ヨーロッパクサリヘビの特徴や毒性、生息地は?飼育例はある?

ヨーロッパクサリヘビはクサリヘビ科に分類される、ヨーロッパではポピュラーな毒ヘビです。クサリヘビの中でも最も北に生息する種で、北極圏に近いスカンジナビア半島などにも生息していますよ。

この記事では、ヨーロッパクサリヘビの特徴や毒性、生息地などについてまとめました。

 

ヨーロッパクサリヘビの特徴は?

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特徴

  • 大きさ:60-100cm
  • 体色:灰色(オス) 褐色(メス)

ヨーロッパクサリヘビの体長は60㎝ほどのものが一般的ですが、大きいものでは100㎝ほどの個体もいますよ。大きな頭とずんぐりとした太めの体をしていて、オスとメスで体色が異なるのも特徴です。

オスの地色は灰色で、背には黒色のジグザグ模様がしっぽにかけて通っています。頭の後ろにはV字もしくはX字型のもようがあります。メスは地色が褐色(赤茶色)でもよう部分が暗めの褐色になります。また、メスの中にはまれに全身が真っ黒の個体もいます。

 

ヨーロッパクサリヘビの毒性は?

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毒性

  • 激痛とはれ
  • 出血毒と少量の神経毒

ヨーロッパクサリヘビの毒は出血毒を主成分に、少量の神経毒も含まれています。クサリヘビの中でもそれほど毒は強くなく、死亡例も多くありません。とはいえ、かまれるとすぐに激痛が走り、患部は徐々にはれていきます。

ヨーロッパではこのヘビによる被害も多いため、解毒剤なども用意されているようです。症状があまりにもひどくなることは少ないですが、かまれた場合は出来るだけ早く病院で治療を受ける必要があります。

 

ヨーロッパクサリヘビの生息地は?

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主な生息地

  • ヨーロッパ
  • ロシア
  • アジア北部
  • サハリン

ヨーロッパクサリヘビは、イギリス、ユーラシア大陸のヨーロッパから、スカンジナビア半島、ロシア、中央アジア、中国北部、北朝鮮、サハリンにかけての広い範囲に分布しています。亜寒帯や温帯の草原や森林地帯、荒野などに生息していて、高地でも見られます。

 

ヨーロッパクサリヘビはペットとして飼育できる?

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ヨーロッパクサリヘビを含むクサリヘビ科のヘビは日本では特定動物に指定されています。そのため飼育するには都道府県知事の許可が必要です。

 

ヨーロッパでは有名な毒ヘビ

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ヨーロッパクサリヘビは日本には生息していないため、見かけることはほとんどありません。しかしヨーロッパでは毒ヘビとして一般的なようで、毎年かまれる事故も発生しているようです。それほど危険性はないとされていますが毒を持つわけですから、かまれた場合は早めの処置を心がけるようにしないといけませんね。

本記事作成にあたり、参考にしたサイト
  • http://www.hatyu.info/
  • https://www.env.go.jp/