モモンガはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

クリクリした目と口元がキュートなモモンガは、ネズミ目リス科リス亜種モモンガ属に分類される小型哺乳類です。

ベビーの頃から飼育すれば飼い主さんにも馴れやすいことから、ペットとしての人気も日々高まっていますよ。

この記事ではモモンガの生息地、会える動物園、食べている餌についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

モモンガはどこに住んでいる?分布は?

アメリカモモンガ
モモンガの分布域 ヨーロッパ
アジア
オーストラリア
北アメリカ
モモンガの生息域 森林地帯

モモンガは種類によって分布域に違いがあります。

「フクロモモンガ」は、オーストラリア・インドネシア・ニューギニアなど、「アメリカモモンガ」はカナダ南東部・アメリカ・メキシコ、「タイリクモモンガ」はロシア・シリア・アジア北部に分布していますよ。

主に森林地帯に生息していますが、近年では森林破壊などの影響によって生息域が減少し生息数も減少の一途をたどっています。

 

モモンガは動物園で会える?

モモンガ1

関東近郊でモモンガに会える動物園は?

  • 上野動物園(東京都)
  • 多摩動物公園(東京都)
  • 三島市立公園寿楽園(静岡県)

関東近郊でモモンガに会える動物園は「上野動物園」「多摩動物公園」「三島市立公園寿楽園」などです。

「三島市立公園寿楽園」ではモモンガと触れ合うことも出来るので、小さなお子さんでも楽しめますよ。

また、関東からは離れてしまいますが、北海道にある「円山動物園」や長野県にある「茶臼山動物園」などでもモモンガを飼育しています。

 

海外でモモンガに会える動物園は?

海外だと、オーストラリアの「タロンガ動物園」、アメリカの「サンディエゴ動物園」や「シンガポール動物園」などでも会うことが出来るので、機会があれば訪れてみてくださいね。

 

モモンガの餌は?何を食べる?

モモンガ_家
飼育下での餌 果物
野菜
種子類
野生下での餌 木の葉・実・樹液・樹皮
昆虫類
果実

動物園などでは、リンゴ・バナナ・オレンジなどの「果物」、サツマイモ・ニンジン・小松菜などの「野菜」、「種子類」などを食べています。

ペットとして飼う場合には、栄養バランスに優れる「ペレット」や「野菜」「果物」「昆虫ゼリー」を与えることが多いですね。動物性たんぱく質を与えることも大切なので、「ナッツ類」「ミルワーム」「チーズ」なども忘れずに食べさせるようにしてください。

野生下では「木の葉・実・樹液・樹皮」「昆虫」「果実」などを食べています。

下あごから生えている2本の長い前歯で木の皮を剥いで樹液を出したり、長い前足の薬指を使って樹の割れ目などに潜んでいる虫を掻き出しますよ。

 

モモンガとムササビって何が違うの?

モモンガ
モモンガとムササビは、両方ともネズミ目リス科の動物ですが様々な違いがあります。

モモンガは一部地域を除いて世界中に生息していますが、ムササビは日本固有種ですよ。大きさもモモンガが14~20cmと小柄なのに対し、ムササビは27~48cmとかなり大きめです。

また、飛膜(滑空や飛行をするための皮膚のひだ)がモモンガは前足と後ろ足の間にあるだけなのに対し、ムササビは足の間に加えて首と尾っぽの部分まで広がっているという明確な違いがありますよ。