ロイヤルカナン マザー&ベビーキャットは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」は、生後1~4ヵ月の子猫と、母猫のために考えられたキャットフードです。

この記事では「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 子猫用・母猫用」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「幼猫(0~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の口コミは?


良い口コミと悪い口コミそれぞれ分けて評価しています。

良い口コミ

食いつきいいです。
2ヶ月ちょっとの子猫2匹に食べてもらいました。
ミルクボランディアさんに進められて購入したのですが、きちんと食べてくれてすくすく育っています。
もうそろそろキトンもあげてみようと思います。
購入者さん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]キャットフード ドライ」レビュー
安心して食べてもらってる
我家の食道狭窄の愛猫の常食です。離乳食時期から食べて、現在7才で毛並みもツヤツヤ、元気に過ごしています。今回、生後2ヶ月くらいの子猫を保護したので追加購入しました。とても小さい粒で直ぐにふやけるので安心して食べてもらっています。
ふうかポンさん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]キャットフード ドライ」レビュー
お値段もリーズナブル
まだ2ヶ月の子猫のために購入しましたがよく食べてくれます、お値段もリーズナブルですし満足です。
riinayunonさん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]キャットフード ドライ」レビュー

良い口コミでは「食いつきがいい」「安心」「リーズナブル」という声が見られました。

とくに食いつきに関しては非常に多くの声が見られます。もちろん好き嫌いはあると思いますが、比較的多くの猫が美味しいと感じるフードなのかもしれませんね。

長年利用されてきた方の中には、元気に育っている愛猫をみて、フードに安心感を抱いている声も見られました。毛並みもツヤツヤであるということで、体質的に合っているフードなのだと感じました。

また、価格についても評価が良い印象です。ペットショップよりもネット通販で購入するほうが安いので、多くの方が利用しています。ただ、価格が安すぎるものは賞味期限が近い可能性も考えられますので、注意しならが利用することをオススメします。

悪い口コミ

子猫すぎるのかな、、、
全く食べません。ニオイがきつめだからでしょうか、、、間違って2キロ買っちゃったし、、、好き嫌いあるんですね~
riinayunonさん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]キャットフード ドライ」レビュー

悪い口コミは殆ど見られませんでしたが「食べない」「粒が小さい」などの声がみられました。

猫によって好みも違ってくるため、食べない子もいるでしょう。カリカリの状態で全く食べない様であれば、ふやかしたり、別のフードに混ぜて与えることで食べてくれることもあります。ちょっとしたひと手間を加えることで、解決できるかもしれませんね。

粒の大きさについても、猫によって好き嫌いがありそうですね。この場合も同様に、ふやかす等の工夫をすれば食べてくれそうな気がします。

何をやっても食べてくれないようであれば、本当に好きでは無いのかもしれません。その時は他のフードに切り替えましょう。

口コミのまとめ

総合的に良い評価が多く、人気のあるキャットフードであることがわかりました。

食いつきもよく、価格もそこまで高くないと感じているようで、多くの方が利用しているようです。もし、何を与えればわからないという方は、本フードを候補の1つとして考えてもいいかもしれません。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「肉類(鶏、七面鳥、ダック)」を使用しています。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「動物性油脂」「米」「超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)」「コーンフラワー」「加水分解タンパク(鶏、七面鳥)」「ビートパルプ」「加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)」「大豆油」「魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表はキャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

その代わり、天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」が使用されています。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「34.2%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「24.6%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の基本情報は?

猫
赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 子猫用・母猫用
分類 総合栄養食
定価 4300円(税込)
内容量 2kg
カロリー 442kcal/100g
賞味期限 開封後:1~1.5ヶ月
生産国 韓国
販売元 ロイヤルカナン
対応年齢 子猫(生後1ヶ月~4カ月まで)
母猫(妊娠後期~授乳期)
メイン食材 肉類(鶏、七面鳥、ダック)
穀物 超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)コーンフラワー
酸化防止剤 ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
人工添加物 不使用
粒の大きさ 1cm前後
問合せ先 0120-125-850
配達までの期間 1週間前後(Amazon)

キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の詳しい原材料と成分一覧は?

猫

ロイヤルカナン マザー&ベビーキャットの原材料

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

主原料 肉類(鶏、七面鳥、ダック)
その他原材料 動物性油脂超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)コーンフラワー加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、酵母および酵母エキス、ビートパルプ加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、植物性繊維、大豆油魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖及びβ-グルカン源)、藻類油(DHA源)、マリーゴールド(ルテイン源)、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン)、ゼオライト、β-カロテン、ミネラル類(Cl、K、Ca、P、Na、Zn、Mn、Mg、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、ビオチン、B2、A、パントテン酸カルシウム、B6、B1、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

「フラクトオリゴ糖」「マンナンオリゴ糖」には便秘を解消する役割が期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。

便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。

 

ロイヤルカナン マザー&ベビーキャットの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 32.0%以上 34.2%以上
粗脂肪 23.0%以上 24.6%以上
粗繊維 2.8%以下 3%以下
粗灰分 7.8%以下 8.3%以下
水分 6.5%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の原産国は?


本フードの原産国は「韓国」となっています。

以前は「フランス」となっていましたが、2022年5月ごろから韓国工場で製造し輸入をするようになりました。

ただ、「ロイヤルカナン」の全ての製品はフランスで開発された後、世界各国の工場で製造されています。品質管理や原材料の選定は、徹底された管理の元で行われているようなので、過剰に不安に思うこともないでしょう。

また、韓国の工場は「ロイヤルカナン」の中でも最大規模だそうです。工場はガラス張りの回廊などがあるため、訪問者が工場を見て回ることができるようです。まるで、「包み隠さず見せよう」とする意志があるように感じます。

韓国工場の運営管理は、日本人も含む多国籍チームで行われています。「ロイヤルカナン」の他の工場経験したスタッフたちで構成されており、製造に関するだけでなく利用者の声にも耳を傾け、より安全性の高いものを届けようとする姿勢で取り組んでいるそうです。

原材料の生産地はわからない

厳しく審査されているとはいえ、原材料に関しては明確な情報はありませんでした

色んな国で作られていますので、使用されている原材料の産地やグレードなどが気になります。このあたりの具体的な情報があれば、もう少し安心して利用できる方もいるのではと感じました。

ただ、以前のフードには酸化防止剤に「BHA」「没食子酸プロピル」が使用されていましたが、現在は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」に変更となっていました。そのため、前のフードよりも安全性の高い商品となっていると考えられますよ。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封後:1~1.5ヶ月

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 19g 41円
2kg 32g 69円
3kg 43g 93円
4kg 54g 116円
5kg 64g 137円
6kg 73g 157円
7kg 82g 176円
8kg 90g 194円
9kg 99g 212円
10kg 107g 230円
15kg 145g 311円
20kg 180g 386円
30kg 244g 524円
40kg 302g 650円
50kg 357g 768円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の販売会社は?


「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」は、ロイヤルカナン ジャポン合同会社で販売されています。

犬や猫を熟知し、尊重するという「Dog and Cat First」という企業哲学をもとに、主に広大な敷地にあるフランス本社で「研究」「開発」「製造」「販売」「管理」を行っています。

フランス本社以外でも、11工場をもつまでに成長し、世界92ヵ国に製品を輸出している世界的な企業です。

ロイヤルカナンはキャットフードだけでなく、ドックフード、わんちゃんねこちゃんの療法食を取り扱っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット」の購入方法は?


「公式サイト」「Amazon」「楽天市場」での取り扱いが確認できました。

価格は「Amazon」「楽天市場」が安く購入できるようですが、中には賞味期限が短いものを販売している可能性もあります。あまり安すぎるものは注意してくださいね。

一部のペットショップや病院でも取り扱いがあるようです。直接見て購入されたい方は、お近くの店舗に問い合わせてみて下さい。

 

編集部まとめ

猫

生後1~4ヵ月の子猫と、妊娠後期~授乳期の母猫のために、栄養バランスや粒の大きさなどに工夫がなされたキャットフードです。

しかし「穀物が使用されている」「品質が不透明」ことが理由で、子猫や母猫であっても積極的におすすめはしにくいフードです

「米」「コーンフラワー」といった穀物は消化しにくいため、消化器官の未熟な子猫や妊娠中でデリケートな母猫に大きな負担をかけてしまうおそれがあります。

「動物性脂肪」などは、どの動物のどの部位が使われているのか判断できません。廃棄用の肉類など低品質なものが使用されている可能性もあるため、避けたい原材料の1つです。

以前は「BHA」「没食子酸プロピル」といった強力な合成酸化防止剤が使用されていましたが、現在は天然由来「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」が使われています。

愛猫のためにも「グレインフリー」かつ「無添加」のキャットフードを与えることをおすすめしますよ。

グレインフリーについてはこちら、無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

栄養価は十分ですが、消化のしにくさ・危険性などを考えるとあまりおすすめできない結果となりました。

消化器官が十分に発達していない子猫や、妊娠以外の負担は軽減してあげたい母猫のことを考えると、穀物は使われていないに越したことはありません。

こちらのページでは、子猫や母猫にも安心して与えられるおすすめのキャットフードを紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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