豆柴はひとまわり小さい柴犬で、可愛らしさとたくましさを兼ね揃えた人気の犬です。飼い主に従順で、好奇心旺盛、勇敢で大胆な性格をしています。
この記事では、豆柴について人気の毛色と、それぞれの特徴や価格をまとめています。
豆柴の被毛色、人気な被毛ほど高価?
豆柴の価格は販売するブリーダーや被毛の色、性別によって違います。
豆柴のカラーは大きく分けて赤・黒・胡麻・白の4種類あり、人気の高い黒や胡麻、出生数が少ない白は値段が高くなる傾向にあります。
逆に赤は一番出生数が多くポピュラーなカラーですので、リーズナブルな価格で迎え入れることができます。
裏白(うらじろ)とは?
お腹側の毛が白色になっていることをいいます。
顔の下(顎下)から胸元、お腹をへてしっぽの先まで白くなっているのが理想とされています。
豆柴の被毛色、人気カラー「黒」
目の上に四つ目と呼ばれる小さなタンがあり、赤毛と白毛が顔・胸部・腹部・足・尻尾にかけてあるのが特徴です。日本犬独特の毛質である鉄錆色(マット仕上げのような艶のない黒色)が理想とされています。
生まれてくる豆柴全体の10%程と出生数は少なく、希少なカラーのひとつです。品格がありながらも、野性味あふれる姿が人気の理由とされていますよ。
鉄錆色の理想を追い求めるとコストがかかるため、品質のよい黒豆柴は値段も高くなります。ブリーダーにもよりますが、黒豆柴の価格は30万程度です。
豆柴の被毛色、人気カラー「胡麻」
胡麻色は赤・黒・白の3色が程よく混ざった毛色、黒毛の混じり具合によって、赤胡麻(赤毛が目立つ)や黒胡麻(黒毛が目立つ)と呼ばれる事もあります。
日本犬特有の渋い色彩を持つ色ですが、出生数が一番少ない毛色です。特に黒胡麻は希少なカラーですよ。
頭部や顔まで黒毛がある成犬は、生まれてくる豆柴の1%にも満たないですよ。一番のレアカラーで、知名度もあまりありません。
子犬の頃に胡麻色をしていても、成長して色が抜け赤や黒になってしまう場合があります。ブリーダーによりますが、胡麻豆柴の価格は40万程度です。
豆柴の被毛色、人気カラー「白」
被毛の全部が白色の場合もあれば、耳の先など一部だけ赤が入っている場合もあります。白というよりクリームに近い色合いの子もいますよ。鼻鏡(鼻の表面)や唇が黒色である事、眼の色が暗褐色か黒色である事が理想とされています。
ドッグショーでは認められないカラーなので、繁殖させているブリーダーさんは少ないですよ。
イレギュラーな毛色の扱いになりますが、人気のある毛色です。ブリーダーにもよりますが、白豆柴の価格は30万程度です。
豆柴の被毛色、人気カラー「赤茶」
一番ポピュラーな毛色で、全体の8~9割が赤の被毛(見た目は茶色)をしています。出生数は全体の8割を占めており、コンスタントに生まれてくる毛色ですね。
赤毛の子は成長するにつれ裏白部分の白色が目立つようになります。子犬の時には顔の周りが黒色(黒マスク)の子や胡麻毛のように黒毛が全身に見られる子も多く見られますが、成犬(3歳程度)になるにつれ色が抜け目立たなくなります。
赤の色合いも同じ子はいないといわれるほど赤みに個体差があります。ブリーダーにもよりますが、赤豆柴の価格は20万程度です。
豆柴はどのカラーも元気でかわいい!
豆柴のカラーには他にも斑毛や虎毛などがあります。白毛と同じく大変珍しい毛色で、今では完全に見なくなりましたね。
カラーの違いにより出生数も違い、価格にも差がでます。どのカラーも元気で可愛いので、お気に入りのカラーを探してみてくださいね。
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