馬(ウマ)まとめ!大きさや特徴、生態は?

馬は古来より世界各地で飼われてきた、人間との関わりが特に強い動物です。

野生種のほかに人の手によって改良された種類も多く、様々な場面で活躍していますよ。

この記事では、馬の大きさや特徴、生態などについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

馬(ウマ)ってどんな動物?

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馬の祖先は、5000万年以上前の北米の森林地帯で暮らしていた「ヒラコテリウム」です。

もとは小さな体をしていましたが、隠れる場所のない草原へと生息地が移ったことで体はより大きく、速く走れるように進化しました。アジアやヨーロッパにも進出し、様々な種への分化・絶滅を繰り返しながら現代の馬へと進化を遂げましたよ。

 

人間との関わり

人間との関わりはかなり古く、旧石器時代にはすでに関わりがあったと考えられています。当時は食料や毛皮を目的とした狩猟対象であり、今からおよそ2万年前に描かれたといわれているラスコー洞窟の壁画にも、馬の姿を見ることが出来ますよ。

紀元前3500年頃になると、馬の家畜化が中央アジアで始まります。日本には弥生時代にはすでに伝来していたと考えられていますよ。古墳からは鞍(くら…人や物を乗せるため、馬の背中につける馬具)のついた馬の埴輪も出土し、乗馬も行われていたことが分かっています。

近代になり軍事面での必要性が無くなっても、伝統的な儀式や式典・競走馬やスポーツ・アクティビティとしての乗馬など多くの場面で人と関わり活躍していますよ。

馬に会える場所

野生の馬はユーラシア大陸の南ロシアからヨーロッパにかけて見ることができます。日本やアメリカでも自然下で見られますが、これらの品種は飼育されていた馬が脱走してしまい、野生にかえったもので「半野生」といわれていますよ。

また、日本では馬と触れ合うことのできる動物園や牧場がたくさんありますよ。親子で乗馬体験ができる動物園もあります。

馬と会った際にぜひ、見てほしいのが「表情」です。馬の気持ちは、顔の表情からわかることが多く笑っている時に見せる、「上唇と鼻先にしわを寄せて歯を出す」姿はとてもユニークです。おびえている時や怒っている時、驚いている時など様々な表情を見ることができますよ。

 

馬(ウマ)の大きさや特徴は?

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体高80~180cm
体重30~1000kg
外見の特徴細長い顔
細長い足

馬の大きさは、種によって様々です。

体高80㎝・体重30㎏ほどの小型のミニチュアホースもいれば、牽引(けんいん)や農耕用として改良された体高180㎝・体重1,000㎏にもなる個体もいますよ。競馬で有名なサラブレッド種は体高160㎝・体重400~500㎏ほどですね。

 

馬の特徴

馬の毛色は種類が多く、日本では栗毛・鹿毛・芦毛(あしげ…灰色)など14種類に分けられています。同じ色でも、額や足先などに白斑があったり、鬣(たてがみ)の色が違ったりと色や模様は個体によって様々ですよ。

顔は細長く、歯は草や葉など堅いものを食べるのに適しています。細く長い脚は力強く、指や爪の代わりに蹄(ひずめ)がありますよ。地面につく蹄は人でいう中指で、足の中ほどにある関節が踵です。

聴覚も敏感で、180°動かせる耳は様々な方向からの音を聴くことが出来ますよ。離れた目は視野も広く、見渡せる範囲は真後ろを除いた350°にも及びます。ただ、そのほとんどの範囲が単眼視になるため距離感を掴むのはあまり得意ではありませんよ。

馬(ウマ)の種類は?

馬

一口に「馬」といっても、競馬に使われる馬、荷物を運ぶのに使われる馬、馬車を引くのに使われる馬、など様々です。全体では大きさや日本の在来種等、5つの分類がされています。

軽種はスマートな体型で競争馬として、中間種は温厚な性格から馬車を引くのに使われています。重種は農耕等の目的で改良された品種でスピードよりもパワフルなタイプですよ。小さくかわいらしいポニー種は温厚な性格で乗馬によく用いられます。日本在来種には8種が指定されておりどれも、数が減少してきています。

 

 

馬(ウマ)の寿命や病気は?

馬 笑う

馬の寿命は20~25年とされています。人間の年齢にあてはめる場合には「馬齢×4」で計算することができます。具体的には3歳馬は人間でいうと12歳程度ということになりますね。ちなみに、過去で一番長生きした馬はイギリスの「オールドビリー」で62歳まで長生きしましたよ。

馬には特有のかかりやすい病気があり、寿命を短くさせてしまう場合があります。一番、気にしなければならないのは歯のケアです。歯や口の病気にかかってしまうと餌を自由に食べられなくなってしまうからです。

 

馬(ウマ)の生態は?

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生態

  • 草食
  • 社会性
  • 短い睡眠

馬(ウマ)の生態は大きく分けて「草食」「社会性」「短い睡眠」の3つです。

草食

馬は草食性なので、「干し草」を中心に「大麦やエン麦」「大豆」「トウモロコシ」「ニンジン」「リンゴ」などを食べています。

胃が小さいので一度にたくさんの量は食べられませんが、消化器官はとても強いので堅い草なども難なく消化することができますよ。

 

社会性

群れで暮らす馬は社会性の強い動物です。

コミュニケーション力も高く、威嚇・回避・防御・攻撃や親和を表すグルーミングなどで群れの仲間とコミュニケーションをとりますよ。人から受けた愛情もしっかり記憶していて、信頼した相手には従順で豊かな表情を見せてくれます。

 

短い睡眠

馬の睡眠時間は短く、平均3~4時間ほどです。

これは、昔草原で暮らしていた時に常に周囲に警戒していたことの名残だとも言われていますよ。睡眠姿勢も仔馬以外は横になることが少なく、立ったままで浅く短い睡眠をとることがほとんどです。

4つの歩法

馬には、大きく分けて3つの歩き方と1つの走り方があります。人間でもジョギングやランニングなどあると考えると不思議ではありませんよね。

馬の場合は速さが違うだけでなく脚の進め方や体の使い方も歩法によって変化しますよ。

 

実際に馬と触れ合ってみよう!

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馬は昔から人間との関わりが深い生き物ですが、実際に生の馬を見たことがないという人も多いのではないでしょうか?

動物園や牧場見学・乗馬体験・競馬場・神社の神事などで馬を見たり触れ合ったりできる機会もたくさんあります。とても魅力的な動物なので、機会があれば馬に会える場所に出かけてみるのもおすすめですよ。