体重や運動量についてまとめました。

フレンチブルドッグの基本情報

犬 フレンチブルドッグ 素材

歴史

1800年代中頃にイギリスの小型ブルドッグがレース職人と共にフランスに渡り、パグやテリアなどと交配されて誕生したとされています。

もともとはネズミ捕りとして活躍していましたが、愛らしい外見からペット犬として人々に愛されはじめ多くの人に飼われるようになりました。日本にフレンチブルドッグが来たのは大正時代で、昭和初期にはたくさんのフレンチブルドッグが飼育されていましたよ。

性格

性格

  • 愛嬌があって活発
  • 陽気で活発なマイペース
  • 利口で賢く穏やか
  • 繊細で落ち込みやすい一面も

愛情深く社交的

フレンチブルドッグは愛情深く、社交的な性格をしています。愛情をもって接すれば、深い絆を築くことができますよ。また、飼い主とその家族に対して忠実で常にそばにいることを好み、一緒に過ごすことを望む傾向にあります。飼い主とその家族以外の人間や、他の動物とも友好的に接することができる社交性も持ち合わせ、関係を大切にする一面も見られます。

陽気で活発なマイペース

フレンチブルドッグは、明るく陽気な性格でもあります。小さな体でありながら、パワフルでエネルギッシュな一面があります。飼い主さんとのおもちゃ遊びや散歩を通して、常に楽しそうにしている様子が見られますよ。また、一芸を覚えるほど賢いとも言われ、遊ぶことで笑いを提供してくれることがあります。

利口で賢く穏やか

一般的にはフレンチブルドッグは穏やかで落ち着いた性格を持ちます。遊ぶ時以外は比較的大人しく、家の中で快適に過ごすことが好きな傾向にあります。あまり吠えることや走りまわることも多くないため、室内犬として向いている犬種です。

繊細で落ち込みやすい一面も

フレンチブルドックは繊細な一面をもっている子もいるので、大声で叱ると落ち込んでしまうことも。そのようなしつけやコミュニケーションは避け、優しく丁寧に接した方が良いですねよ。

外見の特徴

フレンチブルドッグは、がっちりとした引き締まった体をしています。

尻尾は生まれつき短く、スクエア形のやや大きめな顔と、コウモリが羽を広げたような耳が特徴的です。滑らかで光沢のある短い被毛は、「フォーン」「クリーム」「ブリンドル」「パイド」の4種類ですよ。

平均体重は成犬で8~15kg、体長が30cm、体高は28~33cmです。

パグとの違い

パグとの相違点は「耳」「体型」「歯」「尾」などです。パグとの違いについては関連記事で詳しく紹介しています。

ボストンテリアとの違い

ボストンテリアとの相違点は「耳の形」「被毛のカラー」「性格」です。

ボストンテリアとの違いについては関連記事で詳しく紹介しています。

フレンチブルドッグの食事について

犬 フレンチブルドッグ 素材

フレンチブルドッグは皮膚が弱いため、アレルギー性皮膚炎や細菌による皮膚感染症を起こしやすい犬種です。

アレルギーの原因となる添加物を使用していない、また、食欲旺盛で肥満になりやすいことから、高タンパク低炭水化物のフードを選んであげることも忘れないで下さいね。

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フレンチブルドッグには「カナガンドッグフード」がおすすめです。

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カナガンドッグフードの詳細は下記記事をチェック
カナガン(ドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

フレンチブルドッグの寿命・病気について

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寿命

平均寿命

  • 10~13年

フレンチブルドッグの平均寿命は、10~13年です。呼吸系の病気を患いやすいことから短命傾向にありますが、20歳まで元気に過ごしたフレンチブルドッグも日本にいましたよ。

病気

気をつけたい病気

  • 鼻腔狭窄
  • 口蓋裂
  • 椎間板ヘルニア
  • 皮膚病

飼育する上で気をつけたい病気は「鼻腔狭窄」「口蓋裂」「ヘルニア」「皮膚病」などです。

「鼻腔狭窄」は、鼻の通り道が狭くなってしまう状態のことを指します。フレンチブルドッグなどの鼻先が短い犬種に見られる病気です。生まれつき鼻の穴が小さい特徴であるため、呼吸困難になりやすい犬種でもあります。鼻孔の狭さや口蓋垂の長さなどが原因となり、気道の狭窄や呼吸困難、いびき、鼻水などの症状が現れることがあります。

椎間板ヘルニアに気を付けて!

中でもフレンチブルドッグが最も気をつけなければならない病気が「椎間板ヘルニア」です。

フレンチブルドッグは背中が丸く、背骨の形状に問題がある場合があります。そのため、椎間板ヘルニアなどの異常が起こりやすいようです。発症すると運動失調や麻痺によって自力でのトイレができなくなってしまうこともあります。

日々のケアで皮膚病回避!

その他、フレンチブルドッグは皮膚の折り重なりやしわが多い特徴があります。そのため、湿度や菌の繁殖が原因で皮膚トラブルが起こりやすいとも言われています。定期的なケアをしてあげることで防ぐことができますよ。

フレンチブルドッグの飼い方について

フレンチブルドック_拭く_タオル

ブラッシングなどの日々のケア

フレンチブルドッグは、毎日のお手入れが大切です。

短毛でキメの細かい毛が特徴的で、季節ごとに被毛が生え変わるため抜け毛が多い犬種です。まめにブラッシングしたり濡れタオルで体を拭いてあげたり、お手入れしてください。

顔のシワ部分には皮脂など汚れが溜まりやすいため、ブラッシングする際に一緒に拭いてあげるのが良いかもしれません。

運動

フレンチブルドッグの運動は、1日30分程度の散歩がおすすめです。

ただ、皮膚が薄く気温の変化に弱いので夏の散歩は涼しい早朝に、冬に散歩をするときは服を着せるといった工夫を凝らしてあげてください。

におい

「ブルドッグ臭」とも呼ばれる独特なにおいがします。

上記で挙げた日々のお手入れでもあったように皮脂の分泌量が他の犬種に比べて多いため、顔にあるシワの間に汚れが溜まりやすいことが原因です。

ブラッシングの際に拭いてキレイにしてあげましょう。


フレンチブルドッグのしつけについて

フレンチブルドック_お手

しつけのコツ

  • 上下関係をはっきりさせる
  • 一貫性を持ったしつけ

フレンチブルドッグと快適な生活を送る上で欠かせないのがしつけです。

まず上下関係をしっかり教え、飼い主さんがリーダーであることを理解させます。その上で、一貫性を持ったしつけをすると意思疎通がしやすくなりますよ。

フレンチブルドッグの迎え入れについて

犬 フレンチブルドッグ 素材

価格

価格

  • 15~40万円

ペットショップの場合は15万円前後から購入できることが多いですが、親犬がチャンピオン犬だったり人気カラーだったりすると30万円を超えることもあります。

選び方

健康なフレンチブルドッグの幼犬は澄んだ目をしており、骨格はしっかりしています。色素が濃いというのも健康的な子犬の特徴とされているので、鼻の黒さも併せて確認することが大切です。

「目を見たときに唸らない」「だっこしたときに暴れたり固まったりしない」といったポイントも、人によく懐く性格のフレンチブルドッグを選ぶには大切です。

迎え入れ先

迎え入れ方

  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 里親

フレンチブルドッグの迎え入れ方は、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親」の3種類です。

手軽に購入できるペットショップ、多少の手間はかかるもののアフターケアが万全なブリーダー、無料で引き取れることが多い里親など入手経路は様々ありますよ。

フレンチブルドッグの迎え入れ方や里親についての詳細は下記記事を参考にしてみてください。

まとめ

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愛嬌のあるフレンチブルドッグは飼い主も楽しくなるような振る舞いをします。

人間と同じで性格もそれぞれ違うので、飼い主や家族の雰囲気に合ったフレンチブルドッグを探してみてください。フレンチブルドッグの性格や飼い方を理解し、愛犬との暮らしを満喫してくださいね。

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