ミズコブラモドキは日本国内でペットにするには高額ですが、ファンには人気の高い品種です。この記事ではミズコブラモドキの種類をはじめ、野生下での餌や天敵についてまとめました。
この記事でまとめたこと
ミズコブラモドキの体色の種類は?
体色の種類
- オリーブグリーン褐色
- 茶褐色
オリーブグリーン褐色
ミズコブラモドキは熱帯雨林に生息しています。どの体色をした個体も、自らの生息地域でカモフラージュ色となる配色をしている場合が多いです。オリーブグリーン褐色のミズコブラモドキは、コケなどが多い水辺付近が主な行動区域のことが多いですよ。
大きめの黒い水玉柄がまばらに並んでいますよ。瞳と舌は黒色です。
茶褐色
茶褐色の個体は熱帯雨林の土にマッチする配色ですね。茶褐色地に大き目の黒い斑紋がまばらに並んでいます。瞳と舌は同じく黒いです。
ミズコブラモドキの餌、野生化では何を食べている?
野生化での餌
- 魚
- カエル
ミズコブラモドキは熱帯雨林などの水辺に生息します。餌も生息域に住む小動物が獲物となります。魚やカエルなどの両生類を好んで食べます。ほかにも小鳥やネズミなどの小型脊椎動物も捕食しますよ。
ヘビの食事は基本的に丸のみです。獲物に巻き付いて締め付け弱らせてからゆっくりと食事をしますよ。上あごと下あごが特殊な形成をしており、自分の顔よりも大きな獲物も時間をかけて丸のみにします。
ミズコブラモドキの天敵はいる?
天敵
- 大型の鳥類
- ネコ科哺乳類や猛禽類
- 人間
ミズコブラモドキの成蛇は2~3mと大きいのであまり襲われることはありませんが、毒は弱いので天敵はいます。ミズコブラモドキにとって小型の鳥は餌ですが、カラスやイヌワシオオタカなどの中〜大型の鳥は天敵となりえます。
また渡り鳥の場合、生息地関係なく飛来してくるので、ヘビにとっては「危険なよそ者」といった感じです。ネコ科の哺乳類や猛禽類などにも捕食されることがよくありますよ。
生き抜くための進化
ミズコブラモドキの特徴は、威嚇の際に首元を広げる行為ですよね。コブラが首元を広げるのは体をより大きく見せて相手をひるませるのです。本種は猛毒を持つヘビ種であるコブラを真似することで、相手に自分を強そうに見せて身を守るのです。
飼育下においては指を噛まれないように注意してくださいね。賢いのでちゃんと飼育していれば飼い主さんとの絆も深められる品種です。
ただ犬のようにしつけることは叶いませんので、威嚇のポーズを見せた場合はそっとしておくのが一番ですよ。