グレートピレニーズの寿命は?健康管理や長生きさせるポイントは?

グレートピレニーズは、クマやオオカミと戦える強靭な体力を持ちます。そのため護衛犬や番犬として古くから人間に親しまれてきた大型犬ですよ。

丈夫な犬種ですが、飼育するうえで注意したい点やかかりやすい病気などがあります。飼い主さんが十分な知識を身に付けることは、愛犬の長寿につながります。

この記事では、グレートピレニーズの寿命から健康管理や長生きさせるポイントをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

グレートピレニーズの平均的な寿命は?

グレートピレニーズ

寿命

  • 10~12才

グレートピレニーズの寿命は10~12年です。大型犬としては平均的な寿命ですよ。

かつてイギリスでは29才まで生きた子もおり、世界一長生きした犬としてギネスに登録されました。日本でも26才9か月まで長生きした子がいます。どちらも人間年齢に換算すると、180才を超える長寿ですよ。

 

グレートピレニーズの健康管理、長生きさせるコツは?

グレートピレニーズ

ポイント

  • 良質な餌を与える
  • 飼育環境・温度の管理
  • 運動量を多くする
  • 避妊・去勢手術
  • かかりつけの動物病院を見つける

良質な餌を与える

良質な餌の選び方は、「十分な栄養素」と「消化効率が良い餌」です。原材料の品質や無添加であるかどうかを考えて、安心できる餌を与えるようにしてくださいね。

タンパク質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンの5大栄養素をバランス良くきちんと摂れる餌が高品質といえます。また、消化に良いとされる必須アミノ酸(タンパク質を構成する11種の成分)が摂れる餌が望ましいですよ。ただし与え過ぎは肥満の原因にもなるので気をつけてください。

犬は雑食動物ですが、穀物は消化に悪いのでNGです。安価なものだと穀物の入った犬用の餌もありますので、必ずパッケージ裏の原材料表を確認し、穀物が含まれていないものを選んでください。

 

飼育環境・温度の管理

大型犬は庭で飼うイメージを持つ方も多いかと思います。しかし本種は酷寒の雪山で暮らしていた犬種なので、暑さにはとても弱いです。温度管理のできる室内で飼育することが基本ですよ。

グレートピレニーズに適切な室温は15~21度です。特に夏場はエアコンや扇風機などを毎日稼働させ続けることが必要になります。

運動量の多い犬種ですから、サークルには閉じ込めず、室内で自由に生活させてあげてくださいね。

 

運動量を多くする

グレートピレニーズは雪山を登り歩き、クマやオオカミと戦って家族や家畜を守っていたほど強靭な体力を持った犬種です。そのため、毎日十分な量の運動を必要とします。

運動不足はストレスとなり、破壊行動といったトラブルに繋がりかねません。朝夕の2回、それぞれ1時間以上かけて十分に散歩をさせてあげてくださいね。

ただし大型犬の場合、激しい運動は向きません。膝に負担がかかってしまい、膝蓋骨脱臼などの病気になりやすい犬種だからです。また胃拡張・胃捻転のおそれがありますので、飲食後すぐの運動も好ましくありません。

 

避妊・去勢手術

避妊・去勢を行うことで、発情期のストレスがなくなるというメリットがあります。

大型犬の世話は、とても大変です。飼育費用も体力も、飼う前には覚悟と責任がいるのです。むやみに繁殖させ、面倒が見切れなくなってしまうのは可哀想ですよね。

グレートピレニーズがかかりやすい病気として、膝蓋骨脱臼が挙げられます。これは生活環境が原因の場合もありますが、遺伝的要因も挙げられます。そのため、この病気を持つ犬は繁殖させないことで、病気の遺伝を防げるのです。

 

かかりつけの動物病院を見つける

愛犬のため、かかりつけの動物病院を見つけておいてくださいね。

いざというときにすぐ行けるよう自宅から近い動物病院というのも大切ですが、同時に信頼できる主治医を見つけるのも重要です。迅速な対応が生死に関わることもありますから、医療スタッフの能力もチェックしておけばなお良いです。

また病歴なども考慮した病気の予測が可能になるため、早期発見・治療に繋げることができますよ。

 

グレートピレニーズのかかりやすい病気は?

グレートピレニーズ

かかりやすい病気

  • 股関節形成不全
  • 膝蓋骨脱臼
  • 胃拡張・胃捻転
  • 皮膚病
  • 骨肉腫

前の項でも扱ったとおり、グレートピレニーズのような大型犬は体重が重いため、足(関節)に負担がかかりやすく、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼になりやすいですよ。激しい運動はあまり向いていません。

また大型犬に多い胃拡張・胃捻転にも注意が必要です。食後すぐの運動が原因で起こりやすいので、注意してくださいね。

被毛が多い分、抜け毛の絡まりや蒸れなどで発症する皮膚病も考えられます。老犬には珍しくない病気ですが、骨肉腫にもかかりやすいですよ。

 

丈夫で飼いやすい犬種

グレートピレニーズ

グレートピレニーズは、ある調査によるとゴールデン・レトリバーやスタンダード・プードルなど定番の大型犬に次いで「飼いやすい大型犬5位」にランクインしています。

縄張り意識が強く、勇敢で体力もある犬種です。護衛犬や番犬として頼れるほか、温厚で愛情深い面も持っているので、子供とも仲良くできる子守り上手な犬種でもありますよ。

大型犬を飼育するのは並以上の覚悟と体力が必要です。我が家に迎える前によく考えてから、最期まで愛情と責任を持って育ててあげてくださいね。