カワガラスの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

カワガラスはスズメ目カワガラス科に分類される鳥です。

「カワガラス」という名前ですがカラスの仲間ではなく、羽色がカラスに似ていることから名付けられたといわれていますよ。

この記事では、カワガラスの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

カワガラスの特徴は?

カワガラス1
大きさ22cm
外見の特徴ずんぐりむっくりした体型
チョコレート色の羽毛
短い翼
銀白色の足

カワガラスの大きさは全長22㎝、翼開長(翼を広げた時の大きさ)31㎝ほどです。ツグミやヒヨドリに比べると少し小さいサイズですよ。

「ずんぐりむっくりした体型」「チョコレート色の羽毛」「短めの翼」「銀白色の足」が特徴的ですね。

オスとメスは同色で、チョコレートのような濃い茶色をした羽色は翼やしっぽの先に向かって黒味が強くなります。くちばしは黒く、銀白色の足はがっしりしていますよ。

幼鳥は羽に白や黒が混ざるため、細かいうろこのような模様をしています。

 

カワガラスの生態は?

カワガラス3

生態

  • 渓流で採餌
  • 単独行動
  • 繁殖

渓流で採餌

カワガラスは、トビケラ・カワゲラ・カゲロウといった「水生昆虫」や小魚・カニなどの「甲殻類」を食べます。

水深の浅いところでは水底をしっかりと掴んで歩きながら餌を探し、深いところでは水面を泳いだり時には水中に潜ったりしながら餌を獲りますよ。

水中では水底を這うように歩き回って川底の餌を探すことから、「渓流の素潜り名人」と称されることもあります。

 

単独行動

カワガラスは群れを作りません。

繁殖期には番(つがい)で行動し縄張りを形成しますが、繁殖期以外は一定の場所で単独で行動していますよ。

 

繁殖

カワガラスの繁殖期は2~6月で、他の鳥よりも繁殖を始めるのが早いという特徴があります。

滝の裏の岩間や堰堤の水抜き穴などにコケや木の根などを使って直径30cmほどの横に入り口がある球状の巣を作って営巣しますよ。

一腹卵数は4~5個で、1日1卵ずつ産みます。4個産むとメスは抱卵を始め約15~16日で孵化、ヒナはオスとメスが協力し合うおよそ21~23日の育ヒナ期間を経て巣立っていきますよ。

 

カワガラスの分布は?どこに生息している?

カワガラス2

カワガラスはヒマラヤ北部からインドシナ北部・中央アジア・中国・日本・サハリン・カムチャッカにかけて分布しています。

日本では「留鳥」として北海道から屋久島まで、沖縄を除いて広く分布していますよ。

平地から山地にかけての水の綺麗な渓流や河の上流に生息していますが、冬になり雪が積もりだすと下流付近に移動することもあります。

 

カワガラスの鳴き声は?

カワガラス4

カワガラスは「ビィッ ビィッ」といった太い声で鳴きます。飛翔する際には「ピーピー」「ピッピッ」と鳴くこともありますよ。

 

一年中観察できますよ!

カワガラス5

カワガラスは1年中見ることが出来る鳥です。

清流や渓流、滝などを訪れた際には岩場などを移動する様子やヒナに餌を与える様子も目にすることが出来るかもしれませんよ。せひ探してみて下さいね。