ギンザンマシコの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

ギンザンマシコは、スズメ目アトリ科に分類される漂鳥です。

漢字では「銀山猿子」と書きますが、これは猿の赤いイメージと重ねたことに由来するといわれていますよ。

この記事では、ギンザンマシコの特徴、生態や分布、鳴き声についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

ギンザンマシコの特徴は?

ギンザンマシコ2
大きさ20cm
外見の特徴萌えるような真っ赤な体色(オス)
頭・背中・胸にある、うろこ状斑(オス)
頭~胸と腰が黄緑色の体色(メス)
黒くて太く、丸みがあるくちばし
黒くて細い足

ギンザンマシコの大きさは、全長20cmほどです。ムクドリ程の大きさですが、体型はがっしりとしていますよ。

オスは頭と背中・胸~お腹にかけてが濃い赤色で、うろこ状のまだら模様があります。しっぽと翼は黒く、翼の縁は白くなっていますよ。メスは頭~胸と腰が黄緑色で、背中と脇からお腹にかけてが灰色をしています。

太くて短い丸みを帯びた黒いくちばしと、黒くて細い足はオス・メスの両方に共通している特徴です。

 

ギンザンマシコの生態は?

ギンザンマシコ3

生態

  • 植物食
  • 繁殖
  • 冬季に群れを形成

 

植物食

ギンザンマシコの食性は植物食です。

太くて丈夫なくちばしを駆使して、昆虫類や木の葉のほか「ナナカマド」「ハイマツ」「ハンノキ」といった果実などを食べますよ。

 

繁殖

日本での繁殖期である5~6月になると、ハイマツ等の樹上で皿状に枯枝を組み合わせて営巣します。

1回に3~5個の卵を産み、メスのみが行う13~14日の抱卵を経て孵化しますよ。生後14日ほどでヒナは巣立ちを迎えます。

 

冬季に群れを形成

普段は、高山帯や針葉樹林に生息するギンザンマシコですが、冬季になると、標高の低い場所へ移動し、小規模の群れを形成しますよ。

冬には市街地や街路樹で見られるほか、ムクドリの群れに紛れていることもありますよ。

 

ギンザンマシコの分布は?どこに生息している?

ギンザンマシコ4
ギンザンマシコは、カムチャッカ半島からスカンジナビア半島までのユーラシア大陸の寒帯とロッキー山脈以北の北アメリカに分布しています。

日本では北海道にある大雪山などの高山で繁殖が行われており、冬鳥として北海道の各地に渡来しますよ。本州では冬季にまれに観察されることがあります。

 

ギンザンマシコの鳴き声は?

ギンザンマシコは、オスが求愛や縄張りを主張するときに「ピュイー、ピュイー、ピュヨ、ピュヨ、ピュヨ」や「ピュル、ピュル、ピュロルリリ」とさえずります。

仲間とのコミュニケーションや警戒しているときには「ピュル、ピュル」と地鳴きすることもありますよ。

 

ギンザンマシコを見られたらラッキー!?

ギンザンマシコ1
ギンザンマシコの観察を考えているのであれば、旭岳ロープウエー付近にあるハイマツ帯がおすすめですよ。

個体数が多いとはいえないので中々見ることは出来ませんが、冬に咲く赤い花の様でとても美しいので北海道を訪れる機会に恵まれた時はぜひ探してみてくださいね。