サキシマハブの繁殖まとめ。交尾や産卵の時期、幼ヘビは?

サキシマハブは、クサリヘビ科ハブ属に分類される毒ヘビです。

日本固有種ですが、八重山諸島や沖縄本島など南の島にのみ生息していますよ。

この記事では、サキシマハブの交尾や産卵時期、幼ヘビについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

サキシマハブの繁殖、交尾の特徴は?

サキシマハブ1 出典:三重野生生物談話会BBSブログ(動物編)

交尾の特徴

  • コンバットダンス
  • ヘミペニスをメスの総排出口に挿入

春頃になると、オスは交尾相手となるメスを探します。数匹のオスが巻き付き合いながら争うコンバットダンスをして優劣を決めますよ。

有隣目(ヘビやトカゲなど)のオスは総排泄口の左右に一対あるヘミペニス(体液で膨らませる風船のようなもの)と呼ばれる少々変わった生殖器を持っています。

このヘミペニスをメスの総排泄口に押しあてて膨らませながら反転させ、メスに挿入することで交尾をしますよ。

 

サキシマハブの繁殖準備は?

事前準備

  • 産卵床の用意

サキシマハブは冬眠から覚めると繁殖期に入ります。

5~6月に交尾を終えたメスは2ヶ月ほどで産卵するので、それまでに設備などの事前準備をしておくようにしてください。

サキシマハブは産卵の時に地上の物陰を利用するので、なるべく自然の環境に近い産卵床を用意するようにします。産卵を終えたら卵だけ産卵床に移しますが、これは生まれた卵をメスが食べてしまう恐れがあるためです。 

 

サキシマハブの産卵時期や場所は?

サキシマハブ3 出典:沖縄時間

産卵時期6~7月
産卵場所地上の物陰
産卵期間飼育下だと約44日
産卵数4~10個

 

産卵時期

サキシマハブは5~6月の春頃に交尾をして、6~7月の夏頃に産卵します。

 

産卵場所

 交尾を終えたメスは、地上の物陰に隠れて産卵します。産卵数は4~10個で、約44日間の産卵期間を経て孵化しますよ。

幼ヘビはしっぽの色が黄色みを帯びていたり若干薄かったりする傾向がありますが、基本的には親ヘビと似た姿をしています。

 

サキシマハブの幼ヘビ、餌や成長スピードは?

幼ヘビの餌ネズミ
小鳥
カエル
哺乳類
成長スピード1年で約30cm

 

幼ヘビの餌

サキシマハブの食性は動物食で、成体も幼体もほとんど変わりません。

成ヘビは、死体を含めトカゲ・カエル・サワガニ・昆虫・鳥・哺乳類など幅広く食べます。幼ヘビは、サイズの小さな餌を選んで食べますよ。

 

幼ヘビの成長スピード

ヘビの仲間は、脱皮を繰り返す事で大きくなります。

サキシマハブの幼ヘビは体長30~40cmの姿で卵から孵り、1歳になる頃には60~70cmほどの体長になりますよ。1年で約30cmづつ成長し、生後3年程度で100cmを超えることが多いですね。

 

ハイブリットハブ!?

サキシマハブ5 出典:石垣島海辺

近年では、台湾ハブやサキシマハブなどの外来種が沖縄在来のハブと混血し「ハイブリットハブ」といわれる新種が誕生しています。

自然界では起こり得ない変化でしたが、移入の管理ミスやモラルハザードなど人間側の不手際が原因だといわれていますよ。

ハイブリットハブは両親の違う毒性を受け継いでいるので従来の血清が効くかどうかなど分かっていない事も多いですから、むやみやたらに触らないようにしてくださいね。