モンペリエヘビの繁殖まとめ。交尾や産卵の時期、幼ヘビは?

モンペリエヘビはナミヘビ科に属する弱毒性のヘビです。フランス原産のヘビですよ。この記事ではモンペリエヘビの交尾や産卵時期、幼ヘビについてまとめました。

 

モンペリエヘビの繁殖、交尾の特徴は?

モンペリエヘビ

交尾の特徴

  • オスがメスを勝ち取る
  • 長時間絡み合う

4月頃になると繁殖期に入り、メスを巡ってオス同士が争います。勝利したオスは5~6月にメスと長い体をクネクネと絡み合わせて長時間にわたって交尾を行います。

ヘビはしっぽの辺りに生殖器を2つずつ持っており、交尾は1日がかりが当たり前、長くて3日かかることもあるようです。ちなみに、繁殖期には他のヘビを共食いする傾向があるようです。

 

モンペリエヘビの繁殖準備は?

モンペリエヘビ

事前準備

  • 水容器の撤去
  • 産卵床の用意

モンペリエヘビの繁殖期は冬眠から覚めた直後の5~6月です。メスは交尾後2か月程で産卵するので、それまでに設備などの事前準備をしておくといいですよ。

幼ヘビは水容器だと溺れてしまうので、産卵床を用意してあげてください。メスのシェルターに一緒にしておくとメスが卵を食べてしまう恐れがあるので、卵だけ産卵床に移します。

国内でペットにされている本種は大きくても180cmくらいの個体が多いです。成ヘビがとぐろを巻いたときの3倍以上ある大きさのプラケースがおすすめです。十分湿らせた『ミズゴケ』や『バキュームライト』を敷いてあげれば完璧ですね。

 

モンペリエヘビの産卵時期や場所は?

モンペリエヘビ

産卵まとめ

  • 時期:7~8月
  • 場所:石積みの隙間など

時期

モンペリエヘビは5~6月に交尾を行い、およそ2か月後となる7~8月に産卵しますよ。

 

産卵場所

メスは石積みやレンガの隙間、他の動物の巣など、湿度が高く日当りの良い場所に産卵します。1度に4~20個ほどの卵を産み、50~60日後に孵化しますよ。

飼育下においては自然繁殖を心がけ、できるだけ野生に近い環境を整えてあげてくださいね。

 

モンペリエヘビの幼ヘビ、餌や成長スピードは?

モンペリエヘビ

幼ヘビの餌

  • トカゲ
  • ネズミ

成長スピード

  • 1年で40cm前後

幼ヘビの餌

本種の食性は非常に幅広いです。幼ヘビは小さなトカゲを好んで食べる他、ネズミなどの小さな哺乳動物も捕食します。大人になると餌のサイズも大きくなり、ウサギ目の動物や鳥を食べるようになりますよ。

 

幼ヘビの成長スピード

モンペリエヘビは全長22~44cmで生まれてきます。脱皮を繰り返すことで、体色や大きさが変化していきますよ。生後4~5年で繁殖可能な成ヘビとなり1.5~2mまで成長します。

 

その他、幼ヘビの特徴

幼ヘビには、成ヘビにはない白色やグレーの模様が全身に散りばめられています。体が小さい幼ヘビは狙われやすいためか、より毒々しい見た目で身を守っていると考えられます。

 

モンペリエヘビのオスは理想的な男性像?

モンペリエヘビ

ヘビは生まれて間もなく単独行動になり、夫婦や子育てといった概念はない種がほとんどです。一方で、小さなグループをつくり役割分担をしているような社会派のヘビ種もいくつか存在します。モンペリエヘビもその1種ですよ。最大4種の小さな群れをつくり行動します。

わずかな危機感でもすぐ逃げてしまうほど臆病な性格ですが、オスは責任を持ってメスや子供を守ります。オスは自分たちの領土をパトロールし、メスは隠れ家を離れません。

メスや子供が危険な場に直面すると、オスが敵の注意を引いて脱出を促します。オスがメスにネズミをプレゼントすることもあるようです。

モンペリエヘビのオスは勇敢で頼れるだけでなく、女性へのやさしさも兼ね備えた「理想的な男性像」といえるかもしれませんね。