グレートピレニーズの飼い方まとめ。性格、大きさ、しつけのコツは?

純白のふわふわの被毛に包まれた大きな体と、愛情深く穏やかな性格が魅力のグレートピレニーズ。「名犬ジョリー」というアニメ映画でも取り上げられている人気犬種です。

この記事では、グレートピレニーズの性格、しつけといった飼い方のコツをご紹介します。

 

 

グレートピレニーズはどんな犬?性格は?

グレートピレニーズ

性格

  • 穏やかで愛情深い
  • 勇敢で恐れ知らず
  • 縄張り意識が強い

グレートピレニーズは、紀元前1,800~1,000年頃のヨーロッパの遺跡に描かれていたほど、古くから人間に親しまれてきた犬です。ピレネー山脈の岩山で羊を守る牧羊犬として活躍していました。

優しく感情豊かな瞳にすっかり魅了されてしまう飼い主の方が多く、日本でも根強い人気が続いている犬種です。

 

穏やかで愛情深い

大型犬には穏やかな性格の犬種が多いといいます。グレートピレニーズも穏やかですよ。表情の豊かで甘えん坊なところが愛らしいですね。

子供と遊ぶ活発さには欠けますが、仲良くすることはできます。力は強いですが、挑発されない限りは決して襲うこともありません。責任感があるので、子守りにも向いているかもしれませんね。愛情深く行儀の良い犬種といえます。

慣れた人にはとても人懐こい面がありますが、頑固なのでしつけは少々大変かもしれません。

 

勇敢で恐れ知らず

グレートピレニーズは、古くからオオカミやクマといった体が大きく危険な相手と勇敢に戦い、家族や家畜を守っていました。そのため怖いもの知らずで強い意志を持っています。

首周りの毛が長いのは、護衛犬として外敵から首を守っていた名残といわれていますよ。

 

縄張り意識が強い

グレートピレニーズは非常に縄張り意識が強いので、見知らぬ人には警戒心が強いです。そこに勇敢さと責任感の強さも加わり、家族を守る護衛役に適しているといえます。
護衛としての優秀さが買われ、かつてはフランスのルイ14世の宮廷の番犬として活躍していました。またマリーアントワネットも護衛犬として所有し、イギリスのビクトリア女王も飼っていたといわれています。

1675年にはフランス王室犬に定められるほど、古くから王族に信頼される従順な性格の持ち主ですよ。

 

グレートピレニーズの特徴は?

グレートピレニーズ

特徴

  • もふもふの被毛
  • がっちりとした骨格と筋肉
  • 後ろ足に2本の狼爪
  • 被毛カラー

もふもふの被毛

グレートピレニーズは酷寒のピレニー山脈でも耐えられるよう、もふもふの被毛を持っています。分厚く密集した下毛と長い剛毛の上毛からなるダブルコート構造で、身体の熱を外に逃がしません。

そのため寒さにはとても強いですが、反対に暑さにはめっぽう弱いですね。

 

がっちりとした骨格と筋肉

本種は、がっしりとした大きな身体が印象的ですね。険しくゴツゴツとした雪山を登っていたことが由縁です。

 

後ろ足に2本の狼爪

グレートピレニーズは、血統としてはオオカミに近い犬種です。その名残で、後ろ足に2本の「狼爪(ろうそう)」を持っていますよ。

一般家庭で飼育される際は、必要ない爪なので除去してしまう犬がほとんどなのです。一部の飼い主さんは、犬種としての証明になるため残しておくこともありますよ。

 

被毛カラー

グレートピレニーズの毛色は、「白一色」が一般的ですね。

そのほか、白をベースとして頭部・耳・しっぽの付け根辺りに「イエロー」や「ウルフカラー」「オレンジ」などのパッチがある子もいますよ。雪山で暮らすため、外敵から守るカモフラージュ色だと考えられます。

全身真っ白な毛色から「ピレニー山脈の生きた雪のかたまり」ともいわれていますよ。

 

グレートピレニーズはどれくらいの大きさになるの?

グレートピレニーズ

オス

  • 体高:70~80cm
  • 体重:50~60kg

メス

  • 体高:60~75cm
  • 体重:40~50kg

グレートピレニーズは、オスの場合で体高70~80cm、体重50~60kg、メスの場合体高60~75cm、体重40~50kgほどまで成長する超大型犬です。

成人女性と同等以上の体重があるので、怪我や関節の炎症などで歩けなくなってしまうと、大人一人では移動させるのが難しくなります。

 

グレートピレニーズのしつけのコツは?

グレートピレニーズ
グレートピレニーズは、羊を守る仕事をしていただけに、縄張り意識がとても強いです。責任感の強さゆえに、家族以外の人間に対し、強い警戒心や攻撃的な面を見せることも少なくありません。

グレートピレニーズを飼う上では、警戒心や攻撃性をコントロールし、社会性を身につけさせることがとても重要です。

しつけの上では、「子犬の頃から飼い主以外の人や犬と触れ合う機会を持つ」「待てや伏せなど制止をするための指示をきちんと覚えさせる」「しつけがきちんとできたらしっかりと褒めることで信頼関係を築く」ことがポイントです。

力の強い犬なので、しつけができないと飼い続けることが難しくなってしまいます。信頼できる獣医師やトレーナーのアドバイスをもらいながら、子犬の頃からしつけを行ってくださいね。

しつけをきちんと行い、グレートピレニーズが本来持っている忠実で優しい性格が前面に出れば、とても素晴らしいパートナーになってくれますよ。

 

グレートピレニーズの飼育は家族みんなの協力が大切

グレートピレニーズ
グレートピレニーズは小型犬などと比べて、日々のお世話やしつけに時間やお金がかかります。

空調管理のための電気代のほか、エサ代やフィラリア予防薬をはじめとした医療費は小型犬よりずっと高くなりますし、散歩も毎日数時間かけて連れて行く必要があります。一人暮らしの方が飼うことは難しいので、家族全員で協力して飼育を行うことが大切です。

グレートピレニーズの子犬時代の愛らしさ、成犬になってからの優雅で優しい雰囲気は、大変さを補ってあまりあるほどです。日々のお世話としつけをきちんとできるか考慮したうえで、ぜひ飼育を検討してみてくださいね。

グレートピレニーズの販売価格や餌代などはこちらの記事です。