キンシコウはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

キンシコウは、オナガザル科シシバナザル属に分類される霊長類です。「ゴールデンモンキー」とも呼ばれ、その美しさは世界一といわれるほどですよ。またキンシコウは「西遊記」に登場する孫悟空のモデルとなった猿である、という説もあります。

この記事ではキンシコウの生息地、会える動物園、食べている餌についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

キンシコウはどこに住んでいる?分布は?

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分布域甘粛省
湖北省
四川省
陝西省
生息域落葉広葉樹林
針葉樹林
混交林

キンシコウは中国固有種で、甘粛省や湖北省、四川省、陝西省に分布し、標高1200~3000m以上にある落葉広葉樹林や針葉樹林、混交林などで樹上生活をしていますよ。

サルの中では比較的寒い地域に生息しており、雪のある冬季には少し低い場所に移動することもあります。

 

キンシコウは動物園で会える?

キンシコウ

日本でキンシコウに会える動物園

  • 熊本市動植物園(熊本県)

現在、キンシコウに会える動物園は熊本県の「熊本市動植物園」のみです。
かつては、兵庫県の「神戸市立王子動物園」が中国国外で初めて飼育下での繁殖に成功しています。名古屋市の「東山動植物園」でも同じく繁殖の成功例があります。しかし現在ではいずれも既に展示を終了しており、中国へ返還されてしましました。

世界的にも珍しく、とても貴重で高貴なお猿さんですので、熊本を訪れた際はぜひ会いに行ってみてくださいね。

 

海外でキンシコウに会える動物園

キンシコウはとても貴重な中国固有の絶滅危惧種なので、海外での飼育は非常に少ないです。動物園での展示が実施されていても一時的な場合がほとんどで、種保持のために再び中国へ戻されることが多いです。

日本以外の動物園でキンシコウに会える確実な国は、やはり原産国である中国ですね。中国四川省成都市にある「成都動物園」や「上海動物園」、「北京動物園」などです。これらの動物園は、キンシコウをはじめとする希少動物を多数飼育していますよ。機会があったら、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

キンシコウの餌は?何を食べる?

キンシコウ
飼育下での餌果物
野生下での餌木の葉・果実・種子・樹皮・芽
タケノコ
昆虫
小鳥・その卵

キンシコウを国内で唯一飼育している「熊本市動植物園」では、小さく切ったリンゴなど、「果物」を中心に与えています。誕生日など特別な日にはブドウなども与えることもあるようです。

ここでは、定期的にキンシコウを含む様々な動物たちの餌やり体験ができるイベントも実施しています。機会があれば貴重な体験をしてみるのもいいですね。

野生のキンシコウは、昼間に活動し採食を行っていますよ。夏季は「木の葉」や「果実」、「種子」、「タケノコ」などを食べ、冬季には「樹皮」や「芽」も食べるほか、「昆虫」や「小鳥」、その「卵」などの動物質を食べることもあります。

キンシコウは珍しい神秘的な生き物ゆえに、未だ生態の多くが謎に包まれています。

 

キンシコウの言語を一部解読!?

キンシコウ

2008年、中国湖北省の神農架国家級自然保護区では、キンシコウの一種である「神農架キンシコウ」の言語を一部ながら解読することに成功したという研究成果が報告されています。

危険に遭遇した場合や攻撃準備の場合などを意味する、18語もの鳴き声を使い分けていることを発見しました。