オオハクチョウの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

オオハクチョウはカモ目カモ科ハクチョウ属に分類される鳥です。

日本には寒い時期にやって来る、冬の風物詩ともいえる鳥ですよ。白く美しい姿が、多くのバードウォッチャーを魅了しています。

この記事ではオオハクチョウの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

オオハクチョウの特徴は?

オオハクチョウ2

大きさ

  • 140cm

外見の特徴

  • 白い羽色
  • 黄色と黒のくちばし

オオハクチョウは全長140㎝、翼開長(翼を広げた時の大きさ)225㎝、体重は10㎏を超える大型の鳥です。

オス・メスともに全身の羽は白く、長い首はゆるくカーブしていますよ。くちばしは付け根から鼻孔付近までが黄色く、先端は黒色です。足は黒色をしていますよ。

ヒナは全体的に薄い灰色をしており、くちばしの黄色い部分は白色をしています。

 

コハクチョウと見分けるポイントは?

オオハクチョウは同じハクチョウ属であるコハクチョウとそっくりな外見をしていますが、くちばしに注目すると判別しやすいですよ。

オオハクチョウくちばしの黄色部が先端に食い込んでいる
コハクチョウくちばしの黄色部の先端が尖っていない

オオハクチョウ・コハクチョウ共にくちばしの黄色部の面積は全体の半分以下ですが、オオハクチョウはくちばしの黄色部が先端に食い込んでいます。

かなり細かい部分なので見分けるのは難しいかもしれませんが、機会がある時にじっくり見てみてくださいね。

 

オオハクチョウの生態は?

オオハクチョウ1

生態

  • 草食性
  • 助走をつけて飛ぶ
  • 強い家族の絆

 

草食性

オオハクチョウは、水草や藻、稲の落穂や根などを食べる草食性です。

水中の草も食べますが潜ることが出来ないので、長い首を水中へ目いっぱい伸ばして逆立ちをするような格好で餌をとりますよ。

 

助走をつけて飛ぶ

オオハクチョウは長距離飛行する鳥の中でも体が大きい部類に入ります。

離陸するときは水面を蹴って助走をつけながら飛び立ちますが、100m近く助走することもありますよ。

 

強い家族の絆

オオハクチョウは家族の絆が強い鳥です。番(つがい)はどちらかが死ぬまで、ずっと一緒に過ごしますよ。

2羽が向き合って胸とくちばしをくっつける独特な愛情表現をすることでも知られています。交互に首を上下させながら鳴き合い、愛を語りますよ。ロマンチックですね。

 

オオハクチョウの分布は?どこに生息している?

オオハクチョウ3

初夏から夏にかけては、ユーラシア北部・アイスランドに分布し繁殖します。冬季には越冬のため、イギリス・イタリア・スイス・カスピ海沿岸・黒海沿岸・中国・朝鮮半島付近に飛来しますよ。

日本では冬になると本州北部や北海道に渡ってくる「冬鳥」として知られています。広い湖や河川海岸などを好んで生息していますよ。

 

オオハクチョウの鳴き声は?

オオハクチョウ4

オオハクチョウは「コォー コォー」と大きく甲高い声で鳴きますよ。コハクチョウと比べてもオオハクチョウの方が甲高い声をしています。

バードウォッチングをしていると、家族で餌を探しながら鳴き交わしている光景も見ることが出来ますよ。

 

白く美しいオオハクチョウ

オオハクチョウ5

毎年長い距離を飛んで日本にやって来るオオハクチョウ。真っ白な雪景色の中で見るとさらに優雅に見えますよ。湖上に大群でたたずむその光景は圧巻の一言なので、冬季になったらぜひ観察してみてくださいね。