モンペリエヘビの特徴や毒性、生息地は?飼育例はある?

モンペリエヘビはナミヘビ科に属する弱毒性のヘビです。ヨーロッパの代表的大蛇の一種ですよ。この記事ではモンペリエヘビの特徴や毒性、生息地や飼育例についてまとめました。

 

モンペリエヘビの特徴は?

モンペリエヘビ

特徴

  • 大きさ:150〜200cm
  • 体色:褐色

モンペリエヘビの全長は150~200cmある体の大きな褐色のヘビです。胴体は細長いですが、大型のわりには俊敏に動けますよ。

幼ヘビや若い個体には白い模様が入っており、成長するにつれてなくなっていきます。成ヘビは腹面が白く、側面から背にかけては褐色がかったオリーブ色をしています。背面に縦しまが入っている個体もいますよ。

目の上に強く張り出したウロコがあり、日本の「シマヘビ」やアジアの「シュウダ」のように怒った目つきに見えるのも特徴です。日本の「ヤマカガシ」のように奥歯に毒牙を持っていますが、毒性はあまり高くありません。

 

モンペリエヘビの毒性は?

モンペリエヘビ

毒性

  • 人にとっては弱毒
  • 小型哺乳類には効果的

モンペリエヘビは毒ヘビですが、弱毒性なので人間が死に至るような危険性はありません。餌となるトカゲやネズミを弱らすには効果的な量の神経毒です。

人間にとっては死のリスクが少ないとはいえ毒ヘビには変わりません。中毒症状を伴う場合もあるので、野生にはかまれないよう、むやみに近づかないのが無難ですね。

ペットとして飼育している場合も扱いには細心の注意が必要ですね。

 

モンペリエヘビの生息地は?

モンペリエヘビ

主な生息地

  • 北アフリカ
  • 南ヨーロッパ
  • モロッコ
  • 半砂漠地帯

モンペリエヘビは、スペインやトルコ、ギリシャなどのヨーロッパの南部をはじめ、地中海沿いのアフリカ大陸の北部、アジアの南西部などに分布します。

湿度の低い半砂漠地帯のほか、岩や植物の多い荒地などに生息していますよ。昼行性なので、よく岩の上で日光する姿が目撃されますね。シリアやイラン、イラクなどには亜種も生息していますよ。

 

モンペリエヘビはペットとして飼育できる?

モンペリエヘビ

モンペリエヘビは、特に飼育許可を得る必要はありません。日本での流通はモロッコ産の亜種が多いようです。日本のシマヘビなどの仲間に形態や性格が似ているためか、ペットにしているファンは割と多いようです。

照明や保温の必要がなく丈夫な品種なので、飼育は比較的楽だといえそうです。しかし、弱くも毒を持つのでヘビ初心者には不向きといえますね。

本種は行動的な品種なので、とぐろを巻いた大きさの3倍以上ある水容器やシェルターをおすすめします。フタができるプラケースでも構いません。中床にはウッドシェイブや新聞紙、キッチンペーパーなどを敷くといいです。

脱皮がしやすいように、ザラザラとした素材のものも設置してあげるのも忘れないでくださいね。餌は大きさに合った冷凍ネズミを解凍して与えるといいですよ。

 

ご機嫌斜めは「放っといて」のサイン!?

モンペリエヘビ

モンペリエヘビの学名は「Malpolon monspessulanus」です。ギリシャ語で「非常に大きな、強い」という意味を持っています。ヘビは神経質な品種が多く、本種は弱毒性とはいえ攻撃的な面を持っているので注意が必要です。

野生下でも飼育下でも、「シュー」と威嚇をしていたら攻撃態勢なので、かまれないよう、すぐにその場を離れたほうがよいです。特に脱皮前は気が立っているのでそっとしておいてあげてくださいね。

どんなに信頼関係が厚くても、相手がいらついているときにちょっかいを出すとかみつかれるのは、人間もヘビも同じということを忘れてはいけませんよ。