猫のストレス、症状・行動・解消法まとめ。留守番や引っ越しは?

猫も人間と同じように、様々なことでストレスを感じてしまうことがあります。今回の記事では猫がストレスを感じたときの症状や行動、ストレス解消法、ストレスを感じやすい留守番や引っ越しの対策をご紹介します。

 

猫のストレスはどんな症状・行動に現れる?

猫_怒る_ストレス

ストレスの症状

  • 初期
  • 中期
  • 末期

 

初期

猫がストレスを感じはじめると、大きく分けて「食事」「排せつ」「毛づくろい」の3つに症状や行動の変化が現れます。

食事の面では「食欲がなくなる」「食べ物ではないものを食べる」という症状がみられるようになります。排せつについては「トイレの回数が増える」「便秘や下痢をする」「トイレ以外の場所で粗相をする」などがストレスから来る症状としてあげられます。

毛づくろいとしては「毛なみを長時間しつこくなめるようになる」「毛づくろいを一切しなくなり、浮き毛が目立つ」がストレスによる症状や行動の代表例です。

 

中期

初期に感じたストレスが長時間解消されないと、性格が変化します。おとなしい猫でも「急に攻撃的になって噛みぐせがつく」「臆病になって出てこない」「落ち着きがなくなり、よく鳴くようになる」といった変化がみられます。

普段は取るはずのないおかしな行動を取ることもありますよ。「お気に入りのクッションを取られても怒らない」「ずっと一点を見つめてあくびをしている」など実際に報告されていますよ。

 

末期

かなり長い時間ストレスを抱えると自虐行動や八つ当たりをするようになります。自分のしっぽを噛んだり顔を引っかいたり、何もない空中に手を伸ばしてジャンプするといった「真空行動」もみられます。

 

猫のストレス解消法1. 猫の嫌いな刺激を取り除く

男の子_嫌い

猫のストレスを取り除くためには、猫の嫌いな刺激を繰り返さないようにしてあげることが大切です。猫は音や匂いなどの刺激に恐怖心や嫌悪感を抱き、ストレスを抱えてしまいます。

ストレスからくる症状や行動が見られた場合、家の中に不快な音や匂いを発するものがないか調べ、取り除くようにしてください。「ドアの閉まる音が大きい」「香水やアロマの匂いが部屋に充満している」などが考えられますよ。

 

猫のストレス解消法2. 生活環境を見直す

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生活環境の見直しも大切です。「清潔なトイレ」「十分な量の食事」「運動」は猫にとって健康の基本です。トイレを掃除する頻度を増やす、食事は良質なものを与える、キャットタワーやおもちゃを用意して運動できる環境を整えるなど、生活環境をきちんと整えてあげてくださいね。

 

猫のストレス解消法3. 普段の接し方を見直す

猫_抱っこ2

また、普段の接し方から、猫がストレスを抱えてしまうこともあります。猫は、急に接近されたりしつこく触られたりするとストレスを抱えてしまいます。

かわいくてついつい何度も触ってしまうものですが、優しいタッチで短時間だけ触ることを心掛けてくださいね。一般的に「おなか」や「しっぽ」は猫にとっては触られたくない場所ですから、猫が触ってほしいとサインを送ってこない限り触るのは控えてください。

逆に、あまり構ってもらえなくても猫はストレスを抱えてしまいますから、猫が甘えるしぐさを見せたときは、無視せずスキンシップをとってあげてください。

 

猫は留守番や引っ越しでストレスを抱えてしまうことも

猫_悲しい_ストレス

猫にとって、留守番や引っ越しはストレスがとてもかかりやすい状況です。猫は一匹で留守番をさせられると、退屈からストレスを感じやすくなってしまいます。

猫が遊べるおもちゃやキャットタワーもなく、何日も飼い主さんが家を離れる場合は特に強いストレスを感じてしまいます。

引っ越しはさらに大きなストレスになります。猫は縄張り意識が強い動物なので、引っ越しの環境変化はかなり精神的な負荷がかかります。引っ越しなどで環境の変化が起きると、猫は「慣れ親しんだ縄張りがなくなってしまった!」と感じ、強いストレスを抱えてしまうのです。

引っ越し作業中に出る大きな音や、見知らぬ人の頻繁な出入りで恐怖を覚えることも多く、新居で暮らし始める頃にはストレスからすっかり衰弱してしまっていることも少なくありません。

 

猫の留守番・引っ越しのストレス解消法とは?

猫_伸び

猫を留守番させる場合は、猫が一匹でも退屈しないように工夫してあげることが大切です。「オモチャを用意する」「キャットタワーを設置する」など、猫が留守番中に一匹で遊べる環境を整えてあげてくださいね。

猫にかかるストレスを考えるとできれば引っ越しは避けたいところですが、止むを得ない場合は、ストレスが最小限ですむように工夫することが大切ですよ。

引っ越し作業を始める前は、猫をキャリーバッグに入れて静かな場所に移動させてあげます。風呂場は音が響きにくい上、万が一の粗相(そそう)の場合にも掃除しやすいのでおすすめですよ。

引っ越し先には、前の家で使っていた猫自身の匂いがついている「トイレ砂」や「毛布」を持って行くと良いです。自分の匂いがついたものに囲まれると猫は安心できるので、新居になれるのも早くなりますよ。

 

ストレスは万病の元!

ベンガル猫

「食事を取らない」「便秘や下痢をする」といった症状が続く場合は、ストレスで愛猫が衰弱してしまっている可能性が高いです。ストレスは「脱毛症」「免疫力の低下」など様々な病気の元となり得るので、動物病院を受診し獣医師の指示を仰ぐようにしてくださいね。