ロイヤルカナン キトン(子猫)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「ロイヤルカナン キトン(子猫)」は、成長期の子猫に必要な栄養バランスを考慮してつくられたキャットフードです。

この記事では「ロイヤルカナン キトン」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の口コミは?


良い口コミと悪い口コミそれぞれ分けて評価しています。

良い口コミ

しっかりうんちもだしてくれます
生後3ヶ月から4ヶ月くらいの子猫に購入。子猫前期のドライタイプは粒が小さいので丸飲み。食べなくなりこちらの後期分にしたらしっかり噛んで食べています。韓国製ですが、だからどうした?って感じなんで気にしていません。下痢もなくしっかりうんちもだしてくれます。
ふじみい1616さん
出典:楽天市場「【2㎏×2袋】ロイヤルカナン キトン 成長後期の子猫用(猫・キャット)[正規品]」レビュー
猫満足!
子猫購入時2種の試供品を頂きました。そのうちの一つがロイヤルカナンで、食いつきがまったく違ったので、こちらを引き続きあげています。美味しいようで良く食べてくれます。
配送してくれるのに、ホームセンターとかより安くて助かりますね。
購入者さん
出典:楽天市場「【2㎏×2袋】ロイヤルカナン キトン 成長後期の子猫用(猫・キャット)[正規品]」レビュー
大好物
2匹とも、好んで良く食べます
臭いもそれほどなくいいです
sa-chan5163
出典:楽天市場「【2㎏×2袋】ロイヤルカナン キトン 成長後期の子猫用(猫・キャット)[正規品]」レビュー

良い口コミは「良く食べてくれる」「安くて助かる」「食いつきが良い」の声が多く見られました。

食いつきに関しては特に評価されており、多くの猫たちに美味しいと感じるようなフードなのかもしれませんね。

コスパの良いキャットフードと感じる方が多いようで、そのあたりも評価が高い印象を感じました。

原産国が「韓国」になっていることについては、気にしていないような内容の口コミもありましたね。

愛猫の状態や食いつきが良いようであれば、特に気にされないという考え方のようです。

悪い口コミ

原産国を見たところ
以前もこちらで購入して、リピートでの購入です。
安いし商品が届くのも早いしでとても助かっているのですが、前回届いたものとパッケージや餌の匂い・色が異なり、ん?と思い原産国を見たところ前回がフランスで今回は韓国でした。
あと2ヶ月ほど前に買ったフランス産の方が、今回買った韓国産のものより賞味期限が3年も長くてそこも品質の状態どうなんだろうと少し引っかかりました。
大丈夫なのかな?とは思いつつも購入ページを確認したら6月頃からフランスと韓国が混在になると書かれていましたので自分の見落としです。
韓国のやつでも猫ちゃんはたべてくれているのでとりあえず様子見ですが、原産国を指定出来たらもっといいなと思いました。
購入者さん
出典:楽天市場「【2㎏×2袋】ロイヤルカナン キトン 成長後期の子猫用(猫・キャット)[正規品]」レビュー
食べなくなった
たくさん入ってるものを買ったのでシリカゲルを入れて保存先に気を付けているのですが、こちらのものは初っ端から食欲が落ちてしまっています
ふやかすと食べるので美味しくないのかもしれません
同じ製品ではよく食べていたので保存状態が良くないのかな?と思いました
自分の保存状態が悪いのであれば納得なのですが、開けたてでこうなので製品側に問題があるように思います・・・
お安く買えるのですが猫の幸せが1番大事なので次回は考えようと思います
匿名90271458さん
出典:楽天市場「【2㎏×2袋】ロイヤルカナン キトン 成長後期の子猫用(猫・キャット)[正規品]」レビュー

悪い口コミでは「原産国が気になる」「食べなくなった」の声が見られました。

本フードの原産国が「韓国」になったことについて、少し不安に感じてしまっている方がいるようですね。

また賞味期限についてですが、以前のフードには合成酸化防止剤が使用されていました。それが、現在では天然由来の酸化防止剤を使用していますので、原材料の品質的には良くなったと考えられます。

また、食べなくなった子もいるようですね。ふやかすと食べるようなので、フードの固さや形状が好みではない可能性が考えられます。

口コミのまとめ

全体的に高い評価が多く、人気のある商品であることがわかりました。

その理由としては、食いつきの良さと手ごろな価格である点が挙げられます。

一方で原産国について不安の声もいくつか見かけました。しばらく愛猫の様子を見ながら、使用を続けるか悩まれている様子です。

このあたりは人それぞれ考え方が異なりますので、何とも言えない部分ではあります。
飼い主さん自身が納得できるフードを選択することが一番望ましいのかなと思いました。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の原産国は?


本フードの原産国は「韓国」となっています。

以前は「フランス」となっていましたが、2022年5月ごろから韓国工場で製造し輸入をするようになりました。

韓国の工場は「ロイヤルカナン」の中でも最大規模であり、工場はガラス張りの回廊などがあるため、訪問者が工場を見て回ることができるよになっています。「包み隠さず見せよう」とする姿勢を感じますよね。

韓国工場の運営管理は、日本人も含む多国籍チームで行われています。「ロイヤルカナン」の他の工場経験したスタッフたちで構成されており、製造に関するだけでなく利用者の声にも耳を傾け、より安全性の高いものを届けようとする姿勢で取り組んでいるそうです。

原産国が変わると、不安を感じてしまいますよね。ですが、「ロイヤルカナン」の全ての製品はフランスで開発された後、世界各国の工場で製造されています。品質管理や原材料の選定は、以前と同じく徹底された管理の元で行われているようなので、韓国になったから品質が変わったとは考えづらいと思います。

ただ、これは人それぞれ感じ方が違いと思いますので、気になる方は別の商品を検討した方がいいかもしれませんね。

原材料の生産地はわからない

厳しく審査されているとはいえ、原材料に関しては明確な情報はありませんでした

色んな国で作られていますので、使用されている原材料の産地やグレードなどが気になります。このあたりの具体的な情報があれば、もう少し安心して利用できる方もいるのではと感じました。

ただ、以前のフードには酸化防止剤に「BHA」「没食子酸プロピル」が使用されていましたが、現在は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」に変更となっていました。

そのため、前のフードよりも安全性は高い商品となったと考えられますよ。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「肉類(鶏、七面鳥、ダック)」を使用しています。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「米」「超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)」「動物性油脂」「コーンフラワー」「加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)」「小麦粉」「コーングルテン」「ビートパルプ」「大豆油」「魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表はキャットフード「ロイヤルカナン キトン」の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

代わりに天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」が使用されています。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「36.4%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「17.1%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の基本情報は?

猫
赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ロイヤルカナン キトン
分類 総合栄養食
定価 4300円税込)
内容量 2kg
カロリー 407kcal/100g
賞味期限 開封後:1~1.5ヶ月
生産国 韓国
販売元 ロイヤルカナンジャポン
対応年齢 生後4ヶ月~12ヶ月まで
メイン食材 肉類(鶏、七面鳥、ダック)
穀物 超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)小麦粉
酸化防止剤 ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
人工添加物 不使用
粒の大きさ 1cm前後
問合せ先 0120-125-850
配達までの期間 1週間前後(Amazon)

キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の詳しい原材料と成分一覧は?

猫

ロイヤルカナン キトンの原材料

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

主原料 肉類(鶏、七面鳥、ダック)
その他原材料 超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)動物性油脂コーンフラワー加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)小麦粉コーングルテン、酵母および酵母エキス、植物性繊維、ビートパルプ大豆油魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、サイリウム、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖及びβ-グルカン源)、藻類油(DHA源)、マリーゴールド(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、L-リジン、DL-メチオニン)、ゼオライト、β-カロテン、ミネラル類(Cl、K、Ca、P、Na、Zn、Mn、Fe、Mn、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、ビオチン、A、B2、パントテン酸カルシウム、B6、B1、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

「フラクトオリゴ糖」「マンナンオリゴ糖」には便秘を解消する役割が期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。

便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。

ロイヤルカナン キトンの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 34.0%以上 36.4%以上
粗脂肪 16.0%以上 17.1%以上
粗繊維 3.4%以下 3.6%以下
粗灰分 8.9%以下 9.5%以下
水分 6.5%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

粗脂肪量は16%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封前:輸入から1年
  • 開封後:1~1ヶ月半

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 21g 44円
2kg 35g 75円
3kg 47g 101円
4kg 58g 126円
5kg 69g 148円
6kg 79g 170円
7kg 89g 191円
8kg 98g 211円
9kg 107g 231円
10kg 116g 250円
15kg 157g 338円
20kg 195g 420円
30kg 265g 569円
40kg 328g 706円
50kg 388g 834円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の販売会社は?


「ロイヤルカナン キトン」は、ロイヤルカナン ジャポン合同会社で販売されています。

犬や猫を熟知し、尊重するという「Dog and Cat First」という企業哲学をもとに、主に広大な敷地にあるフランス本社で「研究」「開発」「製造」「販売」「管理」を行っています。

フランス本社以外でも、11工場をもつまでに成長し、世界92ヵ国に製品を輸出している世界的な企業です。

ロイヤルカナンはキャットフードだけでなく、ドックフード、わんちゃんねこちゃんの療法食を取り扱っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン キトン(子猫)」の購入方法は?


「公式サイト」「Amazon」「楽天市場」で購入が可能です。

価格としては「Amazon」「楽天市場」が安いようですが、あまり安すぎるものは注意してくださいね。お得に購入できたと思ったら、賞味期限が短かった・・・なんてこともあります。

安心して購入したいと考えるならば、「公式サイト」またはペットショップやホームセンターなどで直接購入する方が間違いないと思います。

 

編集部まとめ

猫

生後12ヶ月までの成長期の猫にあわせて、体をつくるもとになるタンパク質を豊富に含み、さらに消化吸収をサポートする成分が配合されたキャットフードです。

成分バランスは申し分ありませんが、「穀物が使用されている」「原材料の内容や品質が不透明」ことから、積極的におすすめしにくいフードです

肉食動物である猫は、「米」「コーンフラワー」「小麦粉」「コーングルテン」「大豆油」といった穀物・大豆に含まれる植物性のタンパク質をうまく消化することができません。消化器官が未熟な猫にとっては、体に強い負担がかかってしまうことが考えられます。

愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

「動物性油脂」「魚油」などはどの動物のどの部位が使われているか判断できないため、不安が残ります。

高品質なキャットフードは動物名や部位名まで明記されているものが多いので、「本フードは廃棄用の部位など低品質なものを使っているから、あいまいな表現なのでは…」と疑ってしまいますよね。

以前は「BHA」「没食子酸プロピル」といった合成酸化防止剤を使用していましたが、現在は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」に変更されていますので、この点は評価できますね。

合成酸化防止剤のような添加物は、発がん性や染色体異常を引き起こす可能性があるといわれていることもあるので、できれば添加されていない方が望ましいです。

「無添加」のキャットフードはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

猫にとって成長期は最も重要な期間なので、愛猫の体に負担がかかるような原材料は極力避けることをおすすめします。

こちらのページでは、成長期の子猫にもおすすめできる高品質なキャットフードを紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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ロイヤルカナン キトンの商品画像