キアオラは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

キアオラの商品画像

「キアオラ」とは、レッドハート株式会社が製造販売する商品であり、ニュージーランド産の原材料にこだわったドッグフードです。

科学的な視点から犬猫の原点に追求し、必要な原材料のみで作っているというこだわりが特徴となっています。

「キアオラ」という商品名は、ニュージーランド原住民族マオリ語で「元気でね」「健康でね」という意味があり、名前からも犬猫に対する愛情が込められているとわかります。

そんな思いが込められた「キアオラ」とは、どんな商品なのでしょうか?

  • 安全性はどう?
  • 原材料は?
  • 口コミ評価が気になる!

こんな疑問を持たれる飼い主さんも多いでしょう。

そこで、本記事では「キアオラ(ラム&サーモン)」に含まれる原材料や成分から徹底評価し解説していきます。

口コミ評価も載せていますので、ドッグフード選びにの参考としてぜひ最後までご覧になってくださいね。


ドッグフード「キアオラ」の商品概要

キアオラの商品画像
商品名 キアオラドッグ(KiaOra DOG)ラム&サーモン
価格 3,366円(税込)(900g)
※Amazon価格
内容量 450g/900g/2.7kg/5kg/9.5kg
主原料 ラム生肉
穀物 不使用
カロリー 387.4kcal/100g
原産国 ニュージーランド
販売元 レッドハート株式会社

キアオラ(ラム&サーモン)のパッケージは、白とブルーを合わせた配色でナチュラルさを感じるデザインです。

湿気や光から守るため、中はアルミタイプとなっておりジッパーも付いています。

ドッグフード「キアオラ」の良い口コミは?

柴犬の寝顔
はじめにキアオラを使用している方の口コミを見ていきましょう。まずは良い口コミを集めてみましたので、参考にしてみてください。

食いつきがいい・美味しいみたい

喜んで食べてくれました。
普段は好き嫌いで悩んでましたが
これは喜んでよく食べてくれるので助かっています
Amazonカスタマー
出典:Amazon「キアオラ KiaOra ドッグフード ラム&サーモン 900g レビュー」

口コミの中で最も多かった内容は食いつきの良さに関してです。「食べてくれる」「素晴らしい」「美味しいみたい」といった口コミが見られました。

フードの好き嫌いが多い子でも、このドッグフードだとバクバク食べてくれるという内容もありました。健康のためにもしっかり食べてくれるのは嬉しいですよね。

また、フードが小粒だから食いつきが良いという声もありました。味やニオイも大切ですが、食いつきに関しては大きさもポイントかもしれません。

食べムラが多い子に悩んでいる方は、ぜひ試してみてほしいと思いました。

毛艶・涙やけが良くなった

涙やけが良くなりました
色々試したが結局これに戻ります
知り合いからのお薦めで購入してから半年ぐらいで涙やけがかなり良くなり、信頼している製品です
佐藤和美
出典:Amazon「キアオラ KiaOra ドッグフード ラム&サーモン 900g レビュー」

「キアオラ」のドッグフードを与えるようになってから、体調に良い変化がみられる様子の口コミもありました。「毛艶が良くなった」「涙やけがかなり良くなった」といった内容です。

フードのレシピは肉類の配合が多く、良質な栄養素とタンパク質を含んだ食材を使っています。消化吸収に優れているため、体質に良い影響を与えているのかもしれません。

また、犬にとっては相性の悪い穀物を一切使っていません。そのため、穀物アレルギーを持っている子に与えても問題ありません。

全ての愛犬に効果が出るものではありませんが、相性が良ければ愛犬の健康をサポートできるドッグフードと言えます。

ドッグフード「キアオラ」の悪い口コミは?


良い口コミがある一方で、悪い口コミ内容も見られました。一部を紹介するとともに、見直しポイントを解説します。

価格が高い

うちには贅沢品
フードは複数のメーカーをローテーションしています。
うちにとっては、お高いフードのひとつです。
品質が良いので、価格が高いのは当然だと思っています。
こちらのフードはカロリー高めです。
ブルーノ
出典:Amazon「キアオラ KiaOra ドッグフード ラム&サーモン 900g レビュー」

良質な原材料や品質にこだわっているドッグフードというのは、どうしても価格が高くなってしまうものです。口コミの一部では「けっこうな値段」「うちには贅沢品」といった声が見られました。

Amazonでは「まとめ買い」で割引してくれるお店があり、楽天市場ではオマケ付きの商品が販売されているようです。お近くの取扱店でも、もしかしたらお得に購入できるような方法が取り入れられているかもしれませんので、確認してみてくださいね。

また、栄養価が高めなので主食として与えるのではなく、トッピングやおやつとしての利用もできます。使い方によっては家計を圧迫することなく続けることができるかもしれませんね。

見直しポイント

  • お店によってはまとめ買いで割引してくれるところもある
  • おやつやトッピングとして利用することで消費ペースを落とす

食べない・合わない

犬にも好みの味というものがありますので、食べる食べないといった問題は発生します。口コミでは「食べない」「合わない」といった内容が見られました。

好き嫌いで食べないことは、キアオラに限らずどんなドッグフードでも起こることです。キアオラには他にもいくつかの商品が販売されていますんので、別のフードに変更してみてもいいかもしれませんね。

また、急に新しいフードに変えたことでニオイに慣れず食べてくれない、という場合もあります。この場合は、従来のフードに少しずつ混ぜて慣れさせる時間を作ってみましょう。

体調が悪くなっている場合は、原材料に合わないものがあったのかもしれません。あまりにもひどくなるようであれば、病院でしっかり検査してもらいましょう。

ドッグフードにトッピングをすることで食べてくれる場合もありますので、愛犬の好きなトッピングしてみるのもオススメです。

見直しポイント

  • 従来のフードに混ぜて慣れさせる
  • 他のキアオラ製品を与えてみる
  • トッピングを追加してみる

色々変わってしまった

フードの大きさが変わった?
今まで何回か購入しているのですが今回フードの大きさが大きくなっていました。小型犬なので小さい方が良かったのですが・・・
Amazonカスタマー
出典:Amazon「キアオラ KiaOra ドッグフード ラム&サーモン 900g レビュー」
ラム単体、復活してほしい・・・
ラム単体のが廃番になったようで、こちらを買ってみました。しかしお腹がデリケート気味のうちのワンコには合わなかったようで、少量混ぜたみただけでピーピーに・・・。
サーモンが合わなかったのでしょうか?
ラム&レバーの方を試してみたいと思いますが、ラム単体のがよかったな・・・
Amazonカスタマー
出典:Amazon「キアオラ KiaOra ドッグフード ラム&サーモン 900g レビュー」

一部の口コミでは「大きさが変わった」「ラム単体を復活してほしい」という声がありました。

フードの大きさについては、動物性たんぱく質が多く配合されていることで、フードの形状維持が難しいようです。原材料で使用されている動物の年齢や油脂分などで、色も変わってしまいます。

確かに今まで使用していたものが少しでも変わってしまうと、疑問や不安に感じてしまいますよね。ですがバラつきがあるということは、見た目を整えるための粗悪なものが使われていない、と考えることもできますよ。

愛犬が食べづらそうだなと感じたら、すり潰したり砕いたりして与えることをオススメします。

また、本フードは2020年ごろにグレードアップした商品となります。以前は「キアオラ(ラム)」であり、原材料に「乾燥サーモン」が使用されていました。

それが「生サーモン」を使うレシピに変更したことで、動物性タンパク質が2種類になり、商品名も「キアオラ(ラム&サーモン)」と変更されたようです。

見直しポイント

  • 粒を食べやすく手を加える
  • 他のキアオラ製品に変える

ドッグフード「キアオラ」の基本情報や特徴は?


ここからはキアオラ(ラム&サーモン)の基本情報と商品の特徴を解説していきます。

キアオラ(ラム&サーモン)の基本情報

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 キアオラドッグ(KiaOra DOG)ラム&サーモン
分類 総合栄養食品
価格 3,366円(税込)(900g)
※Amazon価格
内容量 450g/900g/2.7kg/5kg/9.5kg
カロリー 387.4kcal/100g
賞味期限 開封後:約1ヶ月程度
原産国 ニュージーランド
販売元 レッドハート株式会社
対応年齢 全年齢対応
メイン食材 ラム生肉
穀物 不使用
酸化防止剤 クエン酸、天然ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物
人工添加物 不使用
粒の大きさ 約10mm~

キアオラの特徴

柴犬画像
「キアオラ」を製造するにあたり、どのような特徴があるのかまとめてみました。

特徴

  • 商品・容量は5種類
  • 自然放牧された動物たちを使用
  • 原材料は肉類の配合が多め
  • フードはバラつきがあり、ふやけにくい
  • 穀類不使用(グレインフリー)
  • 着色料や保存料は不使用、酸化防止剤は自然由来を使用
  • 品質管理の徹底
  • トレーサビリティの確保
  • HACCP(ハサップ)に基づいた衛生管理

商品・容量は5種類

「キアオラ」のドッグフードは、「単一肉とサーモン」「単一肉とレバー」「単一肉」といった動物性たんぱく質の配合が3パターンあります。

1種類の動物を主とする商品は3種類で、他の2種類は2つの動物が含まれており、計5種類のフード展開となっています。レバーは嗜好性を高めるので、食いつきに良い影響を与えそうです。

容量は「450g」「900g」「2.7kg」「5k」「g9.5kg」と5段階あります。

食物アレルギーへの配慮されたレシピ内容や、選べる容量の豊富さが特徴となっており、多くの飼い主さんが手に取りやすい商品となっていると言えますね。

自然放牧された動物たちを使用

「キアオラ」に使用されている肉類はニュージーランド産の自然放牧された家畜や野生の動物たちであり、安全性や品質が高いものを使用しています。

食べているものは牧草や自然の草であり、農薬や人の手が加わった飼料ではありません。のびのびとした自然な飼育法で育てられています。

成長ホルモン剤や抗生物質なども使われていないため、品質は安心できると言えます。

原材料は肉類の配合が多め

「キアオラ」では肉食である犬の性質に合わせて、原材料では肉類が多めに配合されています。

最大限に配合し、その他の植物類は必要最低限の量が含まれています。また、フードにはミネラル分の栄養として魚の骨をすり潰して配合されているので、一部には魚の骨が混ざっています。

異物ではありませんが気になるという方は、その部分だけを省いてしまってもいいかもしれませんね。動物性タンパク質を多めに配合することで、消化吸収のしやすいフードとなっています。

フードはバラつきがあり、ふやけにくい

肉類の配合が多いことから、製造過程で安定した粒を形状しづらいという特徴があります。そのため、フードの色や形にばらつきがみられるようです。

また、デンプンとなる原料が少ないためにぬるま湯でふやけにくい性質があります。どうしても柔らかくしたい場合は、すりつぶす必要がありそうです。

穀類不使用(グレインフリー)

アレルギーの原因になりやすいアレルゲン物質を含んだ「小麦」などの穀類は一切使われていません。穀物アレルギー持ちの犬には利用しやすいでしょう。

ただ、「えんどう豆」「ポテト」といった気になる食材が含まれていますので、これらと相性が悪い場合は注意が必要です。

着色料や保存料は不使用、酸化防止剤は自然由来を使用

ドッグフードの中には、人間の食品で使用が禁止されている添加物が使われているものもあります。たとえ決まりをクリアしていても、愛犬にどんな影響があるかわかりません。

できれば避けておきたいと考える飼い主さんは多いでしょう。「キアオラ」では、着色料や保存料などの余計な添加物は使われていません。

酸化防止剤は天然由来を使っていますので、気になる方にとっては安心できるのではないでしょうか。

品質管理の徹底

「キアオラ」の原材料は主にニュージーランド産とオーストラリア産を使用しています。どちらも海に囲まれた地形であり、気候と自然環境にとても恵まれた国です。

また、検疫については世界で最も厳しい検査が行われています。地域的な隔離と厳重な検疫検査によって、重大な家畜の伝染病を一度も発生させたことがありません。

つまり、世界トップクラスの安全性が保たれていると言えるでしょう。

トレーサビリティの確保

「キアオラ」はトレーサビリティを確保している牧場のみ契約をしています。

「トレーサビリティ」とは、原材料の入手から販売するまでの「流通の履歴」が確認できるシステムのことです。

なにか問題が起こっても、原因究明から再発防止策までスピーディーに対応ができます。そのため、商品を安心して利用できると言えます。

HACCP(ハサップ)に基づいた衛生管理

「キアオラ」はHACCP(ハサップ)という衛生管理に従って製造管理されています。

これは、全ての工程で記録や検査などを行い、安全性を確保していこうという衛生管理方法です。これを取り入れることで、未然に問題のある商品の販売を防ぐ可能性が高まります。

2018年ごろのカビの発生トラブルなどがあったので、品質管理においてさらに徹底されているのではと考えられます。

ドッグフード「キアオラ」の詳しい原材料と成分一覧は?

「キアオラ(ラム&サーモン)」の原材料

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

主原料 ラム生肉
その他
原材料
生サーモン、ドライフィッシュ、えんどう豆、ポテト、全粒亜麻仁、鶏脂、天然フレーバー、乾燥ラム、フィッシュオイル、ビネガー、ミネラル類(塩化カリウム塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンEサプリメント、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、リボフラビンサプリメント、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、ビタミンB12サプリメント、ビタミンAサプリメント、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンD3サプリメント)、タウリン

原材料に含まれる「ドライフィッシュ」は、ニュージーランド産の魚を乾燥させたものです。キンメダイやブルーコッド、マルスズキ、タイ等が使用されています。

また、「フィッシュオイル」についても、ニュージーランド産のホキやサーモンが使用されています。

産地や魚の種類が公式サイトで明記されていましたので、粗悪なものとは言えないと判断しました。

「キアオラ(ラム&サーモン)」の成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 30%以上 33.3%以上
粗脂肪分 17%以上 18.9%以上
粗繊維 4%以下 4.4%以下
粗灰分 10%以下 11.1%以下
水分 10%以下

粗脂肪量が18.9%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

「キアオラ(ラム&サーモン)」の成分分析値で気を付けたいこと

灰分(ミネラル)が10%という数値は少し高めの印象です。

灰分(ミネラル)は必要な栄養素であり、体内で生成できないため食事から摂取する必要があります。しかし灰分には「リン」が含まれており、腎臓に問題がある犬は慎重に摂取しなくてはなりません。

シニア犬の場合も同様です。人間と同じく年老いた犬も腎臓の機能が低下し、不調を起こしやすくなります。過剰に摂取すると腎臓に負担をかけてしまいますので、本フードを使用する際は量の調整を行いましょう。

ドッグフード「キアオラ」の評価の内訳は?

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、動物性タンパク質の「ラム生肉」を使用し、第二主原料に、動物性タンパク質の「生サーモン」も使用しています。

「ラム肉」は生後12ヶ月未満の幼羊であり、自然放牧の環境で牧草を食べて育てられたものです。また、犬が体内で生成できない必須アミノ酸を、10種類全て含んでいます。

「生サーモン」には良質なタンパク質と脂肪酸が多く含まれています。良質な動物性たんぱく質を摂取することで、筋肉や骨格の健康維持に期待できます。

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「天然フレーバー」「塩化カリウム」「塩化ナトリウム」「塩化コリン」を使用しています。

「粗悪」と表現していますが、ここでは気を付けたいという意味だと思ってください。

「天然フレーバー」は、微量であれば健康に被害はないとされているものの、名前からは何が含まれているかわかりません。

「塩化カリウム」「塩化ナトリウム」「塩化コリン」は必要な要素ではありますが、過剰な摂取を控えいたいものでもあります。

「キアオラ」に使用されているすべての原材料と成分表は「キアオラの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「クエン酸」「天然ミックストコフェロール」「ローズマリー抽出物」「グリーンティ抽出物」「スペアミント抽出物」が使われているため、安心して与えることができます。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合「33.3%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「18.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

出典:AAFCOの養分基準 阿部又信 解説

ドッグフード「キアオラ」はどんな犬と飼い主におすすめ?

おすすめの犬は?

おすすめの犬

  • 穀物アレルギー持ちの犬
  • 豆類にアレルギーがない犬
  • 活発で運動量が多い犬
  • 涙やけが気になる犬
  • 毛並みや毛艶が気になる犬
  • 食が細くあまり食べられない犬
  • 好き嫌いの激しい犬

穀物が含まれていないグレインフリーですが、「えんどう豆」「ポテト」といったアレルギーを引き起こす可能性がある食材が含まれていますので、気になる子は注意が必要です。

原材料には「鶏脂」も含まれていますが、公式サイトでは鶏タンパク質が除去されているためアレルギーの心配は無いそうです。

鶏アレルギーを持つ子でも利用可能ではありますが、不安だと思われる方は使用を控えてみてもいいかもしれません。

口コミでは体に痒みが出てしまった子もいました。どういった食材にアレルギー反応を起こしているかわかりませんので、与える前はしっかり原材料の確認をするようにしてください。

主原料に使われている「ラム肉」は脂肪燃焼効果が期待できる栄養素があり、ヘルシーな食材です。コレステロール値を下げたり、体内で生成できない必須アミノ酸も多く含まれており、体を温める効果が最も高い肉類でもあります。

また、「生サーモン」には強力な抗酸化物質が含まれており、健康な免疫力を維持する働きがあります。DHAやEPAには皮膚の健康や血栓を防ぐ働きもあり、アレルギー症状の緩和などにも期待できるようです。

これらの食材から、「キアオラ」は愛犬にとって必要な栄養素が十分に確保できると言えますね。

ただ、本フードのタンパク質やミネラル、脂質などの成分値は多めとなっています。とくにタンパク質を過剰に取りすぎると、脂肪に切り替わり肥満となる可能性もあります。

そのため、運動量が多い子や、食が細く食べる量が少ない子にオススメです。逆の場合は与えすぎに注意してくださいね。

おすすめの飼い主は?

おすすめの飼い主

  • 品質に安心できるフードを与えたい人
  • 肉類の配合が多いドッグフードを探している人
  • 愛犬の食いつきに悩んでいる人
  • ドッグフードにお金をかけられる人

自然豊かな場所で育てられた動物たちを使用し、薬物の心配もありません。徹底された品質管理の中作られていますので、安全性重視の飼い主さんにオススメできるドッグフードです。

肉類中心としているので、犬の性質に合わせたごはんを与えたい方にも利用しやすいでしょう。商品の中には嗜好性の良い「レバー」が含まれているフードもありますので、愛犬の食いつきに悩んでいる方にもオススメです。

原材料だけでなくカロリーやタンパク質の成分も事前に確認するようにしてくださいね。愛犬に良いものを与えているつもりが、気が付くと悪いものを与えていた・・・とならないためにも、ドッグフードのチェックはしっかり行いましょう。

特に運動を全くしない犬や、体力的に衰え始めたシニア犬などには、少量ずつ与えるようにしましょう。ぬるま湯でふやかしにくい性質があるため、歯や顎の衰えが気になる愛犬にはすりつぶすひと手間を加えてください。

品質の良いドッグフードなので、価格はどうしても高くなってしまいます。家計と相談してから利用するかどうか決めてくださいね。

ドッグフード「キアオラ」のメリットとデメリットは?

メリット
  • 生肉を使っている
  • 食物アレルギーに配慮されている
  • 穀物不使用(グレインフリー)
  • フードの切り替えがしやすい
  • 商品・容量展開が多い
デメリット
  • 価格が高い
  • 公式サイトの販売がない
  • 肉以外の品質について詳しい情報がない

メリットは犬目線で考えらえたドッグフードであること

ニュージーランドの取り組みや肉の品質については、徹底された管理のもと安心できる情報が多く見られました。

肉類の配合多めで消化不良を起こしやすい穀物は使われていません。どんな影響があるかもわからない人工的な添加物も一切使っていないことから、犬目線で作られたドッグフードという印象を持てます。

「キアオラ」の意味である「健康でね」「元気でね」という思いが、まさに実現されている商品です。シンプルな原材料でありながら十分な栄養を確保ができ、愛犬の健康に対してメリットが多いドッグフードです。

容量幅の広い点は評価でき、様々な飼い主さんに選択してもらえる商品だと思いました。

最大量は「9.5kg」もあり、多頭飼いの方には利用しやすいのではないでしょうか。愛犬の消費ペースは様々なので、合わせて量を増やしたり減らしたりすることもしやすいですね。

犬の成長に合わせた栄養はしっかりとれるので、子犬の頃から与えたいドッグフードだと思いました。

デメリットは価格と情報の差

一方で、中心となる食材以外の情報が少ないと感じました。植物性原料については「最低限の量」ということしかわかりません。動物性タンパク質と同じくらい詳しく明記されていれば、飼い主さんの安心度はもっと高まると感じました。

ニュージーランド産という事から、その国がどういったことに取り組んでいるなどの情報は調べることができ、世界規模でみると検査や管理に対してとても厳しいことはわかります。

ただ原材料についての情報の差があると、なぜ?と疑問に思う気持ちが強くなってしまいます。素材にこだわっていることは感じられるので、今後開示されることを期待したいです。

価格が通常のドッグフードよりも高めではありますが、原材料の品質を考えると相応の値段かもしれません。とはいえ、毎月生活に響くようであれば意味がありません。

事前に計画を練って購入するようにしてください。

ドッグフード「キアオラ」のフードの切り替え方法は?


一度に切り替えずに、従来のフードに「キアオラ」の割合を少しずつ増やしながら、5日間~10日間程かけて切り替えるようにしましょう。

急に変えてしまうと、お腹が緩くなったり、香りに慣れず全く食べてくれないといったことが起きてしまいます。

せっかく購入したドッグフードを無駄にはしたくありませんよね。そうならない為にも、フードの切り替えは丁寧に行いましょう。

ドッグフード「キアオラ」の賞味期限は?

賞味期限

  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

ドッグフード「キアオラ」の保管方法は?


ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ドッグフード「キアオラ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 29g 108円
2kg 49g 182円
3kg 66g 246円
4kg 82g 306円
5kg 97g 362円
6kg 111g 415円
7kg 124g 465円
8kg 138g 514円
9kg 150g 562円
10kg 163g 608円
15kg 220g 824円
20kg 273g 1023円
30kg 371g 1386円
40kg 460g 1720円
50kg 544g 2033円

※成犬期を想定、Amazon価格(税込3,366円/900g)で算出

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

公式サイトでは、成犬の場合の給与量が掲載されています。標準タイプ・運動量多めタイプ・活動犬の3パターンです。

愛犬の状態に合わせて参考にしてみてください。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

ドッグフード「キアオラ」の最安値は?公式サイト・Amazon・楽天市場を比較してみた!


「キアオラ」はどこのサイトで買うのが一番安いのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?

そこで、各サイトでの販売と価格を調査しました。

公式サイト amazon 楽天市場
3,366円(税込)(900g) 3,366円(税込)(900g)

Amazonと楽天市場の価格は一緒!

今回は公式サイト・amazon・楽天市場の3サイトで比較を行いました。その結果、キアオラはAmazonと楽天市場の価格が同じであることがわかりました。

公式サイトでは取り扱いが確認できませんでした。

公式サイトで販売店を確認できる

「キアオラ」の公式サイトから、取り扱いのある販売店を問い合わせることができます。安心して購入したい場合は、事前に確認するといいですよ。

Amazonや楽天市場では、手ごろな価格やオマケ付きといった商品が売られています。こうしたお得に購入できる点はとてもうれしいですよね。

ただ、あまりにも安いものは注意が必要です。「賞味期限が近かった」「梱包が雑で袋が破れていた」という残念な商品が届く可能性もあるからです。

こうしたトラブルを避けて安心して商品を購入するならば、管理が行き届いた正規品を販売する通販サイトを検討してみてもいいでしょう。

近くにペットショップや専門店などで販売されている可能性もありますので、連絡して確認してみてもいいかもしれませんね。

編集部まとめ


犬にとって絶対必要な動物性タンパク質をしっかり摂取できるため、おすすめのドッグフードと言えるでしょう。

品質も世界トップレベルの良質な原材料を使用しており、管理の安全性も信頼できる要素が多いです。

また、アレルギー源となりやすい穀類不使用なので、穀物アレルギーの犬でも使用できますよ。

本フード以外のグレインフリーフードもありますので「おすすめのグレインフリーのドッグフード3選」をご覧ください。

「キアオラ(ラム&サーモン)」は「えんどう豆」や「ポテト」「鶏脂」が含まれています。

これらにアレルギーがある子は気を付けた方がいいかもしれません。他の商品についても、しっかりと原材料に目を通してくださいね。

また、本フードは人口添加物の使用がありませんでした。無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

タンパク質・脂質ともにAAFCOの定める最低基準を十分に満たしていますが、過剰に摂取してしまうこともありますので、愛犬に合わせた量で与えましょう。

過去のカビ発生についてマイナスイメージを持たれる方もいると思いますが、衛生管理はしっかりしているようですので引き続き使用しても問題はないと思います。

同社商品に少しでも不安を感じるのであれば、こちらの記事で紹介している高品質なドッグフードもぜひ参考にしてみてください。