エメラルドツリーボアの繁殖まとめ。交尾や産卵の時期、幼ヘビは?

エメラルドツリーボアは、日本にもペットとして輸入されているボア科ツリーボア属に分類されるヘビです。

初心者には繁殖が難しいともいわれますが、コツを押さえれば繁殖させることもできますよ。

この記事ではエメラルドツリーボアの繁殖、交尾や産卵時期、幼ヘビについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

エメラルドツリーボアの繁殖、交尾の兆候は?

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交尾の兆候

  • オスがしっぽを振る
  • オスとメスが絡み合って交尾

エメラルドツリーボアのオスは繁殖期になると、しっぽを振るようになります。その後、オスとメスが絡み合い交尾が始まりますよ。

 

エメラルドツリーボアの繁殖準備は?

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事前準備

  • 健康状態の確認
  • 寄生虫駆除
  • 湿度と温度管理
  • インフラレッドランプの設置

 

健康状態の確認

エメラルドツリーボアが完全に成育しきっているか、餌を十分に食べているか、健康であるかの確認を必ずしてください。

早い個体だと2歳前後で性成熟を迎えますが、メスの場合は3~4歳になるまでは繁殖させずに育成しておくことをおすすめします。体長が120cmほどになるまで待った方が、より健康的な仔ヘビを産んでくれる可能性が高まりますよ。

 

寄生虫駆除

繁殖をさせる前には、親ヘビや生まれてくる仔ヘビのためにも寄生虫駆除を終わらせておくようにしてください。動物病院にフンを持っていけば検査・投薬してもらうことが出来ますよ。 

回虫の種類によっては親から子へと受け継がれてしまう事が知られており、幼ヘビが若くして死んでしまう原因の一つにもなっています。

 

湿度と温度管理

繁殖を考えているのであれば、湿度と温度管理にも注意が必要ですよ。

繁殖期の1ヶ月ほど前から室温を普段より2~3℃低く(最低気温が22℃を下回らないように)、湿度は90%前後を維持するようにしてくださいね。

オスは低温状態を経験することにより交尾に積極的になるため、飼育下では人工的に温度を低くするクーリングが欠かせません。

 

インフラレッドランプの設置

妊娠を確認したら、普段の加温に加えてインフラレッドランプを設置してください。

好んで登る枝にライトが当たるようにしておくことで、母ヘビが好きなだけ体を温めることが出来るようになります。

 

エメラルドツリーボアの産卵時期や場所は?

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産卵の時期晩秋~初春
産卵の場所樹上

産卵時期

エメラルドツリーボアの繁殖は晩秋から初春にかけて行われることが多いです。

妊娠期間はおよそ4~5ヶ月で、多くのメスが出産の前日に脱皮を行いますよ。ただ、全てのメスが脱皮をするわけではないので目安として考えておくようにしてくださいね。

 

産卵場所

野生下のエメラルドツリーボアが樹上で出産するように、飼育下でもケージ内の普段過ごしている枝の上などで出産します。

母ヘビは5~12匹ほどの仔ヘビをスラッグ(未発達の卵)と一緒に産み落としますが、同時に大量の排泄物も出すのでエメラルドツリーボアの出産後はケージ内が汚れてしまいます。

仔ヘビが生まれたらすぐに体をきれいに拭いてあげてから、個体ごとの飼育設備に移すようにしてくださいね。

 

エメラルドツリーボアの幼ヘビ、餌や成長スピードは?

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幼ヘビの餌マウス
トカゲ
ヤモリ
鳥類
成長スピード1~2週間で脱皮
12ヶ月ほどで体色が緑色に変色
2~4歳で成熟

幼ヘビの餌

エメラルドツリーボアの幼ヘビには、小さめのマウスを餌として与えます。

食いつきが悪い場合には「トカゲ」や「ヤモリ」などの爬虫類や、「ウズラ」「ヒヨコ」などの鳥類も試してみてくださいね。

 

幼ヘビの成長スピード

生まれた仔ヘビは1~2週間で初めての脱皮をします。その後、餌を食べ始め徐々に成長していきますよ。

生後1年ほどで大人と同じ緑色の体に体色が変化し始め、早い個体では2年ほどで性成熟し繁殖可能になります。

 

繁殖に挑戦してみよう!

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エメラルドツリーボアの繁殖は、他のヘビと同様に温度管理などに気を付けていればあまり難しいことはありません。

幼ヘビも食餌さえうまくいけば順調に成長することが多いですよ。

エメラルドツリーボアの飼育に慣れてきたら、次のステップとしてぜひ繁殖にも挑戦してみてくださいね。