「アーテミス『フレッシュミックス』」は、審査の厳しさで知られる犬の専門誌「ホールドッグジャーナル」で高い評価を得ているだけでなく世界25か国で愛用されているドッグフードです。
この記事では「アーテミス フレッシュミックス スモールブリード アダルト」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ100点満点にて行っています。
この記事でまとめたこと
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」を評価

アーテミス フレッシュミックスの総合得点
- 94点(100点中)
内訳 | 得点/配点 | |
---|---|---|
子犬 | 成犬 | |
主原材料 評価 | 30/30点 | 30/30点 |
その他原材料 評価 | 34/40点 | 34/40点 |
合成酸化防止剤不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
人工添加物不使用 | 10/10点 | 10/10点 |
タンパク質量 | 5/5点 | 5/5点 |
粗脂肪量 | 5/5点 | 5/5点 |
合計得点 | 94/100点 | 94/100点 |
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の得点の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用している場合、満点(30点)と評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「フレッシュチキン」を使用しているため、30点となります。
その他原料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれる割合を考慮し、減点しています。粗悪な原材料を1つも使用していない場合、満点(40点)と評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「玄米」「黍」「塩」「塩化カリウム」を使用しているため34点となります。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「アーテミス フレッシュミックスの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ので10点となります。
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
不使用の場合、満点(10点)と評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていないので10点となります。
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「27.8%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしている場合、満点(5点)と評価しています。
本フードの場合「16.7%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしているため、どちらも5点満点となります。
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | アーテミス フレッシュミックス |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1922円(税込) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 368.3cal/100g |
賞味期限 | 開封前:1年 開封後:1ヶ月 |
生産国 | アメリカ |
販売元 | 株式会社ケイエムテイ |
対応年齢 | 成犬 1~7歳 |
メイン食材 | フレッシュチキン |
穀物 | 玄米、黍 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
問合せ先 | 0725-92-6456 |
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の詳しい原材料と成分一覧は?
アーテミス フレッシュミックスの原材料
主原料 | フレッシュチキン |
---|---|
その他原材料 | ドライチキン、フレッシュターキー、玄米、黍、えんどう豆、えんどう豆粉、卵、豆タンパク質、鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)、トマト搾り粕(リコピン)、フレッシュダック、フレッシュサーモン、ドライ魚肉、フラックスシード、チキンスープ(天然風味料)、サーモンオイル(DHA源)、塩、塩化カリウム、塩化コリン、乾燥チコリ根、ケルプ、人参、リンゴ、トマト、ブルーベリー、ほうれんそう、クランベリー、ローズマリーエキス、パセリフレーク、グリーンティエキス、大麦エキス、L-カルニチン、ラクトバチルスアシドフィルス菌、ビフィドバクテリウム アニマリス、ラクトバチルスロイテリ、ビタミンE、キレート鉄、キレート亜鉛、キレート銅、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、チアミン硝酸塩、キレートマンガン、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンA、ビオチン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、リボフラビン、ビタミンD、葉酸 |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
アーテミス フレッシュミックスの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 25.0%以上 | 27.8%以上 |
粗脂肪分 | 15.0%以上 | 16.7%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 | 5.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 | – |
粗脂肪量が16.7%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:1年
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「アーテミス フレッシュミックス」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 30g | 59円 |
2kg | 51g | 99円 |
3kg | 69g | 134円 |
4kg | 86g | 166円 |
5kg | 102g | 196円 |
6kg | 117g | 225円 |
7kg | 131g | 252円 |
8kg | 145g | 279円 |
9kg | 158g | 304円 |
10kg | 171g | 329円 |
15kg | 232g | 446円 |
20kg | 288g | 553円 |
30kg | 390g | 750円 |
40kg | 484g | 930円 |
50kg | 572g | 1099円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

良質な原材料を使用して栄養バランスもよいですが、穀類や豆類に敏感な愛犬には与えないほうが良いドッグフードです。
主原料である「チキン」は豊富な動物性タンパク質と、免疫力をサポートする「リン」や「セレン」が含まれている栄養価の高い食品です。
その他原材料の栄養バランスもよいので、主食として本フードを与えることはおすすめですよ。
1点心配なのは、「玄米」「黍」が含まれていることです。穀類のアレルギーをもつ子には、他の穀物不使用のフードを選択してあげてくださいね。
グレインフリーのおすすめドッグフードはこちらの記事からご確認いただけます。
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