人間でも食べられる品質?ヒューマングレードキャットフードのおすすめ3選!

キャットフードの表記でよく見かけるヒューマングレード。

ヒューマングレードとは原材料の品質が人間の食事と同じであることを意味しますが、厳密な定義はあるのでしょうか。

この記事ではヒューマングレードについての詳しい解説と、おすすめのキャットフード3選をまとめました。

全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!

キャットフードの「ヒューマングレード」とは?

猫 かわいい funny

ヒューマングレードとは、人間が食べることができる品質水準の原材料で作られていることを意味します。

キャットフードの安全性に関しては「ペットフード安全法」で規制されていますが、人間の食品安全基準と比べると決して十分なものとはいえません。実質、粗悪といえる原材料を混ぜたものをキャットフードとして販売しても問題はありません。

不十分であるからこそ、それぞれのキャットフードメーカーは品質にとことんこだわり、人間が食べられるレベルの原材料のみを使用した「ヒューマングレード」を主張しているわけです。

引用元:ペットフード安全法|基準規格等

実は明確な基準はない

とはいえヒューマングレードを定める明確な法規制や基準は存在しないため、現状は各フードメーカーの自己申告による記載です。

そのため、人間でも食べないような低品質の原材料が使われている場合でも、ヒューマングレードと大きく記載しているキャットフードは少なからず存在します。「そう書けば売れるから」です。

「ヒューマングレードと書かれているから良い」と鵜呑みにするのではなく、飼い主さん自身の目で本当に良いフードを選ぶことが重要ですよ。

AAFCOとUSDAと「ヒューマングレード」の関係は?

AAFCO

AAFCO(米国飼料検査官協会)はアメリカの団体で、ペットフード栄養基準やラベルに関する基準を提示しています。この栄養基準は世界的にスタンダートになっており、日本のペットフード公正取引協議会もこの基準を使用しています。

USDA

USDA(アメリカ合衆国農務省)は日本の農林水産省にあたる機関で、品質に厳しい基準を設け、肉の格付けやオーガニック食品の認証などを行います。

ここで注意したいのは、「ヒューマングレード」とAAFCO、USDAには直接的な関係性はないということです。前述したように、「ヒューマングレード」に明確な基準は存在しません。

また、AAFCOは基準を提示するだけで認証などは行わず、USDAもペットフードに関しては認証を行いません。

ただ、ヒューマングレードのペットフードで「使われている原材料」が「AAFCOの基準をクリア」していて、「USDA認証の素材である」ということはあります。ペットフードそのものが認証されているわけではなく、原材料が認証、もしくは基準をクリアしているという点は理解しておきましょう。

引用元:AAFCOの養分基準 阿部又信 解説

pepyがオススメするフードを選ぶ基準は?

フードにはたくさんの種類があり選ぶのは本当に難しいですよね。ただ、フードの選ぶ方次第で愛猫の健康、寿命に大きく影響がでます。フードはしっかりと選んであげましょう。

フードの選ぶ基準をわかりやすくまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください。

ヒューマングレードを見極めるポイントは?

猫 素材

ポイント

  • 品質が不透明な原材料を含まない
  • 価格が安すぎない

現状では法整備が不十分なことや、購入者が得られる情報に限りがあることなどから、「絶対に安全なキャットフード」を見極めることは不可能です。ですが、品質によって左右されるポイントに着目すれば、ある程度は品質を見抜くことはできます。

ここでは、品質の高いといえるキャットフードの多くに共通している2つのポイントについて解説しています。

品質が不透明な原材料を含まない

  • 肉類
  • ○○ミール
  • 畜肉副産物
  • 肉粉・肉骨粉
  • 動物性脂肪

原材料表を見ると、このような表記を目にすることがあります。

これらの原材料は全て肉類由来のものですが、「何の種類の肉が使用されているのか」「どの部位が使用されているのか」などの詳細を判断することができません。

中には廃棄用の骨・足・くちばし・毛・羽根など、人間でも食べないような低品質のものが混ぜられている可能性もあります。品質を隠すために、あえてあいまいな表記をしているのかもしれません。

品質に自信があるメーカーは「骨なし鶏肉」「サーモンオイル」など動物名まで明記している場合が多いので、原材料表を見てどのようなものが使われているのかを容易に想像できるキャットフードを選ぶことをおすすめします。

価格が安すぎない

人間の食品と同じく、キャットフードにおいても低品質なものは値段が安く、高品質なものは値段が高くなる傾向があります。

また価格が安ければ安いほど、猫にとって不必要な穀物や繊維質などが含まれる割合が大きくなります。猫にとって最も重要な肉類は原価が高いため、穀物などを使ってカサ増ししてコストダウンさせているのです。

必ずしも全てのキャットフードに当てはまるわけではありませんが、品質を考えるのであれば「1kgあたり2,000円以上」のキャットフードを選ぶことをおすすめします。

ヒューマングレードに使われる素材とは?

猫 素材

ヒューマングレードのキャットフードは、人間でも食べられる素材で作られています。しかし実際のところ、明確な基準があるわけではないので素材はそこまで決まっていません。

人口調味料や化学添加物、甘味料、保存料などが使われておらず、無農薬の素材などが理想的です。また、愛猫に食べさせるのであればグレインフリー(穀物不使用)のものがいいですね。

原料表記が曖昧なものなどは購入を控えましょう。

ヒューマングレードを選ぶメリットは?

猫の画像

品質の高い原材料

ヒューマングレードのキャットフードは、人間が食べることができる品質の原材料を使用しています。

肉や魚の動物タンパク質源が高品質で添加物や人工的な成分が含まれていないことで、猫にとって無駄なものが少ないごはんを食べてもらうことができます。

栄養バランス

ヒューマングレードのキャットフードは、猫の栄養バランスを考慮して作られています。猫に必要なたんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を適切な割合で提供し、猫の健康と成長をサポートします。

安全性と衛生面

ヒューマングレードのキャットフードは、食品衛生基準に準拠して製造されます。原材料の選定から製造までのプロセスは、人間の食品と同様に厳しい品質管理基準に基づいています。

これにより、食品安全性や衛生面でのリスクが最小限に抑えられ、安全面・衛生面に安心できますね。

健康状態への影響

ヒューマングレードのキャットフードは、猫の健康状態にプラスの影響を与えることが期待されます。

高品質の原材料と栄養バランスの良さにより、猫の被毛や皮膚の健康、消化機能、免疫システムの強化などに期待できます。

キャットフードの正しい選び方

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キャットフードは愛猫の健康と寿命を大きく左右する大切なものです。毎日食べるものだからこそしっかりと良いフードを選んであげましょう。

添加物が入っていないものを選ぶ

保存料

保存剤は「防腐剤」ともよばれ、キャットフードが腐敗しないような目的で使用されています。保存剤を混ぜることで、フードの長期保存や容量が多い袋での販売を可能にしています。

着色料

着色料は「赤色2号」や「青色1号」などと記載されている人工的に色を付けるための成分です。着色料を使用する目的は猫のためではなく、人間の見栄えのためです。猫は食べ物を「色」ではなく「匂い」で判断するので、着色剤は食欲と関係ないのです。

酸化防止剤

酸化防止剤には人間の食品に使うことを禁止されている成分も含まれています。当然猫にも悪影響を及ぼしますよ。フードは水分が多いほど酸化しやすいので、「ウェットタイプ」のキャットフードにはよく使われています。

「保存剤」「着色料」「酸化防止剤」は長期保存や見た目の良さには重要ですが、長期的に多量に摂取することでガンやアレルギーを発生させる原因や、皮膚病など病気の原因にもなる有害な成分なのです。

ドライフードを選ぶ

ドライフードには以下のメリットがあるためオススメです。

ドライフードのメリット

  • 総合栄養食が多い
  • 開封後も長期保存できる
  • 1食あたりの価格が安い
  • 歯磨きの役割も期待できる

総合栄養食とは、猫が1日に必要とする栄養がバランスよく配合されたフードのことをいいます。ドライフードの多くは総合栄養食です。水と一緒に規定量を与えれば1日に必要な栄養を過不足なく摂取することができます。

また、一般的に水分量が10%以下のものを指します。水分含有量が少なく、適切な方法で保管すれば開封後も1ヶ月程度保存することが可能です。

メーカーや種類によって異なるため一概には言えませんが、ウェットフードなどと比べると安価で販売されています。

さらに、カリカリのフードを咀嚼するとカリカリの固い表面が歯にこすれて歯石を落とすとされています。噛むことは歯肉を刺激することのも繋がるので口内炎ケアにも。

おすすめのキャットフード3選

モグニャン

モグニャンキャットフード
メイン食材 白身魚
酸化防止剤 ビタミンE
人工添加物 不使用
穀物 不使用
賞味期限 開封後3ヶ月
内容量 1.5kg
価格 4356円(税込)

一番におすすめしたいのは、食材のひとつひとつにこだわってつくられているモグニャンです。

原材料のうち65%も使用している白身魚は、高タンパク・低脂肪で消化吸収に優れており、香りや旨み成分が豊富なので食いつきも期待できます。

また、尿路系のサポートに役立つ「クランベリー」や腎臓のケアに役立つ「オメガ3脂肪酸」、食物繊維が豊富な「サツマイモ」や「カボチャ」「リンゴ」なども配合されています。

穀類や人工添加物も不使用なので、消化しやすく体に優しいため、赤ちゃんからシニア猫まで生涯にわたって食べさせることができるのも嬉しいですね。

モグニャンは、健康的であることはもちろん、美味しさも追求したキャットフードといえますよ。初回は半額で購入できるため、「最高級品質」に加え「買いやすさ・試しやすさ」も評価して1番のおすすめです。

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モグニャンの詳細は下記記事をチェック
モグニャン キャットフードは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

犬猫生活キャットフード 国産の生鶏肉

メイン食材 生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の朝獲れ魚(日本)、鶏レバー(日本))
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
穀物 不使用
賞味期限 製造から9ヶ月
内容量 1.5kg(750g×2)
価格 6,908円(税込)

犬猫生活キャットフード 国産の生鶏肉は、少しでも長く健やかでいてほしいという思いから作られました。国産の素材にこだわり、人間が食べても問題ない品質に仕上げています。

グレインフリーなので、フードの影響を受けた涙やけや消化不良などを予防・改善に期待ができます。さらに乳酸菌やオリゴ糖も配合されており、腸内環境も整えられます。

こだわって作ったからこそ自信があり、原材料の産地を理由とともに公開しています。愛猫が毎日食べるご飯だからこそ、栄養とおいしさを両立したものを…と考えている方におすすめです。

今回紹介したのは鶏肉メインのフードですが、魚好きな子におすすめな「金沢港の朝獲れ魚」もあるため、愛猫の好みに合わせて選ぶこともできます。

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\こだわりぬいたキャットフード/

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犬猫生活キャットフードオールステージ 国産の生鶏肉(レガリエキャットフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

カナガン

カナガンキャットフード
メイン食材 乾燥チキン、骨抜きチキン生肉
酸化防止剤 ビタミンE
人工添加物 不使用
穀物 不使用
賞味期限 開封後1ヶ月半
内容量 1.5kg
価格 4276円(税込)

カナガンキャットフードに使用されている原材料は、人間でも食べられるほど高品質で栄養価が高いものだけを使用しています。

主原料として配合されている乾燥チキン・骨抜きチキン生肉には、猫が必要とする良質な「タンパク質」はもちろん「ビタミン」や「リン」、健康を維持し免疫力を保つ「セレン」が豊富に含まれています。

また海藻は、栄養価が高くミネラル豊富な食材で、愛猫の健康維持をサポートします。オメガ3脂肪酸も含まれているので、健康的な皮膚や被毛を守ってくれますよ。

その他、尿路結石ケアにおすすめのビタミンC豊富なクランベリー、リフレッシュに役立つカモミールなども配合され、毎日の食事で愛猫の健康をいたわることができます。

もちろん、皮膚病をはじめアレルギーを引き起こしやすいといわれる穀物を使用しないグレインフリーレシピで、有害な人工添加物も一切使用していないのも高く評価できるポイントです。

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カナガンチキンの詳細は下記記事をチェック
カナガンキャットフードチキンは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

ヒューマングレードを一つの基準に

猫 かわいい funny
様々なキャットフードがある中で、良いもの悪いものを見分けるのは簡単ではありません。価格が安い高いでは決して判断できず、迷ってしまうと思います。

その中で、キャットフードの選び方の一つの基準として「ヒューマングレード」を抑えておいてもいいかもしれません。

人間が食べても問題ない原材料で作られていれば安心して与えられます。あとは価格はもちろん、チキンなのか魚なのか、グレインフリーなのか…など、愛猫に合ったキャットフード選びをしてみてください。