サハラツノクサリヘビの特徴や毒性、生息地は?飼育例はある?

サハラツノクサリヘビは、クサリヘビ科に分類される猛毒を持ったヘビです。

頭部に生えた鬼のような角が最大の特徴ですが、とっても臆病な一面も持っていますよ。

この記事では、サハラツノクサリヘビの特徴や毒性、生息地や飼育例についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

サハラツノクサリヘビの特徴は?

サハラツノクサリヘビ3
大きさ30~60cm
外見の特徴黄色やピンクがかった淡褐色の体
背中にある暗色のまだら模様
丸っこい三角形をした頭部
眼孔が縦に細い大きな目
目の上に生えている2本の角

サハラツノクサリヘビの全長は30~60cm、最大で85cmほどです。

体色は淡褐色(やや黒みがかった茶色)で、黄色やピンクがかっている個体もいます。「クサリヘビ」という名前の通り、背面には鎖のような暗色のまだら模様が並んでおり、ウロコはトゲトゲしています。

頭部は丸っこい三角形をしており、目は大きく眼孔が縦に細いです。目の上には最大の特徴である2本の角が生えていますが、硬くはありませんよ。角はオスのほうが大きい傾向がありますが、中には角のない個体も存在します。

 

サハラツノクサリヘビの毒性は?

毒性

  • 出血毒

サハラツノクサリヘビの毒性は出血毒です。

毒の威力はさほど強くないともいわれていますが、出血毒に侵されると「吐き気」「しびれ」「激痛」「筋肉壊死」などの症状を伴い、最悪の場合命を落とすこともありますよ。

クサリヘビの仲間であるマムシにかまれて亡くなる国内の死亡者は年間4~18人います。サハラツノクサリヘビはマムシの6倍という猛毒を持つので十分気をつけてくださいね。

 

サハラツノクサリヘビの生息地は?

サハラツノクサリヘビ2

主な生息地

  • アフリカ北部
  • シナイ半島
  • アラビア半島

サハラツノクサリヘビは、アフリカ北部(エジプト・リビア・チュニジア・アルジェリア・モロッコ、スーダンなど)をはじめ、イスラエル・サウジアラビア・オマーンに分布しています。

非常に乾燥した砂漠地帯に生息していることが多いですが、オアシス周辺などにもいますよ。普段は砂に潜っているか、岩の多い場所では岩陰に隠れていることが多いですね。

 

サハラツノクサリヘビはペットとして飼育できる?

サハラツノクサリヘビ1
サハラツノクサリヘビをペットとして飼育することは可能です。

ただ、「特定危険生物」に指定されており飼育が難しいことから、都道府県や保健所の許可が下りない場合が多いですね。

動物園やジャパンスネークセンターなど専門の大きな施設では飼育されているものの、ペットとしての一般的な飼育例は少ないですよ。

 

毒性のいろは

サハラツノクサリヘビ4
ヘビの毒性には、大きく分けて「神経毒」と「出血毒」の2種があります。

「神経毒」は神経系に作用し筋肉麻痺やしびれといった症状を引き起こすもので、「出血毒」は血管や筋肉細胞を破壊するために激しい痛みを伴います。

かまれてしまっても焦らないことが肝心ですよ。心拍数が上昇すると毒のまわりを加速させてしまいます。

すぐに傷口を水で洗い流し、傷口と心臓の間をタオルなどで締め過ぎない程度に縛ったらできるだけ傷口から毒を吸い出してください。応急処置が済んだら、必ず病院に行って診断してもらってくださいね。