タヌキはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属に分類されるタヌキは、童謡や童話にもたくさん登場するなど我々日本人にとって馴染み深い動物です。

この記事ではタヌキの生息地、飼育されている動物園、食べている餌などについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

タヌキはどこに住んでいる?分布は?

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タヌキの分布域 北東アジア
タヌキの生息域 森林
草原
湿地
住宅街

タヌキの種類によっても異なりますが、主な分布域は北東アジアです。

コウライタヌキは朝鮮半島、ウンナンタヌキは中国雲南省、タイリクタヌキ(ビンエツタヌキ)は中国東部やベトナム北部、ウスリータヌキはロシアのウスリー地方やアムール地方、二ホンタヌキは日本です。

生息域は平地から山地にかけての「森林」「草原」「湿地」などですが、最近では「住宅地」にも姿を見せることもありますね。

 

タヌキは動物園で会える?

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関東近郊でタヌキに会える動物園

  • 東武動物公園(埼玉県)
  • 野毛山動物園(神奈川県)
  • 東京都井の頭自然文化園(東京都)

関東近郊でタヌキに会える動物園は「東武動物公園」「野毛山動物園」「東京都井の頭自然文化園」などです。

「東武動物公園」では夏になると恒例イベントとして「冷やしタヌキ」が行われていますよ。好物の馬肉や果物が入れられた氷をタヌキたちにふるまうもので、多くの観光客を楽しませています。

 

タヌキに会える海外の動物園

シンガポールにある「シンガポール動物園」やメキシコにある「チャプルテペック動物園」がおすすめですね。

シンガポール動物園では、希少動物であるコビトカバと交換で贈られた日本のタヌキたちが広くて立派な展示スペースに飼育されていますよ。

 

タヌキの餌は?何を食べる?

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飼育下での餌 馬肉
ドッグフード
ニワトリの頭
野菜
果物
野生下での餌 小型の哺乳類
両生類
魚類
果実

動物園などの飼育下では、「馬肉」「ドッグフード」「ニワトリの頭」「ズーソーセージ(動物用のソーセージ)」、ニンジンや茹でたサツマイモなどの「野菜」、リンゴなどの「くだもの」を食べています。

雑食性なので、野性下では「哺乳類」「両生類」「魚類」「果実」などを食べていますよ。

 

野生のタヌキへの餌付けは絶対にダメ!

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最近、住宅地での目撃例も増えているタヌキですが、餌を与えることは絶対にしてはいけません。

人間から餌をもらい続けたタヌキは自分で餌をとることができなくなってしまうため、餌がもらえなくなったら餓死するしかないのです。

不幸なタヌキを増やさないようにするためにも、そっとしておくことが一番ですよ。