チワックスがかかりやすい病気は?長生きのポイントまとめ

チワックスは、チワワの愛らしい瞳とダックスフンドの胴長短足を引継いだ魅力的な犬種です。その一方で、チワワとダックスフンドそれぞれの病気にもかかりやすい点に注意が必要です。

この記事ではチワックスがかかりやすい病気や予防についてまとめました。

 

チワックスの特徴とかかりやすい病気は?

チワックス_子犬

チワックスは、チワワとダックスフンドのミックス犬です。

愛らしい瞳と胴長短足が掛け合わさった可愛らしい犬種ですが、それぞれ違う特徴をもった犬種の交配なので、かかりやすい病気も2犬種から遺伝してしまいがちですよ。

 

チワワのかかりやすい病気

チワワは世界的に認められた最も小さい犬種で、小型犬よりもさらに小さい超小型犬に分類されます。

体が小さいため骨が細く、特に体を支える脚・膝の骨が外れてしまうような病気になりやすいです。

チワワの一番の特徴ともいえる大きな目は、他犬種よりも表面積が大きいので傷つきやすく、角膜炎を発症しやすいですよ。

 

ダックスフンドのかかりやすい病気

ダックスフンドは胴長短足という愛らしい特徴を持っています。

その反面、胴長は関節にかける負担が大きくなってしまい、ヘルニアや腰痛の要素にもなっています。

 

チワックスのかかりやすい病気

胴長のダックスフンドと脚や頭の骨格が細いチワワの特徴を引継いでいるチワックスは、頭蓋骨や脚、腰周りの病気にかかりやすくなっていますよ。

以下でチワックスのかかりやすい病気について、詳しく説明しています。

 

かかりやすい病気の症状、原因は?

素材 疑問
  • 椎間板ヘルニア
  • 糖尿病
  • てんかん
  • クッシング症候群
  • 膝蓋骨脱臼
  • 水頭症
  • 肥満
  • 外耳炎

椎間板ヘルニア

人の疾患としても有名なヘルニアです。

椎間板とは背骨の骨の間にあるゼリー状のクッション材のことです。椎間板物質が背骨内の脊髄(せきずい)にはみ出ることで椎間板ヘルニアを発症しますよ。

「抱っこを嫌がる」「足を引きずるように歩く」「排便・排尿がうまくできない」などの症状が見られたら、ヘルニアの疑いがあります。

 

糖尿病

もともとの体質に加え、運動不足による肥満、ストレスなどの原因が加わり発症します。

糖尿病の典型的な症状は「水を飲む量が増えておしっこの量が多くなる」「たくさん食べているのにやせてしまう」「頻繁にごはんを食べたがる」といったものがあげられます。

進行すると白内障などの合併症を引き起こしやすくなり、重篤な状態になる場合もあります。

 

てんかん

てんかんは、脳の神経に異常なまでに興奮が起こってしまい、体や心のコントロールを失ってしまう症状です。

数日から数週間のペースで発作が起こるのが特徴で、「硬直」「手足をバタバタさせる」「大量のよだれ」「発作時の失禁」「大声で鳴く」などの症状がみられます。

原因は遺伝や脳腫瘍によるものなどが考えられていますが、すべての発症原因は現在でも解明には至っていません。

 

クッシング症候群

クッシング症候群は副腎皮質機能亢進症ともいい、副腎皮質ホルモンの過剰分泌により引き起こされる病気です。

食欲が旺盛になりますが、体重が減少します。水を多量に飲むと同時に排尿量も増える多飲多尿になったり、落ち着きがなくなり活発に動きまわったりします。

また身体的な症状として、皮膚の石灰化や毛質の荒れ・脱毛・筋肉の萎縮などがみられます。

老犬になると発症率が高くなり、進行すると甲状腺機能低下症や糖尿病といった合併症を誘発しやすいですよ。

膝蓋骨脱臼

小型犬に多く、後ろ足の膝の骨がずれる・外れてしまうといった病気ですよ。

原因としては形成異常がある先天性のものや、打撲や落下がきっかけとなり骨が変形してしまう後天性のものがあります。

歩き方の異常や足を上げたまま歩いている仕草、痛みの訴えがあるときは早期に病院へ連れて行くことをおすすめします。

飼育環境の床がフローリングで滑る場合にも発症しやすいので、カーペットを敷くなどの対策を取ってあげたいですね。

 

水頭症

チワワに多い病気で、脳の中に水が溜まって頭が膨らんでしまう病気です。脳の奇形による先天性の場合もあります。

症状として「視力が落ちる」「異常な攻撃性」「過食」「てんかん」などが起こります。脳の成長が妨げられたことによって、運動・知覚障害になってしまうこともありますよ。

遺伝の場合は予防は難しいのですが、早めに見つかれば見つかるほど、治療後の経過はよくなります。

 

肥満

ドッグフードのあげすぎや、運動不足によって肥満は発症します。

肥満による体重増加は内臓や足腰に大きな負担がかかってしまい、様々な合併症を引き起こしかねません。

最悪の場合は命に関わるケースもありますので、食事管理や運動を取り入れるなど対策をとることが必要です。

 

外耳炎

「外耳」と呼ばれる耳の中の音の通り道で炎症が起きた状態のことをいいます。チワックスの耳が垂れ耳の場合に起こりやすいですよ。

「耳をしきりに掻く」「床に耳をこすりつける」「首を振る」「耳垢が出る」「耳が赤い」といった仕草は外耳炎のサインです。

そのような症状がでたら病院での治療を行ってくださいね。

 

チワックスがかかりやすい病気の予防法は?

病気
  • 食事
  • 運動
  • 環境づくり
  • 前触れに気づく

病気には先天性のものと後天性のものに大きく分けられます。先天性は遺伝によるものが多いですが、後天性のものであれば日々のケアで予防することができますよ。

 

食事

ドッグフードを切り替える、適切な給餌量を守るなどして、毎日の食事を徹底的に管理しましょう。

身体に悪影響を及ぼす「穀物」「添加物」などが含まれていないドッグフードを選ぶようにすると、なお良いですよ。

また、栄養の偏りが気になる場合やすでに病気が発症してしまっている場合は、目的に応じたサプリメントを併用することもおすすめです。

 

運動

ダックスフンドは元来狩猟犬です。その気質を引継いでいるために、一定量以上の運動を確保しないとストレスがたまりやすいです。また運動不足は肥満につながるため、定期的に外に連れ出してあげることが大切です。

しかし、骨格の問題から長期の散歩には不向きです。3~4日に1回ほど、1時間以内の散歩を心がけてくださいね。

 

環境づくり

足腰の関節トラブルが多いため、負担がかからないような環境を整えてあげてください。

たとえばフローリングは犬にとって非常に滑りやすく、ふとした拍子に関節を痛めてしまうことが多くあります。カーペットを引くなどして滑りにくくしておくと良いですね。

水を多く飲むようになる症状をもつ病気が多いため、脱水症状の予防に水がすぐに飲める空間を作ると良いですよ。早期に異常を発見し、適切な処置をとれるのもメリットです。

 

前触れに気づく

てんかんや骨のトラブルなどは、歩き方や日常行動に異常が出るので判明しやすいです。

早期に通院することにより未然の防止や初期症状で治療ができます。日頃のブラッシングなどと併せて、健康チェックを怠らないようにしてくださいね。

 

日々の健康チェックが大切

病気

チワックスが発症しやすい病気は、常に健康チェックや環境を整えてあげることによって予防ができるものが多いです。

愛犬が過ごしやすく病気になりにくい生活を飼い主さんの手でつくってあげてくださいね。