犬の発情期、時期・行動・対処法は?オスとメス犬で違う?食欲は?

犬を飼う上で、発情期の問題は気になりますよね。発情期を迎えるとどうなってしまうの?妊娠を避けるにはどうしたらいいの?など、初めて飼う方は不安になるものです。今回は犬の発情期について、時期や行動、食欲の変化、対処法をご紹介します。

 

犬の発情期とは?

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発情とは「大人になった動物のメスが妊娠可能な状態であること」を示す言葉で、発情期とは「繁殖行為が可能な期間」のことをいいます。メスは発情期でなければ妊娠できません。オスの場合、正確には「発情期」というものはなく、大人になればいつでも繁殖行為が可能です。大人の健康なオスは発情したメスがいると興奮し、繁殖行為に及ぼうとします。

 

犬が発情する時期はいつ?

犬は一年に2回、春と秋に発情することが一般的ですが、最近では季節とは無関係に発情する犬も増えています。個体差もありますが、小型犬で生後7~10か月くらい、中・大型犬で生後8~12か月くらいに初めて発情します。発情すると外陰部が腫れたようになり、出血します。出血がほとんどない場合や、犬が自分で血を舐めてしまう場合は、発情に気づくのが難しいです。

 

犬の発情期、どんな行動を見せる?食欲は?

発情中のメス犬は「落ち着かない」「食欲がない」「不安そう」「オスの近くへ行きたがる」など普段と違った様子を見せます。また、体が「妊娠できる状態」になっていてホルモンバランスがいつもと違う状態なので、ストレスを感じやすい時期ですから、神経質になってしまう犬もいます。

大人のオスは一度発情するといつでも繁殖が可能なので、発情したメスが近くにいると興奮し、メスの方へ一目散に走っていこうとします。「繁殖がしたいのにできない」というのは犬にとって大きなストレスです。発情後、交尾ができない状態が続くと食欲不振になったり、イライラしている様子を見せたり、落ち着きなくウロウロしたり、吠えたりするので注意が必要です。

 

犬の発情期、対処法は?

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妊娠を望まないなら、「不用意にオス犬にあわせない」ことが大切です。メス犬は、発情が始まって10日目くらいで排卵が起こり、8~14日間は妊娠可能な期間が続きます。排卵後の8~14日間はオス犬の交尾を受け入れる期間ですので、ドッグランなどは利用しないようにしましょう。なかには発情しているメス犬の利用を断るドッグランもあります。

公園で飼い主同士がお喋りをしている間に交尾をして妊娠してしまう、ということもあります。妊娠を望まない方は「長時間の散歩を控える」「散歩の時に犬用のオムツを利用する」ようにしてくださいね。オムツをしていれば血で物を汚すこともなく、外出中の望まない交尾を避けることもできます。

 

犬の妊娠を望むなら、発情期を把握しよう

繁殖させるには、まず発情期を把握しましょう。最近は春・秋といった季節に関係なく発情期を迎える犬も増えており、発情期の把握が難しくなっています。ちょっとしたストレスで発情のサイクルがずれることもありますから、日頃から注意して観察し、発情前期の出血を早期に発見するようにしましょう。どうしても発情期がわからず、交尾させても不妊を繰り返すようなら獣医師に相談し、検査を受けましょう。

なお、「犬を繁殖させて、子どもを増やしたい!」という場合は、メス犬が2歳以上になってからの妊娠が望ましいといわれています。2歳頃から、骨格が完成し遺伝的な病気の有無などもはっきり分かるようになり、精神的にも落ち着いてきます。心身ともに成熟してからの妊娠の方が安心できますよ。

 

妊娠を望まない場合、犬の発情がくる前に避妊・去勢手術を!

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犬は一度に4~8頭の子犬を生み、大型犬の場合は10頭以上生むこともあります。生まれた命のすべてを引き受けるのは大変なことですし、ブリーディングの知識なしに繁殖させると遺伝的な病気を持つ子犬を生ませてしまうなど、犬種によっては難産で母犬の命が危険にさらされることもあります。

繁殖を望まない場合、初回の発情が来る前に避妊手術をしましょう。オス犬についても、性的に大人になる前に去勢手術を済ませてあげる方が望ましいとされています。交尾を経験する前、発情したメス犬の臭いに興奮するような経験をする前に去勢してあげてくださいね。