渋谷で開催!フェリシモ猫部、初のトークイベントに参加してきました!

猫好き・猫マニアの心をわしづかみにするヒット商品を数々生み出している「フェリシモ猫部」さん。

2017年2月25日(土)、渋谷のLOFT9にて初のトークイベントが行われました。

商品が完成するまでの舞台裏や猫部企画担当の商品開発にかける想いがギッシリ詰まった2時間を、pepy編集部が取材してまいりました。

 

場所は渋谷の「LOFT9」

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pepy編集部が待ち合わせたのは、渋谷駅の定番待ち合わせスポット「ハチ公前」。そこから約10分ほど歩くと、渋谷のトークライブハウス「LOFT9 Shibuya」にたどり着きます。

 

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連日さまざまなイベントが行われるLOFT9ですが、今日の目玉は「フェリシモ猫部 公式トークイベント」。

期待に胸を膨ませながら会場へ入ると、すでに満員に近いお客さんが席を埋めておりました。

 

「猫さま至上主義」ってニャに?

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「猫さま至上主義」のお話からトークイベントがスタートしました。

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生活雑貨事業部 小木さん(写真):「猫は飼い主さんを飼っているんです。だから猫をおうちに迎え入れるということは、猫さまに一生お遣えする覚悟が必要にゃのです。」

 

猫 かわいい

昨今、日本の猫飼育頭数は急激に伸び続け、1000万匹の大台に乗る勢いです。それに伴い「猫好き人口」はもちろんのこと、「自分の持ち物を全て猫グッズに揃えたい!」「愛おしい猫さまみたいに私もなりたい!」という猫さま至上主義の人口も爆速で増加しています。

そんな中フェリシモ猫部はさまざまな「猫グッズ」を提供していますよ。

 

フェリシモ猫部の猫グッズを一気に紹介ニャン!

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フェリシモ猫部はこれまでたくさんの商品を生み出し、その数約300商品にもなります!中でも反響の大きかった大ヒット商品を紹介してくれました。

 

にゃんそうこう

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猫のひっかき傷専用の絆創膏「にゃんそうこう」は、漫画家「山野りんりん」さんとのコラボで生まれた商品です。

「・・・まあ今は反省している。」「ごめん寝」と、にゃんこが言い訳している様子が可愛らしいですよね。パート1、パート2の2種類が好評発売中です(ΦωΦ)

にゃんそうこうの商品ページはこちら

パート1

パート2

 

肉球の香り ハンドクリーム

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猫さまの肉球の香りをイメージして完成したのがこのハンドクリームです。

発売当初はピンク1色のみの販売でしたが、「うちの猫ちゃんの肉球はこんな色じゃない!」とユーザーさんからご意見いただき、「グレー」「あずき色」「オレンジ」の3色を増販したそうですよ!

肉球の香り ハンドクリームの商品ページはこちら

ピンク

グレー

あずき色

オレンジ

 

ノートで遊ぶ 猫ふせん

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「愛猫家たるもの、ノートや手帳も「猫さま」でデコレーションしたい!」

そんな願いを叶えた商品がこちらの猫ふせんです。

SNSでモデルとなる猫写真を募集し、2400枚以上集まった写真の中からサンプルを手作業で作成して、ようやく完成した商品なのです。パート1が好評につき、現在パート2も発売中です♪

猫ふせんの商品ページはこちら

パート1

パート2

 

フェリシモ猫部が誕生したのは2010年9月

トークイベント フェリシモ猫部

2010年9月にフェリシモの「社内部活動制度」から誕生したのがフェリシモ猫部です。松本竜平さん(写真)が社内の猫好きたちを集めてはじめた部活動で、目指すビジョンは「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会」です。

フェリシモ猫部のモットーは「にゃんでもやってみること」

上記で紹介した「猫ふせん」は新入社員が会議で持ち込んだ企画です。NOと言わない社内風土が、これだけのヒット商品を生み出し続ける理由なのかもしれません。

 

商品の売上の一部は基金へ。フェリシモ猫部が目指す未来とは?

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フェリシモ猫部が販売する猫グッズの売上の一部は、すべて基金として動物愛護団体へ寄付されます。

「ネコノミクス」ともてはやされるほど猫が人気となっている一方で、殺処分されてしまう猫もたくさんいます(平成27年度環境庁調査:猫の殺処分数6万7091匹)。

フェリシモ猫部は「猫と人間の共存」する未来を目指し、全国約50の愛護団体に総額2億1394万3057円もの寄付を行っています。

集まった基金は飼い主さんのいない猫の里親探しや保護活動、野良猫同士の交配を防止する「TNR活動」の費用に当てられています。

 

殺処分ゼロへ。フェリシモ猫部の主な活動とは?

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フェリシモという会社は、事業を考える上で「事業性」「独創性」「社会性」の3つの軸を持っています。フェリシモ猫部もビジネスを通じて殺処分問題解決を目指しており、売上の一部基金化以外にも、さまざまな取り組みを行っていますよ。

 

休日の商談室を用いた「譲渡会」

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譲渡会とは、里親を探している猫ちゃんと飼猫を探している飼い主さんとをつなげる場です。フェリシモ猫部は、誰もいない休日の商談室を利用して譲渡会を行っています。

フェリシモ猫部松本さんは「休日のオフィスは誰も使っていない。スペースもあるため、有効活用するべきです!多くの企業にこの取組みが広まってほしい」と語ります。

飼い主さんになるためには審査を通過する必要があります。途中で飼育放棄をしたり、交配しすぎて飼いきれなくなったりと、飼い主さんのトラブルで保護施設にくる猫ちゃんが後を絶たないことが理由です。

 

神戸市「ふるさと納税」によるミルクボランティア

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本社を置く神戸市とフェリシモ猫部が2016年9月28日に協定を結び、神戸市動物管理センターで行う「犬猫殺処分ゼロ」に向けた取組みの支援を行っています。

その1つがふるさと納税により、生まれたての子猫にミルクを与える「ミルクボランティア」を支える取り組みです。

生まれたての子猫は3時間に1度ミルクを与え、トイレのお世話をしてあげなくてはなりません。このお世話の大変さから飼育を放棄する方が多いといいます。

センターでは人員が足らず、猫殺処分のうち幼齢猫の割合は6.6割にものぼるのです(環境省:平成27年度 犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況)。ミルクボランティアを行うだけでも、多くの猫の命を救うことにつながります。

 

利用額の一部を寄付できるVISAカード

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利用額の0.12(わんにゃん)%を愛護団体へ寄付できるクレジットカード「フェリシモ猫部VISAカード」が2017年2月1日に発行開始されました。

フェリシモ猫部のグッズ以外でも、このカードを使って買い物をするだけで支援することができる画期的なアイテムです。

初年度年会費は無料で、翌年度以降も前年1回以上のご利用で無料となりますよ。

 

取材後記 「気軽に猫助け」

トークイベント フェリシモ猫部

取材を通して、「気軽に猫助け」という姿勢は、会場のお二人だけでなく、神戸のフェリシモ猫部社員の皆さんから感じられた気がします。

ネコノミクスとよばれるほどの空前の猫人気が起こっている反面、里親がみつからずに殺処分されてしまう猫も存在します。

「猫さま」と飼い主さんが喜んでくれるような商品を提供し続けるだけでなく、殺処分という社会的な問題にもきちんと目を向けているフェリシモ猫部さん。本気で「猫さま」と「人間」が共存する社会を目指す意気込みと情熱に、pepy編集部は感服致しました。

イベント終了後に頂いたのは、ゲストのケニア・ドイさんとのスリーショット!フェリシモ猫部さん、ケニア・ドイさん、ありがとうございました!

今後もフェリシモ猫部さんの活動には目が離せませんよ!