ミニチュアダックスフンドの病気は?ヘルニア、外耳炎、皮膚病まとめ

ミニチュアダックスフンドは日本で最も人気のある小型犬の一つです。

もともとはアナグマの猟犬であったダックスフンドを、さらに小さな穴に潜らせるために改良したのがミニチュアダックスフンドといわれています。

今回は、ミニチュアダックスフンドに多い3つの病気、ヘルニア、外耳炎、皮膚病について、原因や症状、治療法をまとめました。

 

ミニチュアダックスフンドの病気「椎間板ヘルニア」原因、症状、治療法は?

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ミニチュアダックスフンドといえば、愛くるしい胴長短足の体型ですが、その特徴的な体型は背骨に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアの発症率が非常に高い犬種です。

椎間板とは脊椎と脊椎の間に存在し、脊椎にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割をしています。椎間板ヘルニアとは、この椎間板が突出し、脊髄の神経を圧迫してしまう病気です。痛みや麻痺をはじめ、さまざまな症状が現れます。

症状が軽度の場合、注射などの治療によって症状はなくなりますが、後ろ足が全く動かないなどの重症の場合、早期に手術を受ける必要があります。

背中を丸めて痛そうにしている、足を引きずるような変な歩き方をしているなどの症状があれば、椎間板ヘルニアを引き起こしているかもしれません。少しでも異変を感じたらすぐに動物病院へ行きましょう。

犬のヘルニアについて更に詳しく知りたい方はこちらの記事を確認ください。

 

ミニチュアダックスフンドの病気「外耳炎」原因、症状、治療法は?

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垂れ耳のミニチュアダックスフンドは外耳炎になりやすい犬種でもあります。

犬の外耳はL字型をしているため湿度が上がりやすいのですが、垂れ耳の場合、外耳の入り口にフタをしてしまうことになるためにさらに湿度が上がりやすいのです。その結果、細菌やカビが繁殖しやすくなり、外耳炎を引き起こします。

耳をよくかく、床に耳をこすりつける、首を頻繁に振るといった仕草は外耳炎のサインです。また、耳アカが増える、いつもと臭いが違う場合も外耳炎が疑われます。普段から耳の中をのぞく習慣をつけましょう。

 

ミニチュアダックスフンドの病気「皮膚病」原因、症状、治療法は?

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特にロングヘアーで多くみられ、原因や症状は多岐にわたります。ここでは代表的な皮膚病を3つご紹介します。

 

膿皮(のうひ)症

主にブドウ球菌と呼ばれる細菌が感染することで起こる皮膚病で、夏に多く見られます。

ニキビのような赤いほっしんが皮膚に現れ、強いかゆみを伴います。体のどの部分にも起こりますが、特に脇の下やお腹、顔、足の付け根や足先に症状があらわれます。

のうひ症は何度も繰り返すことが多いため、早期発見・早期治療とともに予防が大切です。日ごろからシャンプーやブラッシングを定期的に行い、皮膚を清潔に保ちましょう。

 

マラセチア性皮膚炎

マラセチアと呼ばれるカビの感染によって起こる皮膚病です。

皮膚がベタベタと脂っぽく、かつ赤くなり、かゆみと異臭を伴います。のうひ症と同じように、一度かかると繰り返すことが多い病気です。

 

アレルギー性皮膚炎

アレルギー症状を引き起こすアレルゲンによって生じる皮膚炎で、ノミアレルギーや食物アレルギーなどがあります。

かゆみが強く、細菌による二次感染を起こすことがあります。治療はかゆみのコントロールを行いながら、アレルゲンの除去や体質改善を行います。

 

ミニチュアダックスフンドの病気は早期発見・治療、予防が重要

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日本ではダックスフンドといえばミニチュアダックスフンドというほど、ペットとして人気の犬種ですが、病気になったらかわいそうですよね。

この3つ以外にもさまざまな病気がありますが、どれも早期発見・早期治療が大切です。予防できるものもありますので、正しい知識を身につけ、深刻なケガや病気は未然に防ぎましょう。