アビシニアンの歴史まとめ!どこにいた?なぜ広まった?

ミステリアスな雰囲気が魅力的なアビシニアンですが、猫種としての起源も謎に満ちていますよ。

この記事では、アビシニアンがどこで生まれ、どうやって世界に広まったのか、日本にやってきたのはいつ頃かといった歴史に関することをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

もともとはどこに生息していた?

アビシニアン

生息地だと考えられている場所

  • インド洋沿岸部
  • 東南アジア

アビシニアンの起源は諸説ありますね。「エジプト」「エチオピア」「日本」「インド」「東南アジア」「イギリス」といった国々が挙げられます。

最近の遺伝子解析の結果、アビシニアンの祖先が「インド洋沿岸部」や一部の「東南アジア」で進化したことがわかっていますよ。

実際に出所がしっかりしている最古のアビシニアンは、1830年代中ごろにインドから輸入された「原産国インド」とラベルが貼ってある剥製で、オランダのライデン自然史博物館に保管されていますよ。この2つの理由から、現時点ではインド沿岸部や東南アジアがアビシニアンの起源の有力候補となっていますね。

一方で「エチオピア」もアビシニアンの起源としてゆかりのある地です。エチオピアは昔「アビシニア」という国名でした。1868年にはイギリスとの間でアビシニア戦争が起き、このときイギリス兵が1匹のメス猫「zula(ジーラ/ズーラ)」も一緒に連れ帰ります。これが猫種アビシニアの由来になりましたよ。

 

なぜアビシニアンは広まっていったのか?

アビシニアン

アビシニアンの魅力は、筋肉質でしなやかな体型・ライオンのような美しさ・「バレエキャット」と呼ばれるエレガントな立ち姿・上を向いた大きな耳・ティッキングという光の加減でカラーの印象が変わる被毛などが挙げられますね。

1871年、イギリス・ロンドンのクリスタルパレスにおいて、世界初の公式なキャットショーに「zula(ジーラ/ズーラ)」は出場します。結果は堂々の3位でした。アビシニアンの魅力が、多くの人に知れ渡った瞬間でもありましたよ。1896年には、イギリスの猫協会に血統登録されました。

アビシニアンは1910年にアメリカに渡り、1938年にアメリカのキャットショーに出場します。それ以降アメリカにおいて、アビシニアンの人気は常に上位をキープしていますよ。こうしてアビシニアンは世界中で愛される猫になりました。

 

いつ日本に来たの?

アビシニアン

アビシニアンが初めて日本に輸入されたのは1964年ですね。

故・森春子さんが飼われていた、オスのアズリタ・ボカセットです。当時はまだ猫種として固まっていなかったため野性味あふれる性質をしており、獣医さんも診察が大変だったようですよ。

 

アビシニアンの魅力って?

アビシニアン

アビシニアンが世界中の人に愛されているのは、姿かたちの美しさだけでなく、ルーツが謎に包まれている点もあるのかもしれません。

科学の進歩によってアビシニアンの正確なルーツが判明してほしいと思う反面、ミステリアスな猫のままでいてほしくもありますね。