牛(ウシ)はどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

牛は四大文明の頃から農耕などに使役され、重要な家畜として我々と共に歴史を歩んできた動物です。

ユーラシア大陸に生息していたオーロックスを祖先としており、紀元前6000~5000年ごろに西アジアで家畜化されたのが現在のウシですよ。

この記事では牛の分布、会える動物園、食べている餌についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

牛(ウシ)はどこに住んでいる?分布は

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牛の分布域 世界中
牛の生息域 草原
湿地
サバンナ
森林地帯

ウシはアフリカ・ヨーロッパ・アジア・南北アメリカ・オセアニアなど世界的に分布しています。

生息域は種類によって異なりますが、「草原」「湿地」「サバンナ」「森林地帯」など幅広いですよ。

 

牛(ウシ)は動物園で会える?

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関東近郊で牛に会える動物園は?

  • 金沢動物園(神奈川県)
  • 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)

家畜というイメージが強い牛ですが、動物園では野生牛をはじめとした様々な牛が飼育されています。関東近郊で牛に会える動物園は「金沢動物園」「埼玉県こども動物自然公園」などですね。

金沢動物園では「ガウル」(世界最大級の野生牛)、埼玉県こども動物自然公園では「ホルスタイン」「ジャージー」「ブラウンスイス」「口之島牛」「コビトコブウシ」といった様々な種類の牛を見ることが出来ますよ。

牛の乳搾り体験や子ウシのミルクやり体験などが出来る動物園も多いので、家族みんなで楽しめますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

海外で牛に会える動物園は?

牛は海外の動物園でも飼育されています。

アメリカの「リンカーンパーク動物園」「フランクリンパーク動物園」「マイアミ動物園」、カナダの「トロント動物園」などでは様々な種類の牛を見ることが出来ますよ。

 

牛(ウシ)の餌は?何を食べる?

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飼育下の餌 野草
牧草
干し草
野生下での餌 野草
牧草

動物園などで飼育されている牛は、「野草」「牧草」「干し草」などを食べています。

牧場で飼育されている乳牛や肉牛などには、「乾草」「濃厚飼料」を与えていますよ。

 

野生下での餌は?

牛は草食動物なので、野生下では「野草」や「牧草」などを食べています。

上顎の前歯(切歯)がないので、長い舌を使って巻き取るように草を取って口に運びますよ。

 

餌の食べ方は?

4つの胃を持つ牛は、4~9時間にも及ぶ「反芻(はんすう)」をすることで繊維質な草を消化しています。

餌を食べて1時間ほどしてから、胃の中の餌をまた口に戻してゆっくりとかみ砕きますよ。

 

牛は1日の大半を、横臥(横になること)と反芻で過ごしている

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牛の1日は「食事」と「横臥反芻(おうがはんすう)」で占められています。

食べる・横になって咀嚼する(10時間以上)というサイクルを繰り返す事で体を大きく成長させていますよ。草しか食べないにもかかわらず体重600~700kg、1日に出す牛乳の量が20~50kgというのだから驚かされますね。