ボーダーコリーの飼い方まとめ!性格や体重、子犬のしつけ方は?

ボーダーコリーは運動神経抜群で、賢くて柔軟、行動力が魅力の犬種です。ドッグスポーツファンの人々から長く愛されてきた犬種でもあり、活発で並外れたスタミナを持っています。

この記事では、ボーダーコリーの特徴、性格やしつけの方法といった飼い方のコツをご紹介します。

 

ボーダーコリーはどんな性格?

ボーダーコリー

ボーダーコリーの性格

  • 犬種の中でもっとも高い賢さ
  • 高い運動神経
  • 家族に対して愛情深い
  • 人との作業を好む

犬種の中でもっとも高い賢さ

ボーダーコリーは、もともとスカンジナビア半島からイギリスへ持ち込まれたトナカイ用の牧畜犬がイギリスの在来犬種と交配し、牧羊犬としてイギリスの羊毛生産を支える牧羊犬に用いられたといわれています。

状況判断能力に優れ、追いかける羊に対してストレスを与えることなく、羊の群れを追い込むためのコントロールの仕方を判断することができます。動物的な知能ではなく、人間的な知能に近い賢さを感じさせる犬種です。

 

高い運動神経

ボーダーコリーは足場が悪く急な斜面の多い山岳地帯で活躍していたため、高い運動神経とエネルギーにあふれる犬種です。

フリスビーやアジリティといったドッグスポーツ競技にも向いており、一緒にドッグスポーツを楽しみたいと考えている飼い主さんに向いていますよ。

 

家族に対して愛情深い

愛情を注いでくれる飼い主さんに対しては、その愛情に応えようとする従順な性格です。一方で見知らぬ人に対してはあまり自分から近づこうとしない、適度な警戒心と聡明さを持っています。

きちんとしたしつけができれば、一緒に生活をともにする飼い主さんや家族の動きや声の大きさからその状況を察知し、家族を大切にするとても優れた性格の一面をみることができますよ。

 

人との作業を好む

牧羊犬として人と作業してきたことから、他の犬と遊ぶよりも人と触れ合うことを好む傾向があります。

個体差もありますが、いつでも飼い主さんと一緒にいたい性格なので、番犬や庭での放し飼いはあまり向いていません。

 

ボーダーコリーは飼いやすい?

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ボーダーコリーは可愛らしい愛玩犬ではなく、並外れた能力を持った中型犬です。

賢い頭脳を持ち、作業能力や意欲も高いボーダーコリーは、飼い主からの指示をこなすことに喜びも感じます。逆に飼い主から指示がなかったり、しつけをせずに自由気ままに育てられたりすると攻撃的で荒れた性格の犬になってしまいます。

幼い頃に一度でも飼い主さんをリーダーと認めなかった場合には、成犬になっても言うことを聞かなくなってしまい、手がつけられなくなってしまう可能性もありますよ。

これらのことから、ボーダーコリーは飼いやすい犬種ではありません。初めて犬を飼う方はもちろん、飼育経験のある方も慎重に検討し、覚悟を持って飼う必要があります。

 

ボーダーコリーの飼い方のポイントは?

ボーダーコリー

体力・知力に見合った運動が必要

ボーダーコリーは運動能力の高い牧羊犬なので、それ相応の運動量は必ず必要です。

牧羊犬にとって運動不足はストレスのもとであり、病気や体調不良、気性の荒さにつながってしまうため、毎日の散歩はもちろん、休日には広い公園やドッグランで思いっきり走らせてあげることが大切です。

高い作業意欲を満たすためにも、ボールやフライングディスク、アジリティなどの知的な遊びも取り入れるよう心掛けましょう。

ボーダーコリーの散歩には首輪がおすすめ?理由は?

 

散歩は朝夕1時間ずつ

ボーダーコリーの運動量をキープするために、1日2回1時間以上の散歩は欠かせません。平坦な道が続く散歩コースよりも、上り下りのある坂道などを通るコースを選ぶと喜んでくれます。

特に夏場は照り返しにより地表付近の温度が高くなりやすいため、愛犬の体や足裏に負担をかけてしまう場合があります。気温の涼しい朝方や太陽の沈んだ夕方から夜に散歩をすることをおすすめしますよ。

牧羊犬としての習性で、自転車や車などを反射的に追いかけてしまう傾向があります。不慮の事故を防ぐためにも、「待て」「止まれ」などのしつけはしっかりと覚えさせてくださいね。

ボーダーコリーの飼い方!飼育環境やケア方法、散歩の頻度は?

 

毎日のブラッシング

一般的にボーダーコリーは抜け毛が多い犬種であるため、毎日ブラッシングして余分な毛を取り除いてあげる必要があります。

抜け毛を放っておくと絡まって毛玉をつくってしまったり、皮膚に負担をかけて皮膚病になってしまったりする可能性があるため、こまめなケアが欠かせません。

また愛犬の体に直接触れることは、コミュニケーションとしての役割や、病気による体の異変をいち早く発見できるなどのメリットがありますよ。

ボーダーコリーの抜け毛、原因や手入れ、おすすめグッズは?

 

適切な室温は25℃前後

分厚い被毛に覆われているボーダーコリーは寒さにはある程度強い反面、暑さには弱いです。夏の熱中症には十分注意してください。

ボーダーコリーの適温は25℃前後です。夏場は常にエアコンなどを稼働し、過ごしやすい温度を維持してあげてくださいね。ケージやサークルは直射日光の当たらないところに設置することをおすすめします。冷感マットなどを利用するとなお良いですよ。

また上の項目でも述べた通り、暑くなりやすい日中の散歩はおすすめできません。

 

カーペットや滑り止めマットを敷く

室内で飼う場合は、フローリングなど滑りやすい床だと関節や筋肉に大きな負担をかけてしまいます。

愛犬が行動できるところには、カーペットやペット専用の滑り止めマット、コルクマットを敷くなどの滑りにくくする対策をとることをおすすめしますよ。

 

ボーダーコリーの飼い方、しつけのコツは?

ボーダーコリー

3つのコツ

  • 叱るときは低い声で厳しく
  • 上手にできたときはほめる
  • 飼い主さんが先に行動する

ボーダーコリーは賢いからこそ、リーダーである飼い主さんのあいまいな態度を見破り、いうことを聞かなくなってしまいます。主従関係を意識しつつ、子犬の頃から良い悪いをはっきりと教えていくことがポイントです。

しつけに不安がある場合は、専門のトレーナーさんに相談してみるのも良いですね。

 

叱るときは低い声で厳しく

叱る際は低い声で、一貫した厳しい態度で行うことが重要です。

叱っているときに中途半端な態度を取ると「本当は怒っていないんだ」「飼い主さんが喜んでいるんだ」と勘違いしてしまい、また同じ行動を繰り返してしまうことがあります。

常に堂々とした態度で接することを心掛けてくださいね。

 

上手にできたときはほめる

飼い主さんの指示をうまくこなせた場合は、思いっきりほめてあげてください。

厳しいしつけといえば常に怒ったような態度を連想しがちですが、飼い主さんとの信頼関係の悪化につながってしまうため望ましくありません。もちろん、普段から甘やかしすぎるのも不正解です。

アメとムチを使い分けた、メリハリのある対応が重要です。

 

飼い主さんが先に行動する

上下関係を覚えさせるために、出入りや食事などは必ず飼い主さんが先に行います。

もしも犬が先に行動してしまった場合は「待て」などで制止させ、もう一度同じ行動を「飼い主さんが先」にできるまで何度も行います。

上手にできた場合は、思いっきりほめてあげてくださいね。

トイレトレーニング、マズルコントロールなどのトレーニング方法はこちら

お座り、待てなどのコマンド、無駄吠えや噛み癖をなおす方法はこちら

 

ボーダーコリーの特徴は?大きさや体重は?

ボーダーコリー
ボーダーコリーはがっしりとした力強い体つきをしており、大きさはオスで体高53~55cm、メスで50~52cm程度まで大きくなります。体重は14〜20kg程度です。

名前の「ボーダー」とは、原産地がイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境付近であることからつけられました。現在存在する犬の中で最も知能が高いという研究結果があるほど賢い犬で、牧羊犬として世界中で活躍しています。

ほとんどの人が思い浮かべるイメージ通り、ドッグスポーツが楽しめるのが最大の魅力であり、たくさんの愛犬家から人気のある犬です。正確な判断力や指示の理解度の高さは他の犬にはない特徴だといえますね。

ボーダーコリーの年齢ごとの大きさやおすすめドッグフード、餌の注意点は?

 

毛色の種類

ボーダーコリー

人気の毛色

  • ブラック&ホワイト
  • ブルーマール
  • レッド
  • トライカラー
  • チョコマール

公認されているボーダーコリーの被毛のバリエーションは、35種類あります。

なかでも1番ポピュラーなのが、黒をベースに顔や首、胸、お腹、足にホワイトが入った「ブラック&ホワイト」です。ボーダーコリーといったらこの毛色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

毛色のほかにも白い模様の入り具合なども異なるため、個体によって雰囲気が大きく違います。毛色の詳細は以下のリンク先のページで紹介しています。

ボーダーコリーの人気毛色は?ブルーマール、レッド?

 

ボーダーコリーの価格相場や選び方は?

ボーダーコリー

価格相場

  • 10~25万円

一般的な「ブラック&ホワイト」以外のカラーや、顔にブレーズ(顔の白いライン)が入っている子は価格が高くなる傾向があります。

また血統書付きであれば価格も上がり、中でもメスの方が価格相場が高い傾向にあります。人気の犬種なのでブリーダー、里親、ペットショップそれぞれで見つけることができます。

 

ボーダーコリーを飼いたい!ブリーダー?里親?ペットショップ?

ボーダーコリーを里親として迎える!ボーダーコリーレスキューネットワーク(BCRN)とは?

 

子犬の選び方

ペットショップやブリーダーで販売されている2~3ヶ月の子犬期は、「コロコロとまん丸な体型」で「お腹が少しぷっくりとしている」個体の方が健康的です。

また歩き方に違和感がないか、毛並みにツヤがあるか、瞳が澄んでいるかなども健康的な子犬を見分けるポイントです。

飼い主さん自身の目で直接確認するのと同時に、「体のトラブル」や「親犬・兄弟犬からの遺伝病の可能性」「ワクチン接種の有無」などを店員さん・ブリーダーさんに確認することをおすすめします。

ボーダーコリーの健康でなつきやすい子犬の選び方は?

 

ボーダーコリーの飼育にかかる費用は?

ボーダーコリー

生涯費用

  • 329~400万円
初期費用子犬購入費20万円
ワクチン代7千円
犬の登録3千円
去勢・避妊手術3万円
飼育環境費5万円
初期費用合計29万円
年間費用餌・おやつ代10万円
医療費5万円
消耗品費5万円
年間費用合計20万円

「生涯費用=初期費用+年間費用×寿命」で計算すると、ボーダーコリーの寿命は15年ほどなので29万円+20万円×15年=329万円です。

事故や病気による医療費の増加、その他予想外の出費などを考慮し、だいたい400万円ほどを見積もっておくことをおすすめします。

ボーダーコリーの販売価格・おすすめドッグフード・餌代などお金まとめ

 

ボーダーコリーの平均寿命や気をつけたい病気は?

ボーダーコリー

平均寿命

  • 10~15年

ボーダーコリーの平均寿命は、10~15年です。

できるだけ長い時間を一緒に過ごせるように、ボーダーコリーがかかりやすい病気の知識を蓄えておくことはとても重要です。

また症状を早期に発見するために、日頃からスキンシップなどのコミュニケーションの中で異変がないかチェックすることをおすすめします。異変があった時にすぐに相談できるよう、かかりつけの動物病院などを把握しておくとなお良いですね。

 

ボーダーコリーのかかりやすい病気

病気の例

  • 股関節形成不全
  • コリー眼異常
  • セロイド リポフスチン症(CL病)
  • 白内障
  • 水晶体脱臼

ボーダーコリーのかかりやすい病気の中には、遺伝性のものもあれば日頃の生活習慣によって予防可能なものもあります。

それぞれの病気の詳細やあらわれる症状などは以下のページで紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

ボーダーコリーのかかりやすい病気とは?症状や治療法は?

 

ボーダーコリーは散歩時に上下関係を覚えさせよう

ボーダーコリー
ボーダーコリーにありがちな悪い癖として、活発さゆえにリードを引っ張る行動があげられます。物を追いかける本能もあるので、リードを引っ張られてばかりでは散歩がままなりません。

ボーダーコリーがリードを引っ張ったら、リードを引いて立ち止まり、飼い主より先に歩き出そうとしたら立ち止まって短く叱ってくださいね。主従関係と同時に、リードを引っ張るのはいけないことだと学習させてあげるのがポイントですよ。

上下関係をボーダーコリーが覚えないと、飼い主のことをお世話係くらいにしか思わなくなってしまう可能性もあります。散歩は上下関係を教えるチャンスなので、リードをしっかり握ってトレーニングをしてくださいね。

 

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