ダルメシアンの性格は?飼うならブリーダー?里親?子犬の価格は?

聡明な性格で友好的なダルメシアン。外交的で遊び好きな一面もあります。白地に黒の模様が特徴的な犬です。アメリカでは消防のマスコットとしても親しまれています。

今回の記事では、ダルメシアンの性格や特徴、ブリーダーやペットショップから購入する際の注意点、子犬の価格の目安、里親として引き受けるメリット、気をつけたい病気、飼育環境や散歩の頻度について紹介しています。

 

ダルメシアンってどんな犬?

ダルメシアン 

ダルメシアンは謎が多いことで有名な犬種です。ダルメシアンはジプシーと共に旅をしていた長い歴史があるのでヨーロッパの多くの国で存在が確認されているにもかかわらず、正確な祖先はよくわかっていません。

現在のクロアチアにあるダルマティア地方が名前の由来といわれています。番犬や狩猟犬・牧羊犬・軍用犬としてだけでなく、ビクトリア王朝時代のイギリスでは馬車に伴走する犬としても大いに重宝されていました。

自動車の登場により活躍の場は減っていきましたが、当時まだ馬が引いていた消防車に伴走する犬としても活躍しました。現在でもアメリカの消防署ではマスコットとして扱われていますよ。

1996年、ディズニーのアニメ映画「101匹わんちゃん大行進」が公開されたことによって、ダルメシアンは爆発的なブームになりました。しかし、安易な気持ちで購入し飼育放棄をする飼い主さんが増えたため動物愛護団体が購入を思いとどまらせるためのキャンペーンを組んだという逸話も残っていますよ。

 

ダルメシアンの性格は?

ダルメシアン

性格

  • 活動的
  • わがままを通そうとする
  • 飼い主さんに従順で物覚えがよい
  • しつけやすい
  • 神経質な子もいる

ダルメシアンは活動的な性格です。活気がありアクティブに生活をしますが、ワガママを通そうとすることも少なくない犬種です。

飼い主さんに従順で物覚えがよいのでしつけやすいといわれています。大型犬の中でも飼いやすい種類だといえますね。小さな子どものいる家庭にもおすすめの犬種ですよ。まれに神経質な性格のダルメシアンもいるので、飼育を決める前に親犬や兄弟犬の情報をよく確認することをオススメします。

 

ダルメシアンの特徴は?

ダルメシアン
オスの体高53~66cm
メスの体高46~64cm
オスの体重15~32kg
メスの体重16~24kg

ダルメシアンの体高と体重はオスが53~66cmと15~32kg、メスが46~64cmと16~24kgで、大型犬に分類されます。

被毛は硬く短毛で一年中抜け毛の多い犬種です。カラーは白地に黒いタンが有名ですが、レバー色のタンをもつダルメシアンもいますよ。

 

ダルメシアンをペットショップから購入するときの注意点は?

ダルメシアン
ダルメシアンは誰もが知っているほど有名な犬種ですが、販売頭数は少ない傾向にあります。「ポメラニアン」や「トイプードル」をはじめとする他の人気犬種の多くはペットショップで購入できますが、実店舗を構えているお店でダルメシアンを扱っているのはごく少数です。

もし行きつけの信頼できるペットショップがある方は、ダルメシアンの入荷の予約ができないかまずは確認してみてください。

 

ダルメシアンをブリーダーから購入するときの注意点は?

ダルメシアン

日本ではブリーダーからのダルメシアンの販路も少ないのが現状です。「頭数が少ないこと」「子犬の販売を開始するとすぐに売り切れてしまうこと」が原因のようです。

すぐに売れてしまうからといって、焦って購入を決めるのではなく、大切なことは「犬舎を見学する」「親犬や兄弟犬に会わせてもらう」「購入後にしつけや飼い方の相談ができるか確認する」などポイントを押さえるのがオススメですよ。

中には犬舎の見学を拒否したり販売後に連絡を断ったりする悪質なブリーダーもいるので注意してくださいね。

 

ダルメシアンの子犬の販売価格はどれくらい?

ダルメシアン

ダルメシアンの価格相場

  • 12~20万円

ダルメシアンの子犬の価格相場は12~20万円程度です。価格は黒のブチ模様のバランスに左右されます。顔に黒いブチが多い子犬は10万円以下で売られることもあります。

また、オスよりもメスの方が高価になることが多いようです。ブチ模様のバランスがよく、親がチャンピオン犬のメスの子犬だと、20万円を超えることもあります。

 

ダルメシアン、飼育環境の準備は?

ダルメシアン 

飼育に向かない環境

  • 室外飼育
  • 運動量を確保できない

ダルメシアンは飼い主さん家族とのコミュニケーションが欠かせない性格をしているので、室内飼育が理想的です。特に飼い主さんとの会話が不足するとストレスが溜まり、無駄吠えや破壊行動などの問題行動を起こすこともありますよ。

また、自転車と並走して30km程走るともいわれるほど活発な犬種です。運動不足は肥満や病気の原因になることもあるので気をつけてくださいね。

 

ダルメシアンの寿命やかかりやすい病気は?

ダルメシアン 

寿命

  • 10~13年

かかりやすい病気3種

  • 尿路結石
  • 緑内障
  • 難聴

ダルメシアンの寿命は10~13年ほどです。大型犬の中では長生きする犬種ですよ。飼育する上で気をつけたい病気は「尿路結石」「緑内障」「難聴」です。

 

尿路結石

ダルメシアン

尿路結石とは尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石という固形物が形成される病気です。

発症すると「尿の減少」「おしっこの臭いが強い」「毒素症(食欲不振・運動を嫌がる)」といった症状がみられます。結石になる前の結晶段階であれば投薬や食事療法で対処できますが、結晶が尿路閉鎖を起こすほど大きくなった場合は外科手術によって取り出さなければなりません。

尿路結石は再発率が高い病気なので、「食事管理」と「十分な水分を摂取させる」ことが大切ですよ。

 

緑内障

ダルメシアン

緑内障は、眼圧(眼球の内部の圧力)が高くなることによって視覚障害を起こす病気です。

発症すると、「散瞳(瞳孔が開きっぱなし)」「目の充血」「眼球突出」といった症状がみられます。点眼薬や内服薬などによる内科的治療やレーザー治療で眼圧のコントロールを行いますが、失明していたり目に痛みが伴う場合は眼球摘出手術をしなけれならないこともありますよ。

緑内障は具体的な予防方法がなく早期発見がカギになるので、定期的な眼の検査を受けるようにしてくださいね。

 

難聴

ダルメシアン

難聴の個体が多いのも特徴の一つです。難聴のダルメシアンは「しつけがしづらい」「行動や振る舞いに問題がある」ことが多いです。飼育は慎重になって検討してくださいね。

 

ダルメシアン、散歩の頻度は?

ダルメシアン

散歩

  • 頻度:1日2回
  • 時間:1回60分程度

ダルメシアンは馬車に伴走して何時間も伴走していた歴史を持つ犬種で、飼育には豊富な運動量が必要です。

1日2回それぞれ60分程度の散歩に加え、自転車などによる引き運動をしてあげてください。休みの日にはドッグランに行ったり、ボール遊びなど飼い主とのコミュニケーション深められる遊びをしてあげるとストレスも溜まりにくくなりますよ。

食後すぐの運動は「胃捻転」などのリスクを高めるので、食後1~2時間は運動はしないように気をつけてあげてくださいね。

 

ダルメシアンの成犬を飼いたいなら里親がおすすめ

ダルメシアン

成犬のダルメシアンは販売されることはごくまれです。販売されていたとしても、極端に価格が高いこともあります。ダルメシアンの成犬を飼いたい場合、里親として犬を引き取るのがおすすめですよ。

里親の場合、ワクチンや交通費は必要ですが、個体は無償で引き取ることができることがほとんどです。成犬のダルメシアンを、大金をかけずに飼いたい場合はぴったりですね。

ダルメシアンは人気の犬種なので、里親の募集があってもすぐに引き取り手が見つかってしまうことが多いです。できるだけ毎日里親の募集情報をチェックしてくださいね。実際に引き取る場合は、犬との相性を見るために「トライアル期間」を設けている募集から探すのがおすすめですよ。